【感想・ネタバレ】ブリューゲルへの旅のレビュー

あらすじ

「ここがお前の帰ってくる場所だ」一枚の絵がそう語りかけてきた。北欧ルネッサンスの巨匠ブリューゲルに魅せられた文学者は、自らの内奥への旅へ出た。深い内省によって生と芸術の真実に迫る日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。

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Posted by ブクログ

教養主義盲信や戦争体験など、自らの精神誌に引き寄せたブリューゲル論。巻末の自作解題によれば発刊当時、美術史家からは辛辣な批評を受けたようだが、大正末期生まれのインテリの思考遍歴の記録として貴重。

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2012年06月21日

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