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Posted by ブクログ
先日、本阿弥光悦の大宇宙展を観てきたので、読んでみた。清貧の思想で有名な中野孝次さんの作品。光悦の孫にあたる光甫が、光甫の孫であるばばに語り書かせた内容をばばが語るという物語。没落していく本阿弥一族の物語。その栄光の時代を支えた本阿弥の思想、哲学がばばの語りにより伝えられていく。本物を見極める視点、姿勢はそのまま生き方に通じていく。ではなぜ没落してしまうのか、と疑問に思いつつ、時代の流れについていけない不器用さもその生き方の一つなのでしょう。この手の流れ、日本人は比較的好きだよなぁと思う。今はしっくりこないけど、嫌いではない。なんにしても、光悦の凄さだけはびしびしと伝わってきた。
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