小泉八雲のレビュー一覧

  • 八雲さんとセツさんの怖い話。

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    ネタバレ

    小泉八雲、素敵な人だなぁ。
    今以上に、外国の人は暮らすのが大変な時代に、こんなに温かい人に囲まれて過ごしていたのは、小泉八雲の人柄なんだろうなぁ。きっとここに描かれていない苦労もたくさんあったんだろうけど。そして奥さんも素敵な人だー。素敵な夫婦。

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    2025年10月25日
  • 小泉八雲集(新潮文庫)

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    小泉八雲文学忌、八雲忌

    さてと、今年の新潮文庫の100冊に何故か
    小泉八雲集。
    きちんと分類された短編集で、久しぶり再読の短編もあり、全くの未読も多々あり。
    印象的な作品は、日本人の微笑について書かれたもの。決して、日本人の微笑を卑下することなく
    悲しみも微笑で表す繊細な状況を理解している。
    せっかくなので、再読しなくて良いように覚書多めとなりました。

    「影」1900年(明治33年)
    今昔物語や御伽百物語に題材をとる。
    ⚪︎和解(京都)
     困窮した若侍は妻を捨て、新たな妻と伝地へ向かう。やがて別れて戻ると、そこは屍の家となっていた。
    ⚪︎衝立の乙女(京都)
     恋い慕った衝立の絵の女が、現実

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    2025年09月26日
  • 小泉八雲集(新潮文庫)

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    【一言感想】
    曖昧なモノゴトに対して目を向けていくと
    感性が成長していく

    恐怖の裏にある日本古来の道徳観や教訓、文化、情念などが含まれる怪談に興味を持ったギリシア人から帰化して日本人となった小泉八雲氏が記録・世界に紹介したものの中の代表作を収録された一冊

    小泉八雲氏は西洋の利己的な側面が強いことを嫌っていたらしく、物質主義に傾倒しすぎると自分や他人を型に嵌めたがってしまい、感情に対しては薄情となり、道徳観や幸福感も低下してしまうと本書の中でも指摘をしていました("日本人の微笑")

    曖昧なモノゴトに対して目を向けていくことで、一つの型に当て嵌めようとはせずに、捉え方の幅

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    2025年09月21日
  • 小泉八雲集(新潮文庫)

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    私たちからしたらわりと当たり前な、例えば鏡に魂が宿るようなことを事細かに説明されるのが不思議な感覚。うんうん、そうだよと思いながら読み進めつつ、唐突なポンドヤード法にびびる。

    1話数ページなので読書リハビリに良かった。
    気に入った話はいくつかあるけれど、現代怪談と違って「いまいち由来や因縁がわからない」「唐突にバイオレンスをお見舞いされる」もの、または「深い情念(主にロマンチックな)から悲劇的な結末を迎えてしまう」ものが自分の好みかも。
    現代怪談は小難しくていけない。

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    2025年09月21日
  • 小泉八雲集(新潮文庫)

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    小泉八雲の本を読むと
    言い知れぬ女心が、殿方たちを恐れへと
    誘っていたのかな。。。
    などと、人の心の恐怖へ誘われるけど。。。

    本当は日本女性の純粋さ
    想い人を遺して先立つ哀れさ
    儚い約束を信じて旅立つ哀れさ
    その切ない念が小泉八雲を通じて
    悲しい運命の女心が切々と綴られていたのが
    なんとも心が締めつけられる思いだった。

    時代背景から心中が多かったこと。
    その理由もこの本から知ることができた。
    だから、明治以降の文豪たちの作品には
    叶わぬ恋ゆえの悲哀が多いのかな。。。

    小泉八雲さん
    日本は随分と変わりましたよ。
    現代の日本人を、どう書き残してくれるかな。。。
    どんな神々の音楽を聞くことがで

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    2025年09月17日
  • 小泉八雲集(新潮文庫)

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    昨今のエセ日本通よりちゃんと日本をわかっている。
    角川の「怪談・奇談」とほぼ同じ。
    「怪談・奇談」は四十二編で、こちらは四十八篇。

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    2025年08月24日
  • 小泉八雲集(新潮文庫)

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    朝ドラばけばけの主役になる前に読む。怪談を集めるのが好きだったのはわかる。ろくろ首や耳なし芳一がどういうふうに英語文化圏に紹介されたのかをみれます。日本人は不思議にも思わない表情に着目した比較文化論’’日本人の微笑’’の出来が出色

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    2025年09月13日
  • 怪談・骨董

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    小さいころに読んだことがある「耳なし芳一」や「雪女」をはじめ、
    死霊や生霊、雉の話など初めて知る古い話など、短く読みやすい作品が多かった。
    民俗学や信仰などにも通じていそうな話があり、舞台となる地域のことを調べてみるとまた違った一面から各話をとらえることが出来そうだと感じた。
    寝る前に少しずつ読み進め、妖しく不思議な世界を堪能することが出来、満足。

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    2024年10月31日
  • 小泉八雲集(新潮文庫)

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    和解 京都
    衝立の女
    死骸にまたがる男 大宿直村(おおとのい)
    弁天の同情 京都 大通寺
    鮫人の恩返し 近江の国石山寺 瀬田の長橋 三井寺
    守られた約束 播磨の国加古の村 富田城
    破られた約束 
    果心居士のはなし 信長 清水寺 近江八景
    梅津忠兵衛のはなし 出羽の国横手
    漂流 焼津新屋地区 紀州の九鬼 荒坂 金毘羅さま 小川の地蔵さま
    骨董 伯耆の国黒坂村 幽霊滝
    茶碗の中 江戸本郷の白山
    常識 愛宕山
    生霊 江戸の霊岸島
    死霊 越前の国
    おかめのはなし 土佐の国 名越
    蝿のはなし 京都島原街道寺町通
    雉のはなし 尾州の国遠山の里
    忠五郎のはなし 江戸の小石川
    土地の風習 九州

    草ひばり こ

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    2022年12月09日
  • 小泉八雲集(新潮文庫)

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    怪談が有名な著者だけど、日本人観・日本文化観は日本人として頷けるところが多かった。
    悲しいこと、辛いことがあっても、他人にはつとめて笑って見せるその何とない仕草。
    急速に変わっていく現代でもみられるこの仕草、八雲が指摘しているような、文化や価値観、日本人の根底から根付いた反応。
    これが廃れるのは、おそらくもっと先だろう。

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    2022年09月01日
  • 雪女

    購入済み

    いまの季節にぴったりの短編だろう。でもこの話を本当に楽しめるのは、毎年雪かきに追われる人々だけかもしれない。彼らの特権だ。

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    2022年09月28日
  • 小泉八雲集(新潮文庫)

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    必要あって、購入。
    読みながら、これは時間をかけて味読する本だなーとしみじみ。なるべく時間はかけたけど、まだかけたりないと思う。

    「守られた約束」は、上田秋成の「菊花の契り」を彷彿とさせる話。
    「耳なし芳一」や「弘法大師の書」は有名だけど、残るだけあって、筋書きが非常に面白い。
    「食人鬼」。屍人を食べなければならない、その無間地獄を救ってくれる人さえない。
    そんな鬼と化した僧が「助けてくだされ」と切に願うシーンが辛かった。

    と思うと、「赤い婚礼」のように、近代化された日本に焦点を当て、叶わぬ恋に落ちた二人が鉄道のレールの上で心中を遂げる話も、また切ない。
    エッセイ?評論?としての「日本人の

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    2018年11月25日
  • フーシギくん他 水木しげる漫画大全集

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    『フーシギくん』

    『ムーラちゃん』

    『水木しげるの妖怪めぐり』

    『ひろすけ童話 泣いた赤鬼』

    『ざしきわらし』

    『こわいおばけのはなし バタバタ石』

    『一つ目入道の話』

    『日本民話ものがたり ようかい百ものがたり』

    『日本神話 やまたのおろち』

    『日本名作 くもの糸』

    『怪談名作 耳なし芳一』

    『日本むかし話』

    『六助とヒトデくん』

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    2014年01月26日
  • 小泉八雲集(新潮文庫)

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    子供の頃、アンソロジーでちょっとだけ読み、
    大人になってからはグーテンベルク21でテキストファイルを購入し
    ――で、一冊ぐらいちゃんと……と思い立って買ってみた。
    複数の作品集からピックアップした選集という感じの本で、
    怪談・奇談の他、日本文化に関する随想を収録。
    なかなかの読み応え。
    日本人男女の心中(lovers' suicide)に
    強い関心を抱いていたらしいことが興味深い。

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    2023年06月24日
  • 心 日本の内面生活がこだまする暗示的諸編

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    近代化する日本、西洋化が進んだ先にどの様な日本が出来るのか、八雲の示唆に富んだ文章に考えさせらせる。
    しかし自分に知識が無いので、論文を理解するのに暇が掛かり、読み終わるまで多大な時間が必要だった。
    その上まだ理解できたと思えない。
    改めて八雲の知識・見識の広さと深さに驚いた。

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    2026年02月26日
  • 小泉八雲集(新潮文庫)

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     雨月物語とかそのあたりで知っている話も多く、改めて知れて良かった。日本人の精神の源に仏教があることが良く分かった。屏風の絵から女性が飛び出す話は、乱歩の『押絵と旅する男』を彷彿とさせた。日本人は八百万の神を信仰するだけあって、やはりそういったいろんなものに魂が宿ったり、美しいと思う精神があるのかなと思った。

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    2026年02月18日
  • 小泉八雲集(新潮文庫)

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    面白かった。昔からハンバートハンバートを応援しており、今回朝ドラの主題歌が決まったことで、ドラマを観るようになった。恥ずかしながらも小泉八雲のことはあまり知らず、彼のことが知りたいと思い、読ませてもらった。短編で読みやすく、内容によっては怪奇話に引き込まれることもあった。

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    2026年01月20日
  • 怪談・骨董

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    ネタバレ

    短編集なので、通勤中や昼休みに読んでました。
    昆虫についての話は正直眠くなりました。
    「蝶」は分からなくもないんですが、「蟻」は蟻生体と人間社会を較べられても…と正直思いました。小難しい。
    「蛍」というのもあったのですが、蛍を捕まえる職業の人の蛍の捕まえ方が衝撃でした。恐ろしい…。
    解説にあった八雲の幼少期も全然知らなかったので衝撃でした。

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    2025年11月28日
  • 小泉八雲集(新潮文庫)

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    短編集なので、合間合間に読みやすかったです。
    "耳なし芳一"以外、詳しく知らなかったし、少し解釈しにくい部分もあったけど全体的に楽しめました。

    昔は仏教がメインだから和尚や坊さんが今より別格な扱いに感じた。施餓鬼という言葉もはじめて知った。亡くなった人の霊や魂を信じているところが日本らしい考え方だなと思った。

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    ↓以下、印象に残ったもの↓

    ・死骸にまたがる男
    ・果心居士のはなし
    ・蠅のはなし
    ・むじな
    ・ろくろ首
    ・雪おんな
    ・人形の墓

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    2025年09月19日
  • 小泉八雲集(新潮文庫)

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    怪談系の話は好みなものがちらほらあったが、人物像に関しては、よく日本を理解してて凄いなぁと思いながらも読むスピードが遅くなってしまった。

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    2025年09月04日