司馬理英子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高校生、大学生のページがあったので購入。年齢別のアドバイスが記載されている本は多くはないのでありがたい。
成長するにつれて困りごとも周囲の状況も変わってくるけど、発達障害の本は子ども向け(主に義務教育の中での対応)か大人向け(職場での対策)の区分になっている印象。
義務教育ではないけど学生という高校生、大学生の困りごと事例や工夫、学校で受けられたサポート例などの本が出るといいなぁ。
---以下、メモ---
▪️高校生…「年齢の3分の2だと思ってアドバイス」
・さりげなくスケジュールを確認する
・その子にできる水準のやり方を教える
・その子にわかるように状況を説明する
・親の手に余ったら学校 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者は司馬クリニック院長の司馬理恵子先生
司馬クリニックでは高校生までの子供と大人の女性を専門にされている。
ADHDが困っていることの多くは、
段取り力を身に着けることで5~7割は解決ができる。
ADHDは目の前のことしか見えていないため
道筋をたてて仕事をしることでうまくいくようになってくる。
ADHDの特性がでて
困り感が出た場合、本書を再読したいと思う
★5
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■理解
ADHDは段取り力を身に着けることで困り感を減らせる。
段取力に必要な課題は5つ
時間管理、もの管理、計画、記憶補強、心的持続力
上記課題を実施し、見直す★して次の段取りへつなげる
■この本を読んで
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購入済み
この本に出会えて良かった
この本に救われました。
30歳を過ぎて、人が当たり前にできることができないことに悩んでいました。片付けの本や時間術の本など読み漁りましたが、なかなか改善できず。
この本に巡り合えて、原因を知ることができて、不安なもやもやがなくなりました。これから前向きに、ひとつずつ改善していこうと思いました。
病名診断されず、少しその傾向がある、という人にこそ、読んで欲しいです。 -
Posted by ブクログ
いつも遅刻しそうでハラハラ、片付けが下手、なかなか仕事が捗らない、完璧主義、責められてるような感覚等、それらに悩むことが増え、自分を責めてばかりいました。
悩みがいつも付きまとい、自分のダメなところばかり目につき、変えたい、変えられないの繰り返し。
インターネットでふと見たADHDの診断をしてみたら当てはまる項目が多くて、自分は病気?なのだと、そこでまた落ち込みました。
しかし、それはそれとして、どうやって付き合っていけばいいだろう、と思ったときにこちらの漫画に出会い、
すごく救われた気持ちになりました。
私の教科書として、書かれてることを少しずつやっていきたいと思いました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ「ADHD脳」の特徴としてあげられるのは”ワーキングメモリー”が小さいということ。
今からしようとしていること、そのために必要なさまざまな情報や過去の経験やルールを載せる記憶のお盆が小さいということが特徴。
脳に本来そなわっているはずである外部の情報から必要なものだけを選びとる、一種のフィルターが未発達なのである。
そんなひとクセある脳の持ち主に、生活の”困った”を減らし、自分を責める”ネガティブな感情”から解放されるようなアドバイスが優しくなされた本。
軽度のADHDで、自ら処世術をあみだしている人は、この本に書いている内容ぐらいは既に実行しているのではないかとも思うが、なにしろADH -
購入済み
主張がまとまってて読みやすい
作者の言いたい事はかなりまとまっていて、とても的を得ていると思います。
自分の母親が重いな、と少しでも感じる人はこの本を是非手にとって欲しいです。母親の解釈の仕方と対処法が具体的に書いてあります。
親の課題に気づき始めた人に最適の本です。 -
Posted by ブクログ
2020年刊行
ADHD当事者の私は、「本人なのでそんなのとっくに知っとるわ!」という感じだし、もういろいろ読んでいるので、さほど目新しい内容は感じなかったが、これからADHDについて知りたい人や、ADHDのサポートをする人には良い本だと思う。
ADHDの特性を詳細に解説しながら、「その特性といかに上手く付き合っていくか」について書かれている良書。
しかしながら、決定的な解決策は無いようだ。
「治りはしないがマシになる」のスタンスで周囲に迷惑をかけないよう上手く生きていきたい。
ずっと人格否定されながら生きてきたので、
「人格否定が一番の悪手、治るどころか悪化する、百害あって一利なし」である事