司馬理英子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マンガ形式で分かりやすい。ADHDの主人公に自分を重ねて、ADHDのことや、どうやって対処したらいいのか、37つのリストにして、分かりやすく解説してくれる。
「自分はADHDかも?」と思ったら読む、ADHDの入門書みたいな本だと思った。
ADHDは病気でも障害でもなくて「脳のクセ」だから、自分のクセを知り、それに少しずつ対処していけばいい。近視の人がメガネをかけて視力を補助するように、ADHDの人も日頃の行動に気をつけていれば自分の「ADHD脳」のデコボコは補うことができる。
俺もADHDっぽくて自信を喪失して自己否定に苦しんでいるので、この本を読んで自分のクセを知り実践していこうと思っ -
Posted by ブクログ
ネタバレ先日、体調不良のため母が我が家に来てくれて、ご飯作ったり掃除をしてくれたりしてくれました。
その時母が言っていた一言が
「今、お母さんがあんたの面倒見るのは、将来お母さんの面倒見てもらうからだからね。」でした。
えー?!うすうす感じてたけど、やっぱりかー。我が家、姉はすでに結婚し子供もいます。自分は独り者だし子もパートナーもいません。将来的に両親の面倒を見るのは自分でしょう。でも、体調の悪い時にそこまではっきり言われたら
重荷でした。
そんなことを考えながらこの本を読んだのです。
母親を11パターンに分けて、それを解説し、その母親が「アスペルガー」なのではないかと仮説を立て、対処法をまとめ -
Posted by ブクログ
大人のADHDも子供のそれも特徴自体は変わらない。両親や教師など手助けをしてくれる存在があるかないかが大きな違い。責任感がない。詰めが甘い。だらしがない。根気がない。そそっかしい・・・・・・・・・評価は散々だが、ADHDの特徴を逆手にとって長所に育てることもできる。注意力が持続しないのは、複数のことを同時にテキパキこなすこととして活かせる。慎重さが足りない人は行動力のあるアイデアマンになれる。落ち着きのなさは機動力に変えられる。などなど。何とあの坂本龍馬もADHDだったとのこと。苦手を自覚すれば良い面を大いに発揮し大成できるのだ。大事なのは周囲の理解。