【感想・ネタバレ】ADHDの人の「やる気」マネジメント 「先延ばしグセ」を「すぐやる」にかえる!のレビュー

あらすじ

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ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリースペシャル》

【やる気があるのにできないADHDの人へ】
周囲の人から見ると理解しづらいのですが、ADHDの人は、やる気はあるのになかなかやるべきことをできません。
やろうと思っているのに、できない。やる気はあるのです。サボっているわけではないし、怠けたいわけでもありません。
やる気はあっても、行動に移すのが難しい、日々続けておこなうのが難しい。ADHDの人は好きなことはがんばれるのに、興味のもてないことや普通のこと、毎日の決まったことに、なかなか取り組めません。
日常生活のいろいろなやるべきことを、めんどうと思いがちです。なんとかやる気を引き出して、やるべきことを実行したいのだけど、なかなかうまくいかなくて困ってしまいます。「やらなくちゃ」と思っていても、つい忘れてしまって、できないこともあります。ADHDの人の毎日には、「めんどう」と感じることがとてもたくさんあります。世の中のことは、「好き」か「めんどう」に二分されるようです。
けれど、めんどうでもやらないといけないのはわかっているし、できない自分はダメな人間だと感じ、悩んでもいます。

あなたのなかにある「やる気」を引き出し、行動に結びつけて持続させていければ、多くのことが改善して、生きやすくなる……。
本書では、そのためのマネジメント術を考えてみました。やる気を行動に移すスイッチをじょうずに入れて、やる気をうまくマネジメントしましょう。そうすればあなたに合った人生の進め方が見つかるでしょう。(まえがきより)

【監修者】
司馬理英子(しば・りえこ)
司馬クリニック院長。医学博士。1978年、岡山大学医学部卒。1983年に同大学大学院博士課程修了後、渡米。アメリカで4人の子どもを育てながら、ADHDについての研鑽を積む。1997年、『のび太・ジャイアン症候群』(主婦の友)を上梓。日本で初めて本格的にADHDを紹介した同書は、なじみ深いキャラクターになぞらえたわかりやすい解説により、ベストセラーに。同年帰国し、司馬クリニックを開院。子どもと大人の女性を専門に、治療を行う。主な著書に『大人のADHD』(講談社)、『のび太・ジャイアン症候群』『アスペルガー症候群・ADHD 子育て実践対策集』(ともに主婦の友社)など。

【主な内容】
1 やる気が行動につながらない
2 「やるべきこと」を「やりたいこと」に
3 マイ締め切りで時間を管理する
4 すぐやれるように準備しておく
5 努力に注目して自分をほめる

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Posted by ブクログ

2020年刊行
ADHD当事者の私は、「本人なのでそんなのとっくに知っとるわ!」という感じだし、もういろいろ読んでいるので、さほど目新しい内容は感じなかったが、これからADHDについて知りたい人や、ADHDのサポートをする人には良い本だと思う。
ADHDの特性を詳細に解説しながら、「その特性といかに上手く付き合っていくか」について書かれている良書。
しかしながら、決定的な解決策は無いようだ。
「治りはしないがマシになる」のスタンスで周囲に迷惑をかけないよう上手く生きていきたい。
ずっと人格否定されながら生きてきたので、
「人格否定が一番の悪手、治るどころか悪化する、百害あって一利なし」である事は、後世の人たちに広く周知してほしい。

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2025年08月07日

Posted by ブクログ

薄くて読みやすい。特に、やる気を行動に移すためには「〜したい」と口に出すのがいい、というのは実践しやすかった

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2025年01月24日

Posted by ブクログ

イラストや図表があり分かりやすく、そんなに分厚くないので読みやすかった。

生活習慣の不規則さや、目標を大きく立てすぎるのは良くやりがちなので、気をつけたい。

クローズ就労だと、どこまで周りの協力が得られるか少し疑問ではある。ので、あくまで参考程度に読むといいのかもしれない。

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2024年06月14日

Posted by ブクログ

ADHDの特性と、先送りやミスを減らす方法、やる気を出して持続させる方法などが、イラスト入りで分かりやすく書かれている。本人も周りも大変だろうが、完璧な人などいない。皆が正しく理解して、できる人ができることを担って支え合える社会になり、生きづらさを抱える人が減っていくとよいと思う。まずは深く理解したい。

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2022年06月28日

Posted by ブクログ

とってもわかりやすくADHDとの付き合い方を教えてくれます。ただこの本を読んで思ったのは、誰でも差はあれどADHDなんじゃないかなと思いました。私は自分がADHDだからと思ってこの本を読んだわけではなく、中身を読んで あ、ここ自分できひんなってところが数カ所あって読んでみたのですが、ADHDは病気などではなくただめんどくさがり屋なところがあるよねっていう程度なものだなと思いました。でも、社会的に この人は何でこうなんだろう。。と失望されてしまうことが多いADHDの人の特性、機序を教えてくれるので、ADHDの要素が少ない人には理解しやすい教科書のような本になっています。 
まあ私はこの本で色々納得できたので上記の人にはおすすめです。

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2021年10月08日

Posted by ブクログ

読んでほしい対象があいまい。本人が読んで実行できることもあれば?、支援者が知っておくべきことも?ある。内容は既知のことが多かったけど、先日読んだ本と合わせて、こどもたちのADHDとおとなのADHDは、やっぱり違う気がしてきた。

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2020年06月28日

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