司馬理英子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
東京都武蔵野市に発達障害専門クリニックを開院している医師の著書。ADHD(注意欠如・多動症)について、本人、家族、周囲の人のために、理解しやすく例と共に紹介しています。
【1 ADHDの主な症例】
小学校低・中・高学年、中学生、高校生、大人、の6事例を漫画で紹介。身近で見たことのある例ばかりで、ADHDが特別な症例ではないことが分かる。
【2 ADHDの症状・原因】
不注意・多動性・衝動性が主な症状。多動性・衝動性の強いジャイアン型と、不注意の目立つのび太型が典型的な例として紹介されている。アメリカ精神医学会による判断基準(DSM―5)とその詳しい解説が紹介されている。原因としては脳の機能障 -
Posted by ブクログ
頭の中が多動だな〜とか、映画館とかでじっとしていられないんだよな〜とか、散らかし癖や遅刻癖とか、すぐ電車に忘れ物するとか、試験でケアレスミスが多かったこととか、
多動傾向はありそうと思っていたけど、やはり当てはまる部分が多々…。
(コツコツ続けるのが苦手とか今を優先して慢性的に寝不足とか)
刺激に弱いから仕事で子どもの声に疲れて帰りに音楽とか聞けないんだろうなーとかも思った。
それでも仕事に支障をきたしていないのは、自分で課題意識を持って、じゃあどうする?って考えて、この本に載ってるみたいな対策を積み上げてきているからだなと思った。
えらいじゃん自分!
あとなんだかんだ言って、回転の良さとか -
Posted by ブクログ
とってもわかりやすくADHDとの付き合い方を教えてくれます。ただこの本を読んで思ったのは、誰でも差はあれどADHDなんじゃないかなと思いました。私は自分がADHDだからと思ってこの本を読んだわけではなく、中身を読んで あ、ここ自分できひんなってところが数カ所あって読んでみたのですが、ADHDは病気などではなくただめんどくさがり屋なところがあるよねっていう程度なものだなと思いました。でも、社会的に この人は何でこうなんだろう。。と失望されてしまうことが多いADHDの人の特性、機序を教えてくれるので、ADHDの要素が少ない人には理解しやすい教科書のような本になっています。
まあ私はこの本で色々納