山田ユギのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
書道家見習い×子持ちのライター
何かと惚れっぽい男が60近いババアに振られた直後、
子持ちのオヤジ一目ぼれをした。
悪筆の原稿を書きなおしたり、倒れたところを看病するうちに、
オヤジにのめり込んでいくが・・・
主人公は惚れっぽい性格ながら、良いいい方をすればまっすぐな性格なんですね。
だから、複雑な過去をもったおっさんは揺さぶられてぐらぐらと揺れてしまうんですが・・・その描写がコミカルなんだけどしっとりとしてて面白かったです。
もう一つの作品はあとがきによれば別作品「小さなガラスの空」のスピンオフ?とのこと。
隣に住んでいたお兄ちゃんと、弟のようにまとわりついていた男の子が成長して・・・ -
Posted by ブクログ
攻め:ポルノ作家・吉住啓
受け:大学生・原太一
新宿のはずれで築40年の共同アパートの管理人だった祖父が入院したため急遽代理で管理人をすることになった太一。
そのアパートは都心に近い、安いだけが取り柄の古くてトイレ・台所も共有、風呂無しで、住人も様々で太一は皆がどういう事情で店子となったのか不思議で?
タイトルの隣人というのは作品の話には違うかなと。管理人と店子の関係だから、隣人とは言わないような…。
ま、それはさておき。
共同アパートに住む人達の話にしたかった割には各人があまり掘り下げられてなかったような…。キャラ文庫らしい表面だけの内容かな。
受けの生い立ちはまあ練ってあったしその -
Posted by ブクログ
ネタバレBLが、職業小説っていわれるのもわかるなぁという、
映画配給会社のお話でした。映画好きだから面白かった。
エンドロールをみると涙のでるクセを持つ主人公周(めぐり)、
とその雇い主神尾(かみお)がメインのお話です。
職場がみんな美系ぞろい、
主役も顔だけといわれながら、美男ですし、
ユギさんのイラストもステキでした。
涙が出る理由というのが、少し説得力に欠けましたが、
自分に自信のない、こういった主人公結構好きです。
カップリング的には、「ドアをノックするのは誰」に、
組み合わせ的には似てるなぁと感じました。
受け攻めのタイプは違うけど、似てるなあと。
すべてを受け入れてくれる上司が、主人公をし