フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ニーチェという名前だけを知っていて、何をしたの?どんな人?っていうか誰?状態で、古本屋さんでなんとなーく手に取り購入しました。本当になんとなーく。
購入して家までの帰り道、行きは軽かった鞄が帰り道にはずっしり重くなって、そんな事は無いのに肩の重みに比例して、もう知識を手に入れた!みたいな気持ちでワクワクした。
家に帰ったらすぐに読み始める。
大きいし重い本なのに、中身は読みやすい!
ニーチェの言葉は、人生の答えを教えてくれるのではなく、行き道、手立て、思考、を教えてくれる感じ。
で、、、すっっっっっごい好き!
そこで、自分が哲学が好きなことに気づいた、気づかせてくれた1冊。
切なさと前向 -
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Posted by ブクログ
ニーチェ 「 ツァラトゥストラ はこう言った 」上巻は キリスト教世界の価値観を批判し、超人という新しい価値観を創造。
時間概念も少し入ってきて永遠回帰につながる感じ。面白い。岩波文庫なのに 注釈が なくても読める。比喩の意味に迷う時もあるが、何となく 意味は理解できる
女性や戦争については 現代感覚とズレはある
蛇=永遠回帰の知恵の象徴
鷲=知恵を身につけた超人の象徴
太陽=超人〜人間は他人の幸福を妬むが 太陽は妬みを克服
「人間は克服されなければならない或物である」
ツァラトゥストラ「人間は 動物から超人へ わたる一本の網」
*この網は 超人へいたる希望の橋
*そこそこの幸福、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【熱血・超人説教】
第1部と第2部が収められています。
ツァラトゥストラ、という主人公が、なんだか人間を超えようと修業したのちに山を下りてきて、人間たちに説教をする、というような流れです。
ちょっと分かるようなところもあり、分からないところもありました。
難しさ、わざな部分もあるようです。ルター訳の新約聖書の文体、語りと掛け合わせて書かれていると、あとがきで解説がありました。
そのニーチェの工夫は、解説がないと大部分の日本人には伝わらないところだと思うので、解説大事だなーと思いました。
神に代わる、超人の存在を説く、のですが、いろいろな現生の人間の批判をしているというか、とにかくめちゃくちゃに -
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Posted by ブクログ
ネタバレ超訳ニーチェシリーズを読んでからのツァラトゥストラ。
少しは理解できるかな?と思って読んでみたけど、私の理解力では追いつけなかった(笑)
他の方々の感想を見ていて、本文を理解し、楽しんでおられる方が羨ましく、
私もそこのレベルまでいつかいきたいなと思った(笑)
言葉の意味を理解するのにも時間がかかり、
何度も読み返して咀嚼していかないといけない本だなと思った。
噛めば噛むほど味わえる、スルメみたいな本だなと思った。
私も超訳とかではなく、そのままのこの文章を自分の中に落とし込んでいって、
自分なりの解釈を考えることを楽しめるように、
ツァラトゥストラと対話できるようになりたいな。
「今のレベル