フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェのレビュー一覧

  • 超訳ニーチェの言葉 II

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    ニーチェの言葉に励まされたいと思い、第二弾を購入。

    入り口として入りやすい本。そろそろ原本を読む予定です。
    熱い男で間違いない。
    言葉は単に言葉ではあるけれど、言葉の力はやはりすごい。
    いい言葉をたくさん身につけていれば、激しい雨の中にあって言葉は傘となってくれる。

    良かったと思えるページには付箋を。
    その中から二つ引用させてもらいます。

    “ささいなことでいい。何か一つのきっかけでも掴んで自分を幸せにせよ。できる限り、機嫌よくあれ。気分上々にせよ。
    そうして、自分が本当にしたいことをなすがいい。”

    “残念ながら、多くの人は知らなさすぎる。自分が溢れるほど豊かだということを。
    何にだって

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    2014年01月31日
  • 超訳ニーチェの言葉 II

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    『強く大胆に』

    …心に残った言葉。 11 貧しい生き方をするな より。

    さくさくと20分ほどで読めた。漠然としているけど自分に必要な言葉はひっかかってくる。

    また読みたい。

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    2013年06月12日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

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    倫理の教科書ではニーチェ思想は超人、永劫回帰という用語ばかりで語られるが、実際の本を読むと、そんなに単純にわかるものではない。詩的なニーチェの文章は含蓄はあるが非常に読みづらい。

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    2013年01月30日
  • ツァラトゥストラは こう言った 上

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    とりあえずプラトン、アリストテレスくらいからルソー、カントくらいまでを概説でも良いので読むと、非常に面白く読めるのではないでしょうか

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    2013年01月27日
  • 超訳ニーチェの言葉 II

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    救われたのは最終項。物の見方を変えるだけで解釈が変わる、いわゆるポジティブシンキングって無敵なんだな~と。

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    2013年01月04日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

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    哲学は意味がないことだと言う背景知識を知っていたのだが、
    ツァラトゥストラはこう言った
    に出てくる言葉は力強く、人を惹き付ける力があると思う。
    哲学が人の力に助力することもあると感じた。

    他のニーチェの本も、パラパラと書店で見たが、
    ツァラトゥストラを主人公として、纏めらている形式は、
    興味深いし、何より、面白い。

    テーマ毎に、
    ツァラトゥストラはこう言った。又は、ツァラトゥストラはこう歌った。で締められる形式も、個人的には好感触だった・

    良書だと思います。

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    2012年10月03日
  • 超訳ニーチェの言葉 II

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    まずは自愛
    今が永遠に続いてもいいほどに

    自分をないがしろにするな
    何事にも全身全霊で、じゃないと自分の行為をバカにしていることになる。

    相手を傷つけたいのならありのままの事実を端的に

    天才とは一つの意志、行動、高い目標を欲しそこに達する手立てをも欲すること。

    天才はきみとかけ離れた存在ではない
    一般の人は歴史上の人物は一種の奇蹟の体現なようなものだと考えているが、どの天才も実際は猛烈で地道な努力の末に作品を創出しただけであって、奇蹟じみたものではない。

    勉強の効果
    知識とは別に勉強のもたらすことはある。勉強によってのうりょが鍛えられるのだ。丹念に調査する力、推理や推論の力、持久力や

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    2012年09月23日
  • ツァラトゥストラは こう言った 上

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     ニーチェの作品の中で唯一読んだものだ。哲学書というより詩のような神話のようだ。それがこの作品を難解にもさせるし、強いインパクトを与えもする。ツァラトストラは明らかに聖書を意識している。

     「神は死んだ」の台詞は有名だが、これは言われるまでもなく当たり前なことで、誰もが知ってることではないかと思う。日常での理不尽さ、戦争及び災害、飢餓、暴力を振るう側と振るわれる側、支配する者と支配される者、このような世界のどこに神がいると言えるだろう。

     遠藤周作の「沈黙」で、島原で迫害を受けるキリシタンの農民の一人が宣教師にこう言っている。「あなたの教える神がいるというなら、どうしてこの悲劇の中に現れな

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    2012年08月24日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

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    「否、否、三たび否!」
    「おお、嘔吐! 嘔吐! 嘔吐!」

    「晩餐」の章からの畳みかけるような勢いがすごい。
    ツァラトゥストラの元へ訪ねてきた「ましな人間」たち。しかしツァラトゥストラの求めた人物は彼らではなかった。彼が求めたのは、これから彼の園を尋ねるであろう彼の「子ども」たちである。彼のこれまでの説教はすべて、この「子ども」たちのためにある! 彼は説く。この「子ども」たちのために、「ましな人間」は踏み越えられるべき橋となるように。そのために富み貧しくなるように。

    「永劫回帰」というのは、たぶん、こういうことだろうか。
    ある一瞬。「この時が永遠に続いたらどんなに素晴らしいだろうか!」と思う

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    2012年05月18日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

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    (下)は永遠回帰をより強調。

    ・世界は深い。・殻を持つこと(美しい外観・賢明さを身につける)も必要である。・世界には汚物があるが、世界が汚物だとは言えない(その汚物に知恵が潜んでいる)。・最上のものを学ぶべき。・不治の病人の前では無理に医者になるな。・おしゃべりのあるところは花園となる。・権力を持つということは汚れるということ。それをわかって権力を持つべき。・多くを中途半端に知ることはよくない。・他人の思い過ごしで賢者になるより、自分の責任でばか者であるほうがまし。偉大さを求めるのは偉大ではないから。・貧しい者が幸いだとは真理ではない。・どこへ行くかを知っている者だけが、どれが良い風向きか、

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    2011年10月13日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

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    ニヒリストとは、純粋なる魂の持ち主が矛盾に溢れた世界と向かい合うべく、自らをスタイル化した結果なのだろう。
    ナイフのように尖ってはいるが、とってもナイーブな人達が多い。そういうニーチェに共感するのは僕だけではないだろう。

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    2009年10月04日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

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     とりあえず読んだことにしておくが、よくわからないし、最後の方は流して飛んでしまったためあまり身にならなかった

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    2025年12月02日
  • ツァラトゥストラは こう言った 上

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     とりあえず読んでみたものの、内容を理解できたとは言いがたい。やっぱり難しい本だ。竹田さんや永井さんのニーチェの解説書を読んで、あまりよくわからなかったから、原書を読んでもわからないのは当然か。もう少しニーチェの思想を解説書で理解し、ニーチェの原書の中でも簡単なものを読んでから読まないといけないかもしれない。
     ただ、文章はとても詩的で美しく、読んでいてとても楽しかった。ところどころに知っている言葉も出てきた。「神は死んだ」や「力への意志」など。それに文章に力があって、アフォリズムがたくさんある。自分のことかもしれないと感じる言葉もちらほら。あまり理解できなかったが。
     ニーチェの思想を理解す

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    2025年12月01日
  • 超訳ニーチェの言葉

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    ニーチェは結局、神を否定し、弱者による道徳を否定して、何を求めたのか。恐らくは絶対的価値観とされる今の価値基準を疑い、神や他者への盲従を否定することで、「自らの生」を「自らの価値観や言葉」で生きることではなかったか。この世界の他者の価値観や宗教という脚本に従い、暗闇を手探りで歩く、そんな機械装置のような円環では、今世を生きる永劫回帰に爪痕を残せやしない。永劫回帰に爪痕を残すとは、その創造の証を刻むこと、主体の再創造だ。

    だとしたら、本書のようなニーチェの思想をアフォリズムとして切り出した「名言集」は、全く!ニーチェの思想と真反対。言語化してくれてスッキリしました!という、確証バイアス。自己肯

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    2025年11月08日
  • 超訳ニーチェの言葉

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    学生のときに買った一冊。講義の内容は覚えてないけど、この言葉深いと思うことが刺さる。分かりやすくまとめられてて、初心者におすすめ

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    2025年10月01日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

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    上巻の最後に己の未熟さを指摘されたツァラトゥストラは再びこもり、魂の深淵へと踏み込む。永遠回帰、再び同じ人生を寸分違わず生きること。うむ、分からん。生きること、人の有り様の答えを示すものではなく、もがき苦しみながらもそれらの答えを求め続け、深淵に踏み込んでいく男の内観を書き記した物語だと受け取った。

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    2025年06月01日
  • ツァラトゥストラは こう言った 上

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    いつかは読もうと思っていた本。ゴールデンウィークに腰を据えて読みはじめる。神は死んだ、超人になれと説く。うむ、分からん。読み進めたら分かるのだろうか。今は立ち止まらず下巻に進む。

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    2025年06月01日
  • 超訳ニーチェの言葉

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    ニーチェの言葉を元に個人に響く言葉を集めた本
    スポットで読むのは面白いかもしれないがやはりそれらの言葉に至るプロセスを含めた哲学が大事だなと思った
    エッセンスだけあっても地に足がついてない感じはする

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    2025年02月14日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

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    ネタバレ

    つづき。

    主人公ツァラトゥストラが、さらに進化していく、そして最終的に自分の理想的な役割を人間との間で果たしうることになったのか…。

    前半あまり民衆たちに受け入れられなかった部分が目立ちましたが、

    少し出直したあとは、最終的に永遠回帰の教師ともいわれるまでになっていっているようです。

    引き続きいろいろと独り言?説教?歌?で語られていまが、同時に、沈黙すること、通過すること、といった部分もあり。

    肉欲、支配欲、我欲、という3つの悪、と言われるものについての述べられていますが、

    無私な生き方を否定し、我欲を至福のものとしてたたえる者を肯定しているようです。

    そして強調されているのは、

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    2024年10月14日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

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    超人思想は割と理解・共感できる部分が多かったが、永遠回帰はちょっとよく分からなかった。
    演劇調で意外と読みやすく、詰まることは少ないのだが、内容の理解となると話は別になる奇妙な本という印象。
    4部の2人の王や蛭、魔術師との掛け合いが個人的には好き。

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    2024年06月28日