フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェのレビュー一覧

  • ツァラトゥストラは こう言った 下

    Posted by ブクログ

    永劫回帰。すべてのものが、宇宙までもが何回も全く同じように繰り返されるというこの考え方について、それでもなお立ち向かうことができる存在が「超人」だという。

    とりあえず自分なら無理。ニーチェ自身は「超人」になれたのだろうか・・・?

    自分はただの理系で、哲学を習ったことがないのですが、考え方としては面白かったです。

    0
    2014年10月26日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

    Posted by ブクログ

    再読。ニーチェの思想は暗い様に見えて、実に明るい。永遠回帰とは「これが人生か。よし、ならばもう一度!」と死後の世界にも唯物論にも頼ることなく生を肯定する思想であり、何巡でも同じ人生を繰り返すのだという覚悟が求められる。そしてニーチェは己の意思を疾走させる。それは常識より速く、道徳より高く。そこに倫理は生まれ。しかし彼の言葉を真に受け、模倣している限り彼の忌み嫌う価値観の奴隷にしかなれないのだろう。そう、ニーチェの思想とは、彼以上に疾走する意思を求められる思想なのだ。誰よりも疾く在れ、高くあれ、もう一度!

    0
    2014年06月28日
  • ツァラトゥストラは こう言った 上

    Posted by ブクログ

    学生時以来、久々の再読。聖書風散文体で書かれた、ツァラトゥストラが語る至高のぼっち賛歌。次から次へと畳み掛けられるアジテーションの通底は『善悪の彼岸』的な価値判断の問題であり、道徳や常識といった基準に安穏している者、強者への妬み=ルサンチマンを正当化する者たちを糾弾し己の価値を己で決定する独立者たちへ超人への道を説く。自分は読んでいてニーチェの思想からはニヒリズムを感じないのだが、それは強者が弱者を装い、弱者と認められない弱者がルサンチマンを抱く現代社会に対しての方が遥かに虚無感を抱いているからなのだろう

    0
    2014年06月24日
  • 超訳ニーチェの言葉 II

    Posted by ブクログ

    ニーチェの言葉に励まされたいと思い、第二弾を購入。

    入り口として入りやすい本。そろそろ原本を読む予定です。
    熱い男で間違いない。
    言葉は単に言葉ではあるけれど、言葉の力はやはりすごい。
    いい言葉をたくさん身につけていれば、激しい雨の中にあって言葉は傘となってくれる。

    良かったと思えるページには付箋を。
    その中から二つ引用させてもらいます。

    “ささいなことでいい。何か一つのきっかけでも掴んで自分を幸せにせよ。できる限り、機嫌よくあれ。気分上々にせよ。
    そうして、自分が本当にしたいことをなすがいい。”

    “残念ながら、多くの人は知らなさすぎる。自分が溢れるほど豊かだということを。
    何にだってなれる。何だってできる。言葉のあやではなく、まったくそのとおりの意味で、現実として。
    なれない、この状況ではなれそうもないと言うのは、まだ怠けたままで何もしたくないからだ。しかし、自分が意志すれば何にでもなれる。実際にそうなった人がそれが真実だとよく知っている。
    自分の豊かさに気づけ。そして、豊かな者として動け。”

    0
    2014年01月31日
  • 超訳ニーチェの言葉 II

    Posted by ブクログ

    『強く大胆に』

    …心に残った言葉。 11 貧しい生き方をするな より。

    さくさくと20分ほどで読めた。漠然としているけど自分に必要な言葉はひっかかってくる。

    また読みたい。

    0
    2013年06月12日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

    Posted by ブクログ

    倫理の教科書ではニーチェ思想は超人、永劫回帰という用語ばかりで語られるが、実際の本を読むと、そんなに単純にわかるものではない。詩的なニーチェの文章は含蓄はあるが非常に読みづらい。

    0
    2013年01月30日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

    Posted by ブクログ

    哲学は意味がないことだと言う背景知識を知っていたのだが、
    ツァラトゥストラはこう言った
    に出てくる言葉は力強く、人を惹き付ける力があると思う。
    哲学が人の力に助力することもあると感じた。

    他のニーチェの本も、パラパラと書店で見たが、
    ツァラトゥストラを主人公として、纏めらている形式は、
    興味深いし、何より、面白い。

    テーマ毎に、
    ツァラトゥストラはこう言った。又は、ツァラトゥストラはこう歌った。で締められる形式も、個人的には好感触だった・

    良書だと思います。

    0
    2012年10月03日
  • 超訳ニーチェの言葉 II

    Posted by ブクログ

    まずは自愛
    今が永遠に続いてもいいほどに

    自分をないがしろにするな
    何事にも全身全霊で、じゃないと自分の行為をバカにしていることになる。

    相手を傷つけたいのならありのままの事実を端的に

    天才とは一つの意志、行動、高い目標を欲しそこに達する手立てをも欲すること。

    天才はきみとかけ離れた存在ではない
    一般の人は歴史上の人物は一種の奇蹟の体現なようなものだと考えているが、どの天才も実際は猛烈で地道な努力の末に作品を創出しただけであって、奇蹟じみたものではない。

    勉強の効果
    知識とは別に勉強のもたらすことはある。勉強によってのうりょが鍛えられるのだ。丹念に調査する力、推理や推論の力、持久力や根気、多面的に見る力、仮説を立てる力など。身についたこれらの能力は異なる分野でも大いに通用するものとなる。

    行為こそが本道

    愛することを学べ
    なじみのない音楽であってもまず我慢して聴くことが必要だ。そしてようやくその音楽のよさがわかってくる。人も同じだ。今までのものとちがうといって端からはねつけていては愛せない。寛大に受け入れる気持ちで接しなければそのものを理解できない。

    理解されたくない理由
    誰からも理解されるということはすなわちおまえの考えている内容のレベルは自分たちが容易に考えうることと同じだねとほほえみながら言われることだから。

    久々にニーチェの言葉読んだらなんだかほんとに今の自分が恥ずかしくなった。

    0
    2012年09月23日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

    Posted by ブクログ

    「否、否、三たび否!」
    「おお、嘔吐! 嘔吐! 嘔吐!」

    「晩餐」の章からの畳みかけるような勢いがすごい。
    ツァラトゥストラの元へ訪ねてきた「ましな人間」たち。しかしツァラトゥストラの求めた人物は彼らではなかった。彼が求めたのは、これから彼の園を尋ねるであろう彼の「子ども」たちである。彼のこれまでの説教はすべて、この「子ども」たちのためにある! 彼は説く。この「子ども」たちのために、「ましな人間」は踏み越えられるべき橋となるように。そのために富み貧しくなるように。

    「永劫回帰」というのは、たぶん、こういうことだろうか。
    ある一瞬。「この時が永遠に続いたらどんなに素晴らしいだろうか!」と思うようなある一瞬。
    その瞬間は過去と未来に「糸で貫かれ、深く愛しあっている」。一つのよろこびに「然り」と言うことは、すなわち一つの嘆きにも「然り」ということだ。
    「すべてのよろこびは、万物の永遠を願う」

    悟りのようで、やはり実感としてはちとわからんが、ツァラトゥストラが言いたかったのは、すべての「よろこび」は「万物の永遠」を志向するべきである、ということなのだろう。きっと。

    0
    2012年05月18日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

    Posted by ブクログ

    (下)は永遠回帰をより強調。

    ・世界は深い。・殻を持つこと(美しい外観・賢明さを身につける)も必要である。・世界には汚物があるが、世界が汚物だとは言えない(その汚物に知恵が潜んでいる)。・最上のものを学ぶべき。・不治の病人の前では無理に医者になるな。・おしゃべりのあるところは花園となる。・権力を持つということは汚れるということ。それをわかって権力を持つべき。・多くを中途半端に知ることはよくない。・他人の思い過ごしで賢者になるより、自分の責任でばか者であるほうがまし。偉大さを求めるのは偉大ではないから。・貧しい者が幸いだとは真理ではない。・どこへ行くかを知っている者だけが、どれが良い風向きか、自分にとって順風かを理解する。あなたが失敗してもあなた自身が失敗というわけではない。・恐怖感ではなく勇気を人間の原初とする。・喜びは永遠回帰を欲する。←円環の意志(生をもう1度願う)・動物は言葉を持たないが自然との関係が直接的で永遠回帰に近い。・昼の仕事が必要。→外に出ろ。

    0
    2011年10月13日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

    Posted by ブクログ

    ニヒリストとは、純粋なる魂の持ち主が矛盾に溢れた世界と向かい合うべく、自らをスタイル化した結果なのだろう。
    ナイフのように尖ってはいるが、とってもナイーブな人達が多い。そういうニーチェに共感するのは僕だけではないだろう。

    0
    2009年10月04日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

    Posted by ブクログ

    下巻は3部と4部。

    ニーチェの思想の核心とも言うべき永劫回帰とその相剋について語られている。

    後半では超人という言葉がめっきり減り、永劫回帰を受容する、あるいは乗り越える思想が語られている。

    いろいろな登場人物が4部では出てくるが、ほとんどが狂人めいている。芝居がかっていて、あまり興をそそらない気がしたが、それでも会話に出てくる言葉が箴言めいていて、つい線を引きたくなる。

    そういえば、私の好きな作家の北杜夫を思い出した。彼の「狂詩」とか「牧神の午後」とかはこの辺に元ネタがあるのかなと思った。

    0
    2026年06月19日
  • 超訳ニーチェの言葉

    Posted by ブクログ

    「人生を最高に旅せよ!」という
    力強い帯の言葉の通り
    孤独や不安を抱えがちな
    私の背中をドンッと後押しし
    自らの足で力強く歩いていく勇気をくれました!

    本書に散りばめられた超訳の言葉たちは
    驚くほど瑞々しく心に真っ直ぐに響いてきます!



    「己を肯定し、自らの人生を愛せ」
    「誰かの真似ではなく、
    自分の足で人生という旅路を往け」



    時に優しく時に鋭く投げかけられる言葉の数々は
    一瞬で私の視界をクリアにしてくれました!!

    外側に正解を求めるのではなく
    自分の内側にある情熱を信じること!
    それこそが、人生を「最高に旅する」ための
    唯一の鍵なのだと改めて気付かされました



    落ち込んだときこそ
    私を後押ししてくれる言葉が欲しくなる!
    他人の目を気にして 立ち止まるのは
    もう終わりにしよう!

    心が少し揺らいだときや
    新しい一歩を踏み出すときは
    何度もこの本を開いては
    自分の軸を整えたいと思います

    一度きりの私の旅を
    もっと私らしく、力強く愛おしむために…♡

    0
    2026年06月07日
  • ツァラトゥストラは こう言った 上

    Posted by ブクログ

    サルトルの「存在と無」を読む前に読んでおいた方が良いと言われたので読んでいる。

    上巻は一部と二部まで。超人の話しは最初から出てくるが、永劫回帰の神話は二部の最後の方でようやく出てくる。

    これは、ツァラトゥストラの言行録だが、弟子がたくさんいるという設定が分からない。キリストが弟子に語りかける所を模倣しているのは分かるが、この人に弟子が出来るのを想像できない。

    まあ、短話が連続する感じで簡単に読めるのは良い。

    0
    2026年05月27日
  • ツァラトゥストラは こう言った 上

    Posted by ブクログ

    いま述べたのは比喩だ。
    ずっと比喩や。
    と思いつつ、あーわかりそう、わかりそう、、、
    あーわからん。。
    の繰り返しで匍匐前進して読み進めた。

    心が平たくある時でないと、常に文字の上を空振りする。
    意味があるのか、ないのか。なにを言っているのか、言わんとしていることを理解しないといけないのか訳がわからなくなる。

    その中でも超人思想の要点として、
    自己研鑽し続ける存在であるべきだと理解した。

    ◾️名言ポイント
    「人間は動物と超人の間に張られた一本の綱だ」
    → 人間はゴールではなく、通過点。
    「自分自身を愛することを学べ」
    → 他者への愛の前に、自己肯定が必要。
    「君たちは偉大なものへの道を歩んでいるのか?それとも没落への道か?」
    → 常に自問せよ、という問いかけ。
    「体は大きな理性だ」
    → 魂より肉体・本能を重視する、当時の哲学への挑戦。
    「戦士の魂を持て。平和を愛するな、勝利を愛せよ」
    → 安定より成長・挑戦を選べ、という意味。

    0
    2026年05月23日
  • 超訳ニーチェの言葉

    Posted by ブクログ

    いくら本書が売れているからといっても、著者は哲学や宗教の軽い入門書をたくさん書いている人だから、本書の翻訳は信用できるのだろうか?シロウトの私にはわからない。いや、有名な学者のニーチェ翻訳を出されても、同じことを言わざるを得ないだろう。
    信頼性を別にして、読みやすい翻訳をよい翻訳とすれば、本書はよい翻訳になる、私の場合は。
    とにかく、この手の本の信頼性は、あまり真面目に考えないことにする。気楽に寝転がって読んで、ハッとさせられるようなフレーズに出遭ったら、原典を調べることにしようと思う。・・・と、パラパラとページをめくっていると、たまたま、次のようなフレーズが目に入った。

    <182 本を読んでも
    本を読んだとしても、最悪の読者にだけはならないように。最悪の読者とは、略奪をくり返す兵士のような連中のことだ。
    つまり彼らは、何かめぼしいものはないかと探す泥棒の眼で本のあちらこちらを適当に読み散らし、やがて本の中から自分に都合のいいもの、今の自分に使えるようなもの、役に立つ道具になりそうなものだけを取り出して盗むのだ。
    そして、彼らが盗んだもののみ(彼らが何とか理解できるものだけ)を、あたかもその本の中身のすべてであるというように大声で言ってはばからない。そのせいで、その本を結局はまったく別物のようにしてしまうばかりか、さらにはその本の全体と著者を汚してしまうのだ。 『さまざまな意見と箴言』>

    これは、まさに私のことを言っている。私は著者の考えを理解するために本を隅々まで読むこともあるが、それよりは、自分で何かを考える「きっかけ」やそのための「ヒント」を得るために本を拾い読みすることが遥かに多い。つまり、ニーチェが言うところの最悪の読者である。

    お終い

    0
    2025年12月22日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

    Posted by ブクログ

     とりあえず読んだことにしておくが、よくわからないし、最後の方は流して飛んでしまったためあまり身にならなかった

    0
    2025年12月02日
  • ツァラトゥストラは こう言った 上

    Posted by ブクログ

     とりあえず読んでみたものの、内容を理解できたとは言いがたい。やっぱり難しい本だ。竹田さんや永井さんのニーチェの解説書を読んで、あまりよくわからなかったから、原書を読んでもわからないのは当然か。もう少しニーチェの思想を解説書で理解し、ニーチェの原書の中でも簡単なものを読んでから読まないといけないかもしれない。
     ただ、文章はとても詩的で美しく、読んでいてとても楽しかった。ところどころに知っている言葉も出てきた。「神は死んだ」や「力への意志」など。それに文章に力があって、アフォリズムがたくさんある。自分のことかもしれないと感じる言葉もちらほら。あまり理解できなかったが。
     ニーチェの思想を理解するのは難しいかもしれないが、読み物としては楽しい。哲学を読みたいと思っているから、ここは諦めずにニーチェへの理解を深められるように励みたい。

    0
    2025年12月01日
  • 超訳ニーチェの言葉

    Posted by ブクログ

    学生のときに買った一冊。講義の内容は覚えてないけど、この言葉深いと思うことが刺さる。分かりやすくまとめられてて、初心者におすすめ

    0
    2025年10月01日
  • ツァラトゥストラは こう言った 下

    Posted by ブクログ

    上巻の最後に己の未熟さを指摘されたツァラトゥストラは再びこもり、魂の深淵へと踏み込む。永遠回帰、再び同じ人生を寸分違わず生きること。うむ、分からん。生きること、人の有り様の答えを示すものではなく、もがき苦しみながらもそれらの答えを求め続け、深淵に踏み込んでいく男の内観を書き記した物語だと受け取った。

    0
    2025年06月01日