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Posted by ブクログ 2013年12月17日
「ガハハ!我こそは価値を創造する者」
「わたしがいい!と言うものこそはいい!」
ツァラトゥストラはこう言った。
わたしもそう言う!
やっぱりね♪ そうだと思ってた。
この本は、割りと読みやすい。とはいってもわけわからない。それがいいんだな。
高校生なら読めるはず(ただし、岩波版に限る。新...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月19日
永遠回帰のテーマは、一切の自らの意志を放棄する「他力」を全く逆回しにした、同一の到達点のように感じた。突き詰めることと手放すこと、真逆に進んでなんで同じところに行き着くのだろう。不思議だけど、そこで生まれる全てを肯定する圧倒的なエネルギーは、なにか人間の普遍的なところに触れているのかもしれないと思っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月18日
相変わらず難解な文章だったが、なんとか最後まで読破。第一章のリズムに慣れてきていたところなのに、第二章以降リズムを崩されて戸惑いがあった。
第一章までは超人に至る話であって、第二章からは永遠回帰がテーマとなっているそう。予備知識なく読んでしまったので、そんな事を知ったのは読み終わって後書きを読んだ時...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月27日
ニーチェ 「 ツァラトゥストラ はこう言った 」下巻
凄い本だと思う。
対立概念と思っていた 無神と宗教、厭世と生の充実を両立させている。
下巻テーマは永遠回帰。永遠回帰は 世界は同一の状態を永遠に反復し、世界は始まりも終わりもなく、目的も意味もない。ただ存在しているだけ という世界観。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年09月29日
謎めく筆致だ。読めば読むほどわからなくなる。キリスト教へのラディカルな批判は感じる。大きな楽観と世界への肯定を感じた。
・わたしは神を無みするツァラトゥストラだ。わたしはいっさいの偶然を、わたしの鍋で煮る。その偶然がよく煮えたとき、わたしの食べ物として、賞味する。
・わたしはいったい幸福を追い求め...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月26日
永劫回帰。すべてのものが、宇宙までもが何回も全く同じように繰り返されるというこの考え方について、それでもなお立ち向かうことができる存在が「超人」だという。
とりあえず自分なら無理。ニーチェ自身は「超人」になれたのだろうか・・・?
自分はただの理系で、哲学を習ったことがないのですが、考え方としては...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月28日
再読。ニーチェの思想は暗い様に見えて、実に明るい。永遠回帰とは「これが人生か。よし、ならばもう一度!」と死後の世界にも唯物論にも頼ることなく生を肯定する思想であり、何巡でも同じ人生を繰り返すのだという覚悟が求められる。そしてニーチェは己の意思を疾走させる。それは常識より速く、道徳より高く。そこに倫理...続きを読む
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