大鐘稔彦のレビュー一覧

  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第4巻

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    孤高のメスも4巻目に突入。
    国内初の生体肝移植がついに敢行された。初の快挙に象牙の塔ではやはり、それぞれの思惑が渦巻き、足の引っ張りあいが始まる。医者といえども1人の人間。出世欲ももちろんあることは理解できるが、そのヒラエルキーの頂点に立つことによる多大な権力、利権の集中が、一般的な常識とはかけ離れた欲望を生むのだろうか?
    手術があれば親の死に目にも会えず、他人の命を救うために努力する医師がいる一方で、欲望に生きる医師が自分の技量を磨かず、権力を追い求める姿が、医療不信を募らせる。

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    2012年10月27日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第5巻

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    孤高のメス 第5巻
    生体肝移植を行った実川の失敗から1年。自分の目の前に肝移植を行うことで助けられる患者と、ドナーとなる脳死患者がいる。その時医師は何を考え、どんな行動を取るのか?
    そもそも、肝移植に当たっては、乗り越えなければならない相性の問題が存在する。いくつもの条件をクリアしなければ移植をすることができないのだが、この体験を基にしたフィクションでは、時期も条件も合致した例がすぐに見つかっている。逆に言えば肝移植を必要としている人と、脳死と呼ばれる人が、実は想像をはるかに超える数 世の中に入るということなのか?
    もしそうだとすれば、自分が健康体でいられることが実はかなり幸運なことなのかもし

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    2012年10月27日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第6巻

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    いよいよ最終巻。
    脳死肝移植を始めて成功させた当麻に、社会的批判の集中砲火が。
    社会正義を振りかざす新聞記者、順序序列を重んじる権威者と人間を救いたいと研鑽を積む医師。
    正義や権威を振りかざす人々には、命を救われた人、救われなかった人たちの気持ちが見えないのか?
    サラリーマン社会でもありがちな『顧客不在』の状況が白い巨塔にもあって当然。しかしそれが自分の命に関わることだとしたら恐ろしい限りである。
    そして実力のある、権力の無い医師は、日本には居られなくなる。
    さびしい国日本。

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    2012年10月27日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第3巻

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    当麻 鉄彦に九州弁を話させる必要があるのか。

    モテル鉄彦。生体肝移植はじまる。母危篤!

    医者にはかかりたくないと想いを強めた3巻。

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    2012年06月10日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第1巻

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    手術中の解説がすごく細かいと思ったら、本当の外科医が作者さんだったんですね~  途中裏表紙をみて気がつきましたw

    だからなのか、話の内容としてはよくある流れの物語です。 それだけに非常に読みやすいと思います。

    人としても技術的にも超一流のお医者様。それだけに爽快感はあります。

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    2012年05月17日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第1巻

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    医療をテーマとした現代小説。医者のドロドロした一面を描きながら対照的に主人公の清らかさを際だたせている。一巻である程度完結すると思いきや、ずっと続いていくようで、そう考えると読み続けるのは辛いかなという気になった。

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    2012年04月28日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第6巻

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    ついに当麻が肝移植を実行。日本での肝移植の問題についても書かれている。生体肝移植と脳死肝移植があり、生体肝移植は腎移植に通づるものがあり、脳死肝移植は脳死判定がなかなか行われない現状や、移植のために脳死判定患者を作るのかという意見や、台湾では死刑囚が移植ドナーになってる(今はわからないが)、オーストラリアは親日だから日本人も移植しやすい、アメリカは移植件数多いが、日本からいくと莫大な資金が必要で、ドナー待ちの間になくなる人も多いと。また先天性の小児の肝移植だけでなく、末期の肝硬変や交通外傷の肝損傷でも肝移植により助かる可能性がある、台湾もやっているがやはり台湾人優先ということなど、日本の日常的

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    2011年12月21日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第4巻

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    空也ちゃん合併症、実川が批判をあびる。あららぎはリザーバーから抗がん剤治療受けながら痔の手術復帰するが、癌の勢力のほうが強い。生体肝移植か脳死ドナーからの移植か、オーストラリアで移植か、台湾か、アメリカか。CBA先天性胆道閉鎖症など肝移植しか助からない命多い現状についても書かれている。

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    2011年12月20日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第2巻

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    ネタバレ

    この作品は最初「外科医 当麻鉄彦」という漫画をつくり、それを上下2巻の小説にしたものに、その後 加筆して単行本 全6巻にしたものだそうです。

    クライマックスから とっても 面白くって一気に読みました。
    最後は本当に感動でした。
    信念を持って働く当麻医師の周りにはその世界が広がり、みんなに愛されています。

    この作品の中にはとても多くのテーマが入っていました。
    脳死問題、大学病院の医局体制の問題、地方病院の医師不足の問題、大学間の勢力問題、男女・親子の人間関係 等・・・。

    この作品はずっと手元においておきたい作品でした。

    この作品は最初「外科医 当麻鉄彦」という漫画をつくり、それを上下2巻

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    2011年10月04日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第6巻

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    ネタバレ

    この作品は最初「外科医 当麻鉄彦」という漫画をつくり、それを上下2巻の小説にしたものに、その後 加筆して単行本 全6巻にしたものだそうです。

    クライマックスから とっても 面白くって一気に読みました。
    最後は本当に感動でした。
    信念を持って働く当麻医師の周りにはその世界が広がり、みんなに愛されています。

    この作品の中にはとても多くのテーマが入っていました。
    脳死問題、大学病院の医局体制の問題、地方病院の医師不足の問題、大学間の勢力問題、男女・親子の人間関係 等・・・。

    この作品はずっと手元においておきたい作品でした。

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    2011年10月04日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第4巻

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    ネタバレ

    この作品は最初「外科医 当麻鉄彦」という漫画をつくり、それを上下2巻の小説にしたものに、その後 加筆して単行本 全6巻にしたものだそうです。

    クライマックスから とっても 面白くって一気に読みました。
    最後は本当に感動でした。
    信念を持って働く当麻医師の周りにはその世界が広がり、みんなに愛されています。

    この作品の中にはとても多くのテーマが入っていました。
    脳死問題、大学病院の医局体制の問題、地方病院の医師不足の問題、大学間の勢力問題、男女・親子の人間関係 等・・・。

    この作品はずっと手元においておきたい作品でした。

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    2011年10月04日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第5巻

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    ネタバレ

    この作品は最初「外科医 当麻鉄彦」という漫画をつくり、それを上下2巻の小説にしたものに、その後 加筆して単行本 全6巻にしたものだそうです。

    クライマックスから とっても 面白くって一気に読みました。
    最後は本当に感動でした。
    信念を持って働く当麻医師の周りにはその世界が広がり、みんなに愛されています。

    この作品の中にはとても多くのテーマが入っていました。
    脳死問題、大学病院の医局体制の問題、地方病院の医師不足の問題、大学間の勢力問題、男女・親子の人間関係 等・・・。

    この作品はずっと手元においておきたい作品でした。

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    2011年10月04日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第3巻

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    ネタバレ

    この作品は最初「外科医 当麻鉄彦」という漫画をつくり、それを上下2巻の小説にしたものに、その後 加筆して単行本 全6巻にしたものだそうです。

    クライマックスから とっても 面白くって一気に読みました。
    最後は本当に感動でした。
    信念を持って働く当麻医師の周りにはその世界が広がり、みんなに愛されています。

    この作品の中にはとても多くのテーマが入っていました。
    脳死問題、大学病院の医局体制の問題、地方病院の医師不足の問題、大学間の勢力問題、男女・親子の人間関係 等・・・。

    この作品はずっと手元においておきたい作品でした。

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    2011年10月04日
  • 孤高のメス 神の手にはあらず 第1巻

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    間違えて続編から入ってしまった。医療専門用語が多かった。でも以前からの疑問、新米医師のミスについてや、論文の為の動物実験、分野を超えた手術についてリアルに描いてあって興味深かった。

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    2011年09月27日
  • 孤高のメス 神の手にはあらず 第2巻

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     日本を去った当麻哲彦。台湾での活躍を描く第2巻。台湾での話は平凡でややおもしろみにかける・・・。
     一方日本の甦生記念病院では当麻を失った影響か、経営が一気に傾きだす。院長の言動にも異変が・・・。

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    2011年04月02日
  • 孤高のメス 神の手にはあらず 第1巻

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     孤高のメスの新シリーズ。
     前作で勤める病院に失望し、台湾へと渡った主人公。台湾での活躍を描く。と同時に以前勤めていた病院では次々に難問が・・。
     まだまだ大きな展開がなく2巻以降に期待を。

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    2011年02月17日
  • 孤高のメス 神の手にはあらず 第4巻

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    最後は一気に読めた。流石に翔子の境遇には目頭が熱くなった。しかし、自分が小説に期待している異世界の擬似体験には遠く、どうしても近くで起きてる他人事の感が付きまとった。
    途中はもっとスッキリ、テンポ良く読ませて欲しかったし、最後はもっとじっくり感情移入させて欲しかった。

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    2011年01月31日
  • 孤高のメス 神の手にはあらず 第1巻

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    1/4なので、序章といったところ。描写がリアルで医師の著者ならでは。テンポ良く進み、1巻はあっという間でした。

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    2011年01月20日
  • 緋色のメス(上)

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    ネタバレ

    時代設定がやや昔なので、全てが今と同じというわけではないだろうが、根本的な医療は何十年も前から同じなんだろうなと思わせる。

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    2011年01月11日
  • 孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第5巻

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    ネタバレ

    作品の紹介
    卜部大造が急死した。すぐに後任の教授選が始まり実川も名乗りを上げる。折しも、実川のもとに脳死肝移植の依頼が飛び込んだ。成功すれば間違いなく教授の座を射止められるが、失敗すれば万事休すだ。一方、当麻の身辺も慌ただしくなる。翔子の父大川町長は肝硬変が進んで危篤に陥った。当麻は肝臓移植が救命し得る最後の手段だと告げるが...。

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    2010年12月08日