篠田真貴子のレビュー一覧
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ネタバレ人生の転換期は3度ある。その転換期を乗り越える鍵はカップルの対話である。
【3つの協定を結ぶ】
『価値観』
選択と行動が一致するときに人は満足感を覚える
『限界』
場所・時間など何が限界かを知ることで不確定要素が減る
『不安』
先に共有することで先手をとることができる
【働き方のモデルを決める】
カップルの一本がキャリアに比重をもつのか
カップルともにキャリアを重視するのか
キャリアの比重を持つものを交代していくのか
【お互いが安全な拠点となる】
キャリアの迷走期には下記を心に留める
『探究の奨励』同情ではない
『干渉しない』話を聴くのであってアドバイスをするのが目的ではない
『心のサポート』感情を受け入れる
キャリアをもちながらも誰かと生きることを選ぶ人すべてにおすすめしたい本。
3−5年おきに読み直したい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ海外の人材会社といえばリンクトインが有名で、リンクトインが目指す会社にとっての人材マネジメントのあり方を学びたかったため読んだ。
「まとめ」
・背景として、長期雇用は変化の激しい時代に対応できなく社員の成長も望みにくい、フリーエージェントは短期的過ぎてそれだけでは会社の持続的成長につながらない
・そこで会社と社員が互恵的な関係を結び、プロスポーツチームのようにお互いの信頼関係に基づいて仕事に取り組む。
「感想」
・高度経済成長期から続いていた終身雇用制度の問題点が数多く取り糺され制度的欠陥を生んでいる事はおそらく誰もが暗に実感しているのではないか。一方でこの本に書かれたアライアンスという関係性は非常に理にかなっていると感じた。多様性という観点で改善点はあると感じたものの、そこは各個人のネットワーク情報収集力をマネジメント層がうまく把握しておけば問題になることもないと感じた。
・では、なぜ多くの日本企業はこうした形態を取らないのか(取れないのか)。ここでも最近のホットワードである”既得権益”が引っかかる気がしている。すでにある程度の役職をもらい収入も安定している4,50代からすればあえて制度を変更するインセンティブはないに等しい。おそらくそうした状況を変えるには”危機感”しかないと思うためこうしたアライアンスのような考え方がもっと学生から認知できるようになると社会が少しずつ変わっていくのではないかと感じた。
・「ネットワーク情報収集力」という考え方は、先日読んだデザイン思考的な観点からも、会社の成長に必要なことだと感じた。
「学び」
個人と会社、2つの視点からアライアンスについて考える
個人
・会社の成長に対して何ができるのか、逆に自分の成長のために会社に何を求めているのか明確に説明できるようにしておく必要性を感じた。特に意識高い系就活生は後者の”成長できる環境”ばかりとらえがちだが、実際に”終身関係”を続けるには自分が会社を成長させたいと思うか、思うのであればどういった観点でという切り口も重要である。
・自分のネットワーク情報収集力を知っておく事はすぐに役立たないとしても中長期的に実を結ぶのではないかと感じた。
会社
・上司と部下という一方的な関係ではなく、お互いがお互いのために何ができるかという視点で話し合いを続ける必要性を感じた。そのために会社の中の個人だけではなく、その個人が将来的にどういうことを成し遂げたいのか何を大切にしたいのかという大枠から一緒に連想してあげることを意識する。これは採用を含め、社外の人間関係についても言えることだと考えている。 -
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- リンクトイン 創業者 リード・ホフマン著書
- 「雇用」は「取引」ではなく「関係」として捉えるための枠組みであり、
自立したプレーヤー同士が互いにメリットを得るために期間を明確に定めて、
会社と個人がお互いの信頼関係をベースにフラットな関係を構築する「アライアンス」である。
- 社員は会社の成功のために時間と労力を投入し、会社はその社員の市場価値向上のために時間と労力を投入する。
そうすることで互恵的な提携関係を結び、お互いにより大きな果実を狙う。
- まさにスポーツチームのような組織
【所感】
大企業の終身雇用の時代が終わるというのは誰しもが実感しているはず。
そして次の時代の企業と個人の関係性を提言しているのがこの「アライアンス」という考え方だと実感した。
国が主導した官製産業時代➡大企業時代➡アメリカナイゼーション時代➡個人の時代
既に一部で始まっているがこれこそがインターネットの持つ本質、「フラット」「リンク」「シェア」、
「つながり」、「共感」の時代の企業と個人の関係性の変化、価値観の変化だと思う。
ここから「価値観の共感」「個人のつながり」をキーワードにした働き方の変換、雇用の流動性が間違いなく始まるという確信を持った。 -
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●読むキッカケ
・組織論を深めたいなあと思い
・自分がNPとの関係をどう捉えるべきかの、参考になればと思い
●サマリー
・終身雇用制度が崩壊している現代にあって、
企業と社員はある種のフリーエージェントのように、義務と権利とでつながるべきとのこと。
社員側の義務は与えられた役割やMISSIONを遂行すること。
これは当たり前だが、それに対して企業は権利を与えることが重要とのこと。
例えば成長機会であったり、次のフィールドに挑戦するにあたっての支援であったり。
そして、その部分を最初に働く上で両者協議の上決めるのが大事とのこと。
終身雇用という関係で考えると何を面倒な、と思うようなところも、
契約社員だとか外部であれば当たり前の、契約するという概念を、
正規社員に対してもきちんとやりましょうというのは、たしかになあと思う。
そして、結果として、両者後腐れなく、一生つながっていける関係性を構築するというのは、
間違いなくメリットがあるし、現在自社で全く出来ていないことだよなあと思う。
●ネクストアクション
・自分は自社で何処までをやるべきなのか、引ける限りで線を引いておく。
そして、その分何を頑張るのかを言語化してみる。
●メモ
・コミット期間を定めることに対して、会社側やマネジメント側はやめることを助長するのではないか、
という疑問に対して、そもそも社員が辞めることはアンコントローラブルなものであるので、
関係ないとのこと。
むしろ、変にコントロールしようとすると、社員は隠れてそれを実行し、
検知できる機会を失うという意味で、合理的にも不利になるだろうとのこと。
・社員は大きく、「ローテーション型」「変革型」「基板型」の3つに分けられ、
それぞれのタイプに応じた就業期間の枠組みを構築する必要がある。
一律で何かを押し付けることは、最適ではない。
・1つのコミットメント期間が終了する前段階で、きちんと両者話し合う場を設けることが重要。
そうすると、社員側が仮に会社をやめるつもりだったとしても、それを事前に検知することが出来、
優先対話権を獲得することが出来る。
・対話の場では、企業の目標と価値観を社員のキャリアの目標と価値観にある共通点をマネージャーは明らかにする必要がある。
その際、全てに整合性を求めることは無理であるので、
ALLIANCEを長続きさせるのに必要十分な一致がとれれば問題ない。
また、一定の期間内での必要十分であるので、そういった意味でも難易度は下がる。 -
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仕事と愛情の両立に向けた研究本です。
仕事・家庭のために何かを妥協する、犠牲にする、そんなゼロサムゲームにしないために、人生で起きうる課題とそれにうまく対処したカップルのサンプルをまとめた本です。
個人的には文章が冗長かつ登場人物が多くてこんがらがってしまったため、先に章末のまとめを読んでからそれらを肉付けする形で本文を読むのをオススメします。正直気になるところだけのつまみ読みでもよいと思います。
明確な答えをくれるわけではありませんし、ベストの答えはそのカップル次第という感じではありますが、カップル人生に訪れる大きな3つの課題を俯瞰してみれるのは、いい本だなと感じました。
日本も夫婦共働きが当たり前の時代です。こういった内容の本を、情報・技術本として、夫婦で読んでみるのもいいかもしれませんね。 -
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聞くこと。こんなにも難しいのか。
自分は全く話し上手ではないけど、人の話を聞くのは好きな方でどちらかといえば聞き上手かも、とか安易に考えていた自分を殴りたい。
全く聞き上手でもない。
一旦、自分の考えは捨てて相手の話に聞き入ろう。
共鳴・同調・他人への関心
話を聞いてくれる人だけでなく、考えや感情を聞かせてくれる人がいない孤独。
誰かに知ってもらい受け入れてもらわないと虚しくなる。
簡単に理解できないものに出会ったときこそ、断絶を感じ距離を取るのではなく、想像するスイッチを授けられた幸運を噛み締めたい。という朝井リョウを思い出した。
*自分の信念に確信を持つには異なる意見をぶつけてもらう必要がある。
*人として成長する唯一の方法は、反対意見に耳を傾けること。苦痛を伴う(考えの)再構築こそ、学習。
*噂は知的活動で、適応のために必要不可欠。
噂話には価値がある。集団の結束や集団としての学習をもたらす、より効率的なしくみ。
(噂話得意じゃないけど、そんな重要なのか…)
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話すことより「聴くこと」が、自分と誰かを救う世界
1、テクニックではない、孤独をなくすための「傾聴」
巷にあふれる「聞く技術」の本がいかに利己的だったか、という指摘にハッとさせられました。相手をコントロールするためではなく、相手の孤独をなくし、モヤモヤした感情を一緒に形にしていく。みんなが「聞いてほしい!」と叫んでいる今の時代、真摯に耳を傾けてくれる人は、それだけで砂漠のオアシスのような、物凄く唯一性が高い存在なのだと気づかされます。
2、問い詰める「なぜ?」を手放し、「沈黙」を愛する
日常の会話で私たちが無意識にやってしまう失敗も鋭く突かれます。「なぜ?」という質問が相手を緊張させてしまうことや、気まずいからと「沈黙」を恐れて言葉で埋めようとしてしまうこと。でも、会話の「間」すらも大切なコミュニケーションであり、それを受け入れることでしか得られない深い信頼関係があるのだと教えられました。
3、「耳」を労わり、情報という「財産」を守る
後半で語られる、情報=お金と同じくらい価値があるもの、という視点も新鮮です。大音量の動画や音楽から「大切な情報収集デバイス」である耳を労わること。そして、無駄な噂話に悪口を混ぜたり、誰かの秘密を勝手にバラしたりする“罪”から距離を置くこと。現代社会を賢く生き抜くためのリテラシーがここにあります。
【全体の結び】
「話すのは苦手だけど、聴くことなら頑張れるかも」――読後、そんな風に自分の耳と、大切な人の言葉にもう一度丁寧に向き合いたくなる、深く優しい気づきをくれます。 -
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パートナーと共にお互いのキャリアを尊重しながら,人生を歩むための参考書.本書は自分のキャリアを大事にしている人たち同士が人生を共に歩むためにどこに気を付けるべきか,どのような話し合いをするべきかを人生のSTEP毎に切り分けて説明している.出産によるどちらが家事を多く負担するべきかの議論,チャンスを得るための赴任による勤務地選択,キャリアの引き際と人生の終着点の議論.様々な場面で衝突が起きることが想定されるが,どんな時でも話し合いが重要であることが述べられている.また,片方のキャリアだけを重要視することもあまりお勧めされておらず,互いに尊重しあって高めあうことが理想的だと述べられている.長くともにするパートナーだからこそ,理解を大事にしていこうと思える.
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【読もうと思った理由】
「傾聴」は昔から知っていて「よく聞く」ということに興味もあり、仕事や私生活など、人生全てに役立ちそうな知識だなと思い、本書を手にとってみました。
【感想】
自分が今まで思ったいた「聞く」は、本当の意味では「聞いていない」ということが分かったり、どんな風にすれば、きちんと聞けるのかということも分かり、とても良い知識を得ることができました。これから、少しでもより良く人の話を聞けるように頑張ってみようと思います。
【本文で気になった箇所をメモして、それをAIに要約して貰いました】
1. 「聴くこと」の重要性と社会的背景
自然の摂理: 人間に耳が2つ、口が1つあるのは、話す倍、人の話を聞くためである(エピクテトス)。
健康への影響: 孤独(つながりの欠如)による早死リスクは、肥満やアルコール依存症の合計に匹敵し、1日14本の喫煙よりも有害である。
ネット社会の実態: SNSアカウントの多くは非人間であり、ネット文化は「1%の発信者」が支配する極端に偏った世界である。
2. 「聴く(Listening)」の定義と脳の仕組み
受動から能動へ: 単に音が聞こえる「ヒアリング」とは異なり、「聴く」は全感覚を動員して意味を引き出す能動的な行為であり、理解と共感への扉である。
扁桃体の暴走: 脳の原始的な部分(扁桃体)は脅威に反射的に反応し、理性を無視して怒りや辛辣な発言を引き起こす。
バイアスの罠: 私たちは無意識に人を分類し、自分の先入観を正当化しようとする「確証バイアス」や「期待バイアス」の影響を受けている。
3. 個人の成長と「知性」の関係
反対意見の価値: 成長する唯一の方法は、反対意見に耳を傾けること。古い考えを捨てる苦痛を伴う再構築こそが真の「学習」である(カール・ロジャーズ)。
消極的能力(Negative Capability): 答えを急がず、不確実さやグレーゾーンに耐える能力。これが高い人(認知的複雑性が高い人)ほど、創造性が高く、的確な判断ができる。
4. 成功するチームの共通点(Google等の研究)
平等と感受性: 優れたチームは、メンバーの発言量が平等であり、非言語的な手がかりから互いの感情を読み取る「社会的感受性」が高い。
心理的安全性: 互いに聴き合うことで、否定を恐れずアイデアを出せる「心理的安全性」が生まれ、生産性が向上する。
5. 豊かな人間関係を築く「聴き方」のコツ
内なる声: 私たちの内なる声は現実の音より大きく、幼少期の愛着形成(親が聴いてくれたか)が、その声の優しさを決める。
受けとめる対応: 相手の話を自分に引き寄せる「ずらす対応」を避け、真摯な好奇心で相手を深掘りする「受けとめる対応」に徹する。
質問の質: 相手を追い詰める「尋問」や「決めつけ」ではなく、相手が自由に答えられるオープンな質問(例:「どう反応したの?」)を投げる。
解決より理解: 相手の状況を感じ取ること自体が解決になる。特に子供に対しては、正論で諭す前に会話への誘いに乗ることが大切。
6. 身体的・環境的要因
耳の特性: 右耳は言葉の意味の理解(左脳直結)に、左耳は情緒や音楽の認識(右脳直結)に適している。
集中を妨げるもの: マルチタスクは幻想であり、注意力を削ぐ。また、再生速度を上げると感情の機微(声の陰影)が失われ、深い理解が困難になる。
一言でまとめると: 「聴く」とは、自分のバイアスや感情を脇に置き、相手の重要としているものを探り当てる「探偵」のような能動的作業です。それは個人の知性を高めるだけでなく、チームを成功させ、孤独から命を救うほど強力な力を持っています。