森田まさのりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレウチの奴らに手を出すな、という新庄が
いつでもそこの筋を通していて恰好良い。
川藤にのせられて警棒を捨てて向かってきた上坂を
きっちり空手で一本取るところも、
勝負だと言われたら受けて立つところも好き。
一番まともなのは鍵を開けに行った御子柴だが、
みんなそれぞれなんとかしようと駆け回って
こういうところがいいんだよな。
真弓先生と言い生徒たちといい、体罰や応戦ではなく
正当防衛だと思うが。
この空気の中、きっちり背筋270kg出してくる
新庄が良いなぁ。
何気に全部赤星が一番上じゃないというのがうまい。
紆余曲折あって赤星も入部し、切磋琢磨しながら
季節が移ろっていく描写が秀逸。
トイレでこっそり泣く塔子ちゃん、切ない。
島野先生は嫌な奴だなぁ。わざわざ泣いている生徒に
そんな言い草をしてくるなんて。
対して川藤先生は本当に熱い。
校長先生が猫の貰い手を一緒に探してくれるのも
微笑ましい。
ここまでも色んなことがあって、
でも今では他の生徒たちが応援してくれるようになった。
それがわかっているから、頑張れる。
初戦で勝てて、小さいけれど記事になって。
そうは言っても叩いてくる規模も桁違いだけれど
表面的にだけでも堪えていないふりで
笑い合える仲間がいて。
濱中はあほすぎるが、なんとか頑張って欲しい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ均衡が崩れる仲間たち。
経緯を知った安仁屋と関川それぞれの行動が良い。
関川が川藤を止めに行って
「俺たちに夢見させてくれんじゃねーのかよ」
と言うのはそれだけでぐっと来る。
一方安仁屋は屋上ではなく校長室へ行って
「物でも人でも正しい使い方がある」と怒るのが彼らしい。
生徒が囲まれていると見ればすぐ飛び込むし、
教え子を守るためなら殴る、という筋の通し方が好き。
プリクラを大事にしている新庄が可愛いなぁ。
川藤が来たからこうなったんじゃなくて、
いつかこうなるかもしれないと本当は新庄もわかっていて。
誰よりも友情の大切さを知っている、と新庄を評価してくれている教師なんて
川藤の他にはいないだろう。
「俺はいつでおまえの味方だ」と本気で言ってくれているんだろう
と思えるからこそ沁みる。
受け持ちじゃない生徒の名前も覚えてくれるなんて
マンモス校であればあるほどありえないけれど、
覚えるのが普通と思ってくれているだけで
人として認められた気分になる。
これまで信用できる先生がいなかったからこそ、
熱血なのには裏があると思ってしまうし、
自分の保身の為だと聞いたらそっちに納得してしまうのだ。
これまでの状況を考えたら、御子柴の言う通り
甲子園の夢に近づいている。可能性はゼロじゃない。
あっさり生徒に謝るところも珍しい大人だし、
辻先生に「クズと言うな」と言うところも恰好良い。
若菜を追いかける理由が
「部活に燃える奴らをバカにしたことを取り消せ」
なところが川藤らしい。
若菜が野球を始める経緯も良かった。
暇だから、何もやることがなくて退屈。
冴えない毎日だった、
何かやりたいなんて考えもしなかった。
「俺が今からアメリカ大統領になりたいって言っても、
あいつだけは真剣に聞いてくれる」。
だから、やってみようと思える。
そうしてやっている姿を見て、しょうがないと言い訳しながら
また3人野球を始めるところがわくわくする。
岡田が御子柴に
「心配するなそれぞれモチベーションは違うけど、やりたいからやるんだよ」
というシーンも好きだった。
折角動き始めたのに、周りの態度が辛い。
これまでのことを考えたら仕方ないが、
若菜たちにとってはナメられたら死活問題だ。
もう駄目かと思ったところに現れた新庄が
「ナメられたらやめる事しか思い浮かばないのか」
「おまえら川藤に何教えられてんだよ」
と言い、安仁屋を以下せず
「あいつらの借りは俺が返すぜ」というところが
彼らのそれぞれの絆を感じる。
俺に部活だと言えと言って、それで本当に責任を取ろうとしてくれる大人なんて普通いない。
「せっかく動き出した野球部の夢をあざけり笑うかのような仕打ち
私ならそれを暴力と呼びます」
本当に真っ直ぐな人だ。
男同士っていいなと思う塔子ちゃんの気持ちがよく分かる。
自分が歯の立たなかった川上がなす術もない姿。
それは打ちのめされるのもわかる。
だから努力しないほうがいいと思ってしまったところから
どうすれば気持ちを持ち直せるだろうか。 -
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大昔ろくでなしブルースの同人誌
大昔ろくでなしブルースの同人誌があった!!表紙だけ見た!なんか少女漫画風のキラキラしたお芽々のイケメンにかかれてたわら
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一番おすすめの巻
全編とおして一番おすすめの巻。四天王が集結して、大阪を迎え撃ちます。何度見ても良いので、ここだけは見てほしいです
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衝撃的(作者が)
あの「森田まさのり」がこんな猟奇的殺人の話を書くなんて。
まずそのことに非常に驚いた。
一方、内容自体は比較的ありふれた猟奇的復讐劇。
教師については少し認識が甘く、小説の編集部に関してはおそらく担当編集などから聞いているのか比較的まとも。
それらの一見「どうでもいい」エピソードによってリアリティを出している点はなかなか。
ただし、車でたまたま通りかかったのが主人公というのはちょっとできすぎか。
そういうところで陳腐な感じがする。
3巻であっさり完結するのはいいけれど、これも当初の予定通りだったのか、はたまた打ち切りに近いのかも分からない。
電子版では「上・中・下」となっているが、紙の単行本では「1・2・3」となっていることからすると、本来はもっと長い物語の予定だった?という気もするが。
既にマンガの世界では、この手の復讐劇だけではなく、さらにタイムリープを織り交ぜるなど高度化している。
そういう意味では、もう1ひねり足りなかったかなという気がする。