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Posted by ブクログ
殺人による復讐を遂げていたのは、死んだはずの遥人ではなかった。
ネタバレになるので実行者は書きませんが、予想外であるけど納得のゆく人物でもある。
復讐を完遂できたけども、そのトリガーを引いたのが誰なのか?という答えは出ない出さない終わり方となりました。
誰なんだろう。
一連のザシス事件の発端となったいじめの黒幕に、復讐の牙が刺さったのは当然の結末というか、そうでなければこの胸糞悪い物語に結末はつけられない。
だからこそ、誰がトリガー?ということです。
復讐と義憤を同一視してしまった読者である自分自身かなぁ、と思ったりもする。
殺人による復讐が認められることはない、と理解はしている。その一方で、法で裁けないのならば私刑もありという風に、読み進めていく内に登場人物に共感してしまった自分もいる。あのまま逃げ得させるわけにはいかない、という感覚を抱いたのは事実。であるならば、この復讐は完遂すべき、という決意は確かにあったように思う。
それは理性で否定すべきことではあるが、止められない感情でもあったなぁ。
きっと、最後のトリガーを引いたのは自分なのだ。
うっすらと漂う疎外感、一方的なレッテル貼り、から生まれる孤独感。それらを経験したことのある過去の自分と、その困難に立ち向かえず迎合した過去の自分が、他屋の復讐という機会を得て、快感を得たかっただけのトリガーを引いたのだ。
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