森田まさのりのレビュー一覧

  • ROOKIES 2

    じっくり。

    一歩一歩、チームへと進んでいく感じが好きだし、楽しい。川藤のような先生がいたら…といつも考えちゃいます。
  • ROOKIES 1

    定番だけど

    スポーツと青春と夢と。
    いつ見ても何度見ても飽きない作品だと思います。
  • べしゃり暮らし 15
    上原さんが仕切れるようになって梵さんがボケられるようになって
    というるのあーるの成長ぶりが頼もしいです。
    ここで満足してない、大丈夫じゃないですかね、と城島さんが言うところも良いです。

    時々、書かれているネタがつまらないという感想を見かけますが
    かと言って毎回読者に想像させるということで無音展開だ...続きを読む
  • べしゃり暮らし 16
    覚えが悪い本読み下手な圭右君。
    この気まぐれな天才のボケをスボテ受け切って笑いにする、自分以外の他の誰にもできない自負があるという辻本君のくだり、恰好良いです。

    俺らの持ち味なんだからしょうがない、と能天気かと思いきや、
    「俺も他の奴が相方だったらもっと慎重にやるかもしんねーけど」
    と圭右君に言わ...続きを読む
  • べしゃり暮らし 18
    やはり構成が最高だなと思います。
    たとえば火事のことは、啓示さん視点で読者は真実を知りますが、
    中西さん視点の子安君たちは知らないというような
    展開の仕方が秀逸です。

    奈々ちゃんが戸惑う気持ち、共感します。
    嫌とかそういうことではなくて、兎に角戸惑ってしまう感じなのでしょう。
    岩隈君の登場、思いが...続きを読む
  • べしゃり暮らし 14
    ウィキペディアに自分で書き込み、トークだけは苦手で
    と恰好をつけている梵さんは褒められたものではないのですが
    なによりそれを梵さんが自覚しているところが苦しいです。
    先輩のサインを売ろうとはしますが、未遂で自分のサインを売っただけなら、ぎりぎりのところで踏みとどまれたということで良いのでは。

    スワ...続きを読む
  • べしゃり暮らし 13
    遠回りしたけどたどり着いた本物の夢の入口、と三人がやりきった表情なのがとても良いし、
    ニップレスとべしゃり暮らしが売れなきゃ作家やめてやるという台詞もなかなかぐっと来ます。

    代役辞退しろと言ってくる先輩がちょっとむかついてしまいます。
    多分悪い人ではない、というキャラなのでしょうが。
    文句があるな...続きを読む
  • べしゃり暮らし 9
    芸人を目指す、店も継ぐ。
    見る人が見たら親孝行で自分の夢も追っていて偉いし
    圭右に中途半端だと言っているお父さんも実は、
    店は継がせたい夢も叶えさせたくて中途半端というのが
    人間味があってリアルです。

    覚悟について考えて、看板を見て泣いてしまう圭右が泣かせます。
    舞台に立ちながらごめん やっぱり俺...続きを読む
  • べしゃり暮らし 10
    静代ちゃんと辻本君が話している一方で
    はるかちゃんと圭右君が話しているシーンがなにげに好きです。
    「お前頭悪い子だろ」「ごめんな」の掛け合いも笑ってしまいます。
    好き同士の2人、だからこそ難しいというのがしんどいです。

    養成所の面接でボケるというのもヨシムラならではなのでしょうか。
    げんこつロデオ...続きを読む
  • べしゃり暮らし 12
    高校を卒業して養成所に入り、
    養成所に面々が描かれることでまた新たな”学園モノ”が始まる感じで
    どのキャラも立っているので展開が楽しみです。

    この巻で読者の印象に残るのは能見君と野原君でしょうか。
    能見君のパクリ疑惑の裏で、救われている人もいる
    というのも心憎い演出です。

    子安君だけではなく圭右...続きを読む
  • べしゃり暮らし 11
    前巻で、暫定ではなくトリオでやろうと言われた子安君。
    喜びから一転、葛藤と落ち込みが描かれます。

    尊敬する二人から誘われたら絶対嬉しいけれど
    その二人の持ち味はべしゃりで、子安君はべしゃりは出来ない。
    子安君の面白い台本のままにやると、今度は圭右君が
    台本が覚えられないし予定調和になってしまう。
    ...続きを読む
  • べしゃり暮らし 6
    描かれるデジきんの紆余曲折。
    片方だけが売れるというのは実際よくあることで
    じゃない方芸人なんて企画が成り立つほど。
    金本さんが自分だけ売れて申し訳ないという気持ちになるのもわかるし
    金本の引き立て役だとマネージャにまで言われて悔しい藤川さんの気持ちもわかります。

    相方に気を遣われるのはやっぱりし...続きを読む
  • べしゃり暮らし 8
    中途半端な野郎が大嫌いって何回も言うお父さんの心理を考えると中々心苦しいです。
    中途半端というのは今回の話のテーマでもあります。

    ネットや噂は無責任に独り歩きしてしまいます。
    お店のお客さんが減ったのも
    ただのネタだったのに勘違いして噂をしたのは
    ”善意の第三者”な訳で、同じことです。

    新井さん...続きを読む
  • べしゃり暮らし 7
    ラジオのシーンは泣かずにはいられません。
    普段どおりやらないとというのも、それでも泣いてしまうのも、どっちも金本さんらしい気がします。
    こんなの居た堪れないし、実際にはこんなラジオ
    放送されない気がしますが、そこはフィクションですし
    素直に人間ドラマとして感動します。

    圭右君はなんだかんだで金本さ...続きを読む
  • べしゃり暮らし 3
    お笑い嫌いという表現が屡々挟まれていた上妻君のお父さん。
    遂に理由が明かされます。
    誰も悪い訳ではなく、誰の気持ちもわかるような
    悔しい理由であり、
    過労死を美談にせず
    「母ちゃん死なせたのおやじだろうが!」
    と上妻君に言わせるところが気持ち良いです。
    お父さんも本当はわかっていて、でも誰かのせいに...続きを読む
  • べしゃり暮らし 4
    目指す夢がはっきりっして、すぐにNMCに出ようという行動力が
    それだけで恰好良いなと思います。
    そこで上妻君がかなりやらかしてしまうのですが
    やらかしたなりに彼なりの漫才に対する信念も芽生えているわけで、
    お父さんのお蕎麦に対する思いを尊敬していて
    それと合わせて描かれているところも素敵です。

    ...続きを読む
  • べしゃり暮らし 1
    森田先生の作品の中で一番好きかもしれません。
    絵が上手くて、ストーリーもよく練られていて
    登場人物たちの心の動きの描写も繊細でとても素晴らしいです。

    全巻を通してこの中でネタとして出てくるコントや漫才は
    流石に全てとは言いませんが、声に出して笑ってしまうほど面白く
    こうした芸人さんが本当にいそう、...続きを読む
  • べしゃり暮らし 5
    狙って面白いことを言おうとするとエセ関西弁、
    素のときは標準語になってしまう上妻君。
    それに気づいていて、しかし指摘するのも…と思っている辻本君が
    上妻君を大事に思っていて、面白いと尊敬もしているのだと
    改めて感じます。

    子安君の家庭事情も明かされ、
    上妻君が「俺が唯一心からすげーと思ってるハガキ...続きを読む
  • べしゃり暮らし 2
    辻本君の過去が明かされる2巻。
    上妻君の勘違いぶりによる伏線も見事です。

    辻本君に感情移入して、上妻君の振る舞いにハラハラしますが
    この辺りくらいからデジきんさんの魅力を深く感じます。
    初めて舞台を見た上妻君の感情を、はっきり言葉で名言しない描写が流石です。
  • ろくでなしBLUES 1

    また読み返したくなって

    昔、父が読んでいたので一緒に夢中になって読みました。
    ふと読みたくなってダウンロードしました。

    不良漫画ですが、読んだ後に心が暖かくなる作品です。