森田まさのりのレビュー一覧
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ネタバレ今岡のキャラが良いし
校長と池辺先生の会話も何気に良い。
若菜は安仁屋と相変わらず拳で語り合い
急成長を遂げる。
一生懸命にバットを振り、走る姿は本当に恰好良い。
さっきまで一触即発だったのに経験者である。安仁屋の意見に素直に従うみんな。
岡田が先生は存在が頼もしい、だから、みんな安心して好き勝手やってる。まぁ見てなって
と声をかけてくれるのも嬉しいところ。
教頭先生がグランドに来てくれるのも嬉しい。
若菜がみんなに声をかけるところも、素晴らしいし
ミスをしていても、みんなが一生懸命で楽しそうにプレイしているのが素晴らしい。本当によくここまで来たなと思う。
教頭先生が校長もここへ来ればいいんだと言ってくれるのも素敵だった。
新庄が来ていないことを川藤はもちろん教頭も把握していて、そういえばきていると言ってくれるところが教頭先生も本当に良い先生なのだろうなと思える。
結局キレて殴ってしまう川藤は現実なら良くはないが
審判が魅せてくれるし
その後ずっと正座をして反省しているのがなんだか可愛い。
本気で頑張っているから周りの人も動かされる。
川藤に動かされて野球部のみんなが、
そして彼らの試合に動かされて他の生徒も思わず応援に来る。
相手の選手たちも徐々に自分たちのプレイをし始める。
教頭先生も恰好良いのだ。
今でこそわかる自分たちの過ち。
そこをきちんと描いてくれるところも良い。
あれだけ迷っていた新庄がユニフォームに着替えて
若菜のピンチに現れる。
迎え入れてくれるかも分からないのに、踏み出した勇気。
試合に出るつもりはなくて、ただ一緒にいたかった。
あっさり受け入れてくれるみんなも温かい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ安仁屋の痛みをわかってやれなかったのは死ぬほど悪いがど素人が甲子園を目指すのは悪くない
という川藤の考え方がとても好きだ。
悪かったと真っ直ぐに頭下げて謝ってくれる大人なんてそうそういない。これだけで信用できる。
塔子ちゃんの存在も心強い。
くだらないと安仁屋に言われて怒る若菜。
拳で語り合っているのだからやらせとけという先生が余裕だ。
なんで部室来たんだと安仁屋に言う御子柴の、
もう来るなという理由がもう期待させるななのが良い。
俺だって野球しかねーよ、わかってんだそんな事
という安仁屋の言葉に切なくなった。
負けるために努力してた、という言葉は辛いものがある。
確かに俺はバカだけど甲子園に行けないなんて保証はどこにもない。
そうやって真っ直ぐ自分も他人も信じられるのは強いし恰好良い。
雨の中男の勝負も恰好良かった。
教師と生徒じゃない、男同士の勝負。
ただただ本気な川藤が良い。
新庄が塔子ちゃんに傘を差し掛けるシーンは印象的。
新庄が安仁屋のことも川藤のことも理解しているのが良い立ち位置だ。
傘を塔子にあげて去っていくところも、関わりすぎ無くて良かった。オチも好き。
塔子ちゃんが「男ってみんな要領悪い!」と言い切るところが可愛いし共感する。
傍から見ていたらもどかしいが、男同士の語り合い方の描写が本当に良い。
面倒臭いと笑いながら、戻るきっかけを塔子ちゃんも投げかけてくれて、軽口を叩きつつも川藤のことをカントクと呼ぶ安仁屋。
読んでいて嬉しくなるシーンだ。
塔子ちゃんの見立て通り御子柴がキャプテン、若菜がムードメーカーで、ピッチャーも決まり
一応試合が出来そうなところまできた。
それだけでも感慨深いのに、川藤は強そうなチームだと言い切るのもまた良い。
9人揃ったのを見て、池辺先生は嬉しそうなのに校長は思惑が外れて悔しそうだ。
どんな無謀な事にも挑戦出来るのは素人の特権。
桧山も最初は殴ってやろうと探していた訳だが
わかったら協力してくれるところが友情だ。
若菜が捕球出来た時の桧山のにやっとした表情、川藤の拍手が良かった。
みんな吊られて拍手するのがまた良いシーン。
その後川藤にも拍手が起こるのがにこにこしてしまう。
陰で努力して成果を出す恰好良さ。
643が決まった時、それだけなのに感動する。
みんな野球を好きになってきてる。好きこそものの上手なれだろう。
用賀に挨拶に行って失礼な態度をされた時、御子柴に詫びろと言ってくれる川藤。
その場で声を上げてくれる先生なんてまずいなかなろう。
御子柴がいいよというのも、投げやりなのではなく「好きだけでうまくなれる」という実感があるから。好きだから努力できるのだ。
あそこからここまできたチームなら負けない。
塔子ちゃんもしっかりしているし、呼ばれて来る新庄も良い子。
ユニフォームを渡しに行く役が関川なのも良かった。
いよいよ試合の日。
誇りに思うと言われたら嬉しい。
校長が校内の話ならまだ揉み消せるというのも
悪いことだけれど気持ちはわかる。
塔子ちゃんの前でだけだとは言え、安仁屋が自ら甲子園という言葉を発するとは。
関川の髪型がダメなのではなくて、そのままではヘルメットがかぶれず命に関わるからダメというのが川藤らしい。
御子柴の回想から、背番号が大写しになるカット割が素晴らしいかった。
キレる若菜を止めた川藤が一転相手校の先生に怒りに行くところも良かった。
まずこの試合に辿り着くことが目的だった。
それが達せられたから次は勝つために最善を尽くす。
それにはチームワークが最大の武器。
最初の初得点で突っ込まれているオチも良かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ森田先生ならではの、1話目から破茶滅茶な展開で
すぐに引き込まれる。
リアルさと漫画ならではの設定のバランスが良い。
迷惑な行動をしまくる人なのにすぐ川藤に魅了されてしまう。
先輩との会話もだが、
御子柴を追いかけて何故俺に鍵を託したのか
と説得するシーンも好きだ。
もしかしたらこの人ならなんとかしてくれるかもしれない
もう一度信じてみても良いのかもしれない
そう思わせる。
相手の名前を覚える、じゃないと失礼
という真っ直ぐな考え方も好き。
確かに嫌な奴がひとり消えたらその分平和にはなるが
もし嫌な奴が良い奴になって友達になるとしたら
そっちの方が良いに決まっている。
新庄との掌の話は本当に名シーン。
この後の展開を知ってから読み返すと尚更だ。
スキャンダルを広められてもその誠実さが川藤の凄いところ。
張本に物の正しい使い方を説き、
林檎を剥いてみせ、笑顔を見て
「小さな夢が一つ叶った」という川本。
こんなことを本気で言ってもらえたらそれは泣くだろう。
安仁屋に張本が言う「おまえの一生ってきっとつまんねーだろな」という台詞、
自分もかつてそこにいて、今はそこから脱したからこそだろう。
神田川高校の生徒たちが安仁屋を引き取りにきた川藤を見て帰ってきたのかと歓声をあげるシーンもまた迫力の描写だ。
「教師やっててよかったよ」とつかえていた物が消えた気がするという川藤。
この高校でやっていたことが報われてよかった。
御子柴と関川と三人で部室の片付けをする。
若菜たちは新庄には会わねーわにしろよですませてくれる。確かにいいやつらなのだ。
しかし新庄が大暴れすることになる訳だが、この時の
職員室の描写で、誰がまともで誰がそうでないのか薄々わかってくるのも巧みな描写だ。
一生つまらない人生を過ごしてやる、と言う安仁屋は
既にその愚かさをわかってはいるのだろうと思う。 -
購入済み
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森田先生の今までにない雰囲気の作品で、すごく引き込まれる。
あっという間に読み終えてしまった…
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