矢沢あいのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ矢沢さんはほんとに狙って書いてるよね(*´ω`*)
思春期の悩みとか惹かれるものがすごくシンプルにわかりやすく書いてある。
そして突飛な主人公たちから言われる言葉は全部直に私たちに響いてくる。
自分の生き方、だとか
自分自身とか
家族とか
好きな人とか
彼女は一見今までの人生をそのままそっくり捨てて一歩を急に踏み出した。逃げたようにも、流されたようにも見える。
でも、彼女はきちんと今までの自分を活用して新しい世界でもいろんな人に助けられながら
自分でいること、をやめないようにしている。
ジョージは立ち止まることを許してくれない。
進んだ道で休憩する暇なんてなくてすぐに勧めと言われ走りだ -
Posted by ブクログ
ネタバレこの著者の漫画は小(中?)学生少女漫画連載誌『りぼん』からのお付き合いなので、自分の身に染みついちゃってる感があります。内容はというと今どきで環境や時代や人に流されがちで女の子っぽい『奈々』と、今どきの感覚に馴染みきれないでいる超個性的な男の子っぽい『ナナ』の、恋愛や日々も悩みを織りまぜた上京+成長(?)ストーリー。
著者も『虚構と現実感のバランス』コメントしていたように、この人の漫画はそのバランス感がすごく計算されているというか、なんというか広告的(?)!。広告を作る時って『嘘のイメージをいかに本物っぱく訴えるか』という手法をとったりするのだけど、著者のコメントはその感覚に近いかも。例えば