望月実のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
就活で考えておくべき事の一つに、雇う側と雇われる側の立場や考える論理は全く異なるって事がある。どちらも相手に要求するものは際限なく出てくるし、折り合える決着点もない問題だって感じるんだ。ただ組織に入ったからといって、これからの時代は自発的に自立した考えで行動する力が必要になるって事は間違いない。競争社会では、これで競争は終わりですと云ったり出来ない永続性を内包している。上を目指す点においては誰であれ共通した立場にあるが。何を持って価値とみなすか、ではなく、如何なるものであっても価値を見出す考え方に切り替えておく事が必要である。自分自身を常に偏った立場において捉える事なく、反対の状況や立場にあっ
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Posted by ブクログ
「自分が知っている情報を変化の激しい先の見えない現実にぶつけて成果を生み出したときに、はじめて価値が生まれると思います」
タイトルの通り、有価証券報告書の速読についての書。
有価証券報告書それぞれに何が書いてあるかを知っていても、企業分析の際に最低限どの情報を活用すればいいかが分からなければ時間がかかってしょうがない。
全てを分析することは、一見凄いようで誰にでもできる。
本書は、いくつかの業界に属する企業の分析において、どういった情報があれば分析が可能なのかを指南してくれる。
会計の入門というより、会計をある程度理解した上で読むと著者の意図が非常によく伝わってきて得る物の多い一冊。
・I -
Posted by ブクログ
最小限の数字でビジネスを見抜けるようになる本です。
■概要
まずは決算書を分析するためのInputとなるものを整理。
次に決算書の分析方法の基礎知識を入手。
分析方法は2種類!その会社を時系列で追う「時系列分析」、
もう一つは競合他社の同時期と比較する「競合他社分析」。
次は実際に上記2種で分析してみるとどうなるか?を見ていきます。
実際の企業でみてみます。(本書でとりあげているのはNTTドコモ。競合他社分析ではKDDIとソフトバンクが取り上げられています)
あとはどんな事例があるか?をおもしろい観点でケーススタディ。
・キャッシュリッチ企業の任天堂。
実はキャッシュリッチって危ない -
Posted by ブクログ
ネタバレ決算書の各因子が何に影響があり、どのような場合に見れば良いのか非常にわかりやすく解説している書籍で、入門編としては優れていると感じます。
財務系の知識がないのですが、最低限のビジネスマナーとして必要な内容だと思いました。
==以下メモ==
・7つの情報源
1.決算書
2.決算発表のデータ
1決算短信(必要最低限)
3.HP
4.新聞、ブログ
5.アニュアルレポート(海外向けに分かりやすく作成している)
6.本、雑誌
7.サービス体験(これが本質的に重要)
・分析の原則
-分析の目的を明確に
-比較表の作成
-大きな数字を分解(ex.事業別、所在地別)
-数字を絞って更に分解
・損益計 -
Posted by ブクログ
語り口が謙虚で、こちらの姿勢も正される。財務諸表の見方が示されるが、そこから実際のニュースなどで扱われる企業の状況などに見方を敷衍していて面白かった。
・情報主体のウェブは「集合知(群衆の英知)」という考え方に基づいています。これは依然として重要な考え方ですが、今後、さらに重要になるのは、「友人知(wisdom of friends)」です。
例えば、私が東京に行くときに欲しいのは東京に住んでいる友人からのお薦め情報です。米国では平均して月に6.5時間をフェイスブック、2.1時間ほどをヤフーに費やしています。人々が情報を取得するためにどこに費やしているのか。もう既に変化が起きているのです。今