アランのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
京都の蔦屋で表紙見て気になった『アランの幸福論』(アラン 齊藤慎子 山口昌弘)。
【幸福】に関する本を見るとだいたい「胡散臭い」と思ってしまうのですが、これはそんな事はなく…
スッと「読みたい本リスト」に追加でしてました。
世界の三大幸福論の1つに数えられるアラン(本名:エミール=オーギュスト・シャルティエ(Emile-Auguste Chartier))の『幸福論』ですが、
そんな人だと露知らず。
19世紀〜20世紀にかけて活躍されたフランスの哲学者であり、
第一次大戦前後に約5000編のコラム寄稿を新聞や雑誌に発表された方だそうです。
ちなみに残り2人はヒルティとラッセルという方々。
本書に書いてある事は、以前読んだ自己啓発書の内容と変わりはありません。
原点はもしかしたらアランにあったかもしれませんね。
読んだと言っても、読んだ事を実生活に取り入れる事ができているかというと、
恥ずかしながらほとんどできていないです。
ですが、中には「これはもしかしたらできているかも」と思う事もあったので、
復習、過去の振り返り、継続予定のポイントという点で本を読みながらいろいろ考えてました。
仕事に関しちゃ、【与えられるのは嬉しいけど、言われるがままは嫌だし、自分で動きたい】という気持ちでモヤモヤしていたので、
この本読んで元気もらいました。
趣味分野に関しては、習得したい楽器がある事が浮かび、
そちらもそちらでやってやるぜッッ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者アランによる93の哲学断章を収めた本。
その中から印象に残った文章を抜粋。
・微笑みたまえ → 気分に逆らうような判断力てはどうにもならない。姿勢を変えて運動を与えることが必要である。ほほ笑むこと、肩をすくめること、運動をすることで不安や焦燥から遠ざけることができる。
・苦痛がありのままに想像されることなどあり得ない
・お辞儀やほほ笑んだりするしぐさは、まったく反対の動き=激怒、不信、憂鬱を不可能にする利点かある。だから社交生活や訪問や儀式、お祝いがいつも好まれる。それは幸福を演じるチャンスであり、この種の喜劇はわれわれを悲劇から解放する。
・我々が耐えねばならないのは「現在」だけである。過去も未来も我々を押しつぶすことはできない。なぜなら、過去はもう実在しないし、未来はまだ存在しないのだから。
・過去を見つめることから生まれる悲しみは何の役にも立たない。無益な反省を求め無益な探求を強いるから有害である。
・後悔することは過ちを繰り返すこと
・人間には自分自身以外に敵はほとんどいないものである。最大の敵は常に自分自身である。
・幸福とは、報酬など全然求めていなかった者のところに突然やってくる報酬である。
・幸福になるための第一の規則は、現在も過去のものも含めて他人に自分の不幸、不平不満を絶対に言わないこと。
・幸福とはすべて、意思と自己克服とによるものである。
・微笑みたまえ → 気分に逆らうような判断力ではどうにもならない。姿勢を変えて運動を与えることが必要である。ほほ笑むこと、肩をすくめること、運動をすることで不安や焦燥から遠ざけることができる。
・苦痛がありのままに想像されることなどあり得ない
・お辞儀やほほ笑んだりするしぐさは、まったく反対の動き=激怒、不信、憂鬱を不可能にする利点かある。だから社交生活や訪問や儀式、お祝いがいつも好まれる。それは幸福を演じるチャンスであり、この種の喜劇はわれわれを悲劇から解放する。
・我々が耐えねばならないのは「現在」だけである。過去も未来も我々を押しつぶすことはできない。なぜなら、過去はもう実在しないし、未来はまだ存在しないのだから。
・過去を見つめることから生まれる悲しみは何の役にも立たない。無益な反省を求め無益な探求を強いるために有害である。
・後悔することは過ちを繰り返すこと
・人間には自分自身以外に敵はほとんどいないものである。最大の敵は常に自分自身である。
・幸福とは、報酬など全然求めていなかった者のところに突然やってくる報酬である。
・幸福になるための第一の規則は、現在も過去のものも含めて他人に自分の不幸、不平不満を絶対に言わないこと。
・幸福とはすべて、意思と自己克服とによるものである。 -
Posted by ブクログ
ネタバレアランはペンネーム
世界の三台幸福論、アラン、ヒルティ、ラッセル
不安は飲み込まず吐き出す。
病気の真似事ではなく健康の真似事をする=想像力の力
感情ではなく態度をコントロールする。感情を追い払うことはできないが、態度は変えられる。
自分を役者と捉える。うれしいときも悲しいときも。
その場にふさわしい行動をする。態度と行動は自分で変えられる。
済んだことは後悔しない。「後悔は罪である」スピノザ
寒さに負けない方法は、寒さを喜ぶこと。喜びをもって生きる。
過去をあてにしない。もっと~しておけば、は怠け者の言い訳。今すればいいのだから。
人は運命の袋を背負って生きている。袋の中には、それについて回る運命が入っている。
進んで行動する=困難を進んで受けて立つと幸福になる。
微笑む。どんな状態も喜んで見せる。
礼儀正しさを学ぶ。礼儀とは習慣。学んで身に着けること。
希望を抱く前に、始める。始めなければ希望も起きない。
駆け足で物事を見ない。みんな同じ景色に見えてしまう。
不幸になることは簡単、幸せになることは難しい。だから努力する。
幸せの一つの秘訣は、不機嫌を気に留めないこと。
まずこちらがほほ笑む。
幸せになると決意する。すぐに幸せになれる。
自分の不幸を話さない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ幸福とは何か、93のプロボの収められた本。
自分の心を守るために必要な考え方だと思った。
似た内容のプロボも多いが、どれもしみじみ味わい、親しみの持てる内容。優しさの伝わる文章で、また読み直したいと思える本。
【印象に残った箇所】
22.宿命
どんな運命もそれを良いものにしようと欲するならば、良い運命となるのだ。自身の性質についてとやかく言うことほど自分の弱さをあかししているものは何もない。
→大した努力もせず、自分の境遇のせいにして、手に入らないことに理由付けてる場合じゃないね。
47.アリストテレス
自分でやること、人にやってもらうのではない。そこにはよろこびの一番深い意味がある。
→音楽・芸術はただ鑑賞するのと実際にやってみるのではかなり違う。誰かにやってもらうのではなく、自ら実践することでたくさん得られる。経験は他者から剥奪し難いもの。実体験を積みたい。
53.短剣の舞
過去と未来が存在するのは、ただわれわれがそれらを考える時だけである。過去も未来も人間の臆見であって、事実ではない。
→過去について過度に後悔したり、将来を過度に心配しても無意味。それよりも今を大切に生きようと思った。
57.絶望について
強靭な精神をもつ人間は、自分が今どこにいるのか、何が起きてしまったのか、まさに何が取り返しのつかないことなのかを自分で考えて、そこから未来に向かって出発するような人だと、ぼくは考える。
→まさに。冷静に自分の状況を確認することがまず大切なのだと思った。
93.誓わねばならない
悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。
→本書のまとめ的プロボ。自分で幸福な状態を作ることが大切。
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Posted by ブクログ
ネタバレ挿絵がとてもいい。心を落ち着かせてくれる。そしてこれを読んでいるだけで、いろんなことを気にしすぎていてもしょうがない、さぁあしたを生きようという気持ちになってくる。自然と活力が出てくるような本。
・大げさに考えない。
・遠くに目をやる。
・今ある状況を新しい観点でとらえる。
・すべての道は正しい道
・人との繋がりの場は、自らが魔術師となって雨を降らせたり、良い天気にしたりするような、奇蹟の場である。
・相手の存在を認めて、その人がその人自身であることだけを求める。
・自分で自由に選んだやりたい仕事は、自分の能力を発揮するだけではなく、そこからまた新たな能力が生まれるような仕事
・自ら実行する
・意志の力は、人が思っているよりずっと幸せをもたらす大きな要因である。
・欲しいものは、自らとりにいく。
・自ら求める。
・進んで行動する。
・障害に闘志を燃やす。
・自分から選んで自由に働く。
・問題の核心に迫る。
・困難こそ喜びをもたらす。 -
Posted by ブクログ
世界3大幸福論と言われるもののひとつ。
フランス人哲学者であるアランが著したもので、詩的な感じがする本。
元々、新聞に「プロポ」という形で連載していたものなので、哲学書というよりはエッセイの赴きが強い感じ。
内容は良いのだが、訳の限界なのかもしれないが、なんとも読みづらくわかりにくいところがあったので☆4つ。
短編エッセイの塊なので、要約は出来ない。
いいなと思ったこと
・情念を持たない人間などいない。ただ賢人はその魂の中で、幸福な思惟が膨大な拡がりを持っているので、情念はみな全く隅に追いやられていく。
・悲しみなんて病気に過ぎないのだから、病気を我慢したらいいのだ。
・最初の舵の動かし方ひとつで一航海のすべてが決まると言ったら、船乗りはきっと笑うだろう。
・自分の外に弁解の口実を求める人たちは、けっして満足しない。
・仕事の途方もなさと人間の弱さを考えたなら、人は何もできない。まず行動し、自分のやる事だけを考えるべきだ。
・本当の礼儀正しさとは、何を成すべきか感覚的に知ることだ。敬意を払う事、慎み深い態度、正しい行為などはまさに自分のなすべきものだと知る
・富の不平等な分配には、何にもまして、たらふく食っている人間には退屈を与えるという不平等がある。そういう人は自分で不安や怒りを作り出して夢中になる。
・人は行動のない楽しみを選ぶよりは、自分で行動できる労苦を選ぶ。自分で選んだ、自分で欲した労苦なら良きものとできる。耐えるだけなら好きな人間などいない。
・人からもらう幸福は逃げていく。自分で作る幸福は決して騙されない。なぜならそれは学ぶことだからだ。「楽しみは能力のしるしである」
・風景の持つ本当の豊かさは、その細部のなかにある。
・出来事というのは、我々の期待通りには絶対行かないものだ。すべての事が変わり、すべてのものが過ぎ去る。
・しあわせになる秘訣は自分の気分に無関心になることだ。「この怒りだって、おさまりたければおさまるさ」
・幸福ははるかなところにある限り、将来にある限り、素晴らしいものに見えるが、幸福を掴んだとき、それはなんらいいものではない。
とはいえ、実はこれはちょっとちがう。
ほんとうの幸福はパッと見、欲しいものに見えないからだ。最初の様々な困難を乗り越えたものでなければ楽しむことはできない、