小林有吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
サイドバックへの転向を命じられた葦人。
現実に直面し、自分の想いとは違うことを求められ
受け止められずにいるところに
「仲間」の存在が、少しずつお花に水をあげるがごとく
心に溶け込ませるような媒介となって、
一旦、命じられたことを遂行してみることに。
この「仲間」の存在が大きい。
そして大きなものを背負い、背水の陣として
戦場にいるものとしての重荷を察した、
花の「たかがサッカー」という言葉の深み。
ストライカーとして希望は捨てずとも
与えられた場所で、花を咲かせようとする姿勢は
まさに青春。
「ここは自分のいるべき場所じゃない」
そう思っているうちは吸収できるものはなく成長はない
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Posted by ブクログ
ネタバレサッカーで重要なのは、ボールホルダーを潰すことではなく、スペースを潰すことだ。
選手は点(ノード)であり、3人以上が集まって初めてスペース(面)が生まれる。言い換えれば、3人がスペースを作らない限り、それぞれは点でしかない。そしてスペースを潰すのも、チームで連携して行う。
つまり、注目すべきはボールではなく、人の動きなのだ。それもボールを持っていない人たちの動き(オフ・ザ・ボール)。
視野が広ければ広いほど、スペースは見つけやすくなる。チームが相手のスペースを潰すために連動するようコーチングする必要があり、それも自陣の攻撃スペースがよく見渡せる後方(DF)からの指示が攻撃において効果的と