乙野四方字のレビュー一覧

  • 君を愛したひとりの僕へ
    ★4.2/5.0
    僕君の後に君僕を読んだ。
    両方読んだ時に初めて、僕君を読んだ時の謎が解けた気がした。
    僕君に比べると少々胸が苦しくなる内容ではあった。
    君僕→僕君の順では読んでいないからハッキリとは言えないが、僕君→君僕の順で読むと、どことなく切ない気持ちにさせられた。
    母親、父親、どちらについて...続きを読む
  • 僕が君の名前を呼ぶから
    「僕愛」「君愛」のスピンオフ、というより、もうひとつの「君愛」といっても問題ではないと思う。

    両親が離婚の危機にある主人公の少女・今留栞の物語。
    前2作を読んでいれば彼女が誰かはすぐ分かるはずだし、
    ラストはきっと幸せな気持ちになれると思う。

    わたしだって、この話が読みたかったんだよ。
  • アイの歌声を聴かせて
    映画で感動してしまい、遂にノベライズ本まで購入…。

    「幸せとは何か」という問題の答えは、そうそう簡単に答えられるものではない。それは、AIも同じことだと思う。最後の秘密が涙を誘う原因となったのは確かだが、それよりも1つのことを成し遂げようとするAIの素晴らしさに心打たれた。今後、世界はよりAIと共...続きを読む
  • ミウ -skeleton in the closet-
    言うほど衝撃か?ラスト10ページを先に読む奴なんておらんやろ……。     
    いや~しかし面白かった。表紙の二人が良いキャラしてる。大好き。またこの二人の話が読みたい。
  • ミウ -skeleton in the closet-
    一気に読んでしまった…。
    ふたりのキャラと関係性がすごく好き。ところどころに散りばめられた小さなつながりも好き。
    ラスト10ページは予想出来てしまったところもあるのだけれど、それでもわくわくした。もしかするとミユのように笑いながら読んでいたのかもしれない。
    ふたりが生み出す物語を読んでみたいと思った...続きを読む
  • ラテラル ~水平思考推理の天使~
    「特等添乗員α」シリーズで、水平思考のことは知っていたけど、ウミガメのスープ問題は初めて知った。すごい楽しめた。続編書けそうなのに、1巻で終わりなのが悲しい。
  • ミニッツ ~一分間の絶対時間~
    能力持ってて自信過剰で猫被ってるけど涙もろい主人公。うーんチャーミング!あざといぞ!
    他人の心を読める、って異能持ちなわりには、その野望が「生徒ポイントをためて(1年生にして)生徒会長になる」ことってのは、地味というかなんというか、いや、でもそういうの好き。
    あとがきでちょっと微妙な気持ちになったり...続きを読む
  • ミニッツ ~一分間の絶対時間~
    タイトルにあるミニッツという特殊な能力を持ってるキャラが少ないけど、ラノベらしいラノベでわりと面白かった。
    アザミのキャラが特徴的だけど、ミニッツ持ってたりするのだろうか。

    次巻も買うと思う。
  • ミニッツ ~一分間の絶対時間~
    1分間だけ他人の心が読めるミニッツを駆使して生徒会長を目指す主人公櫻くんのお話。能力には反動があったり、櫻くんが腹黒かったり、でもすぐ顔真っ赤になったり泣いちゃったりで、俺つえーでありながらも完璧ではないのが良かった。ちょっと詰め込みすぎな感じもしたけど、他人の心を読んでの心理戦なんて必勝じゃんとか...続きを読む
  • ミニッツ ~一分間の絶対時間~
    普段の生活態度でポイントが稼げる学校で、人の心を読む能力「ミニッツ」を持つ主人公。
    その能力を使ってポイントを稼ぎながら学校生活を送っていくが、その能力には副作用があり、いろいろなことから一部の人に怪しまれはじめて・・・。 

    会話のテンポ、キャラ立ちと全体的にバランスはいいですね!
    騙しあいをして...続きを読む
  • ミニッツ3 ~神殺しのトリック~
    なかなか面白かった。
    けど明芳がってのが納得いかぬ…。
    ちょっとこじつけっぽいような。
    ただ、アザミについてはまだ何も明かされていないのでその辺りが見えてくるとこの辺の答えも自ずと見えてくる…のでしょうか?

    よもぎちゃんの能力は前の巻で予測した通りっぽいですね。面白い反動で好きです。
  • ミニッツ2 ~神の幸運、天使の不運~
    ゲームに関しては面白かったかなぁ…。
    でも、ちょっと不可解というか、納得のいかない点も少々。それを突き詰めるとゲームの面白味が薄れるというかなんで?ってなるというか。

    今回人間模様はキャラがぐっと増えたこともあり一層ごちゃごちゃしてきましたね…けどうまく描かれてて整理しやすいです。もはや茉莉先輩の...続きを読む
  • ミニッツ3 ~神殺しのトリック~
    1巻、2巻と比べると少し落ちるかな……

    キャラの魅力は安定しているし、物語もいよいよ「異能」の根幹に迫りはじめて目が離せない感じ。
    ただ、肝心の思考ゲーム「クレタ人の朗読会」が微妙。

    例題。
    A「長いトンネルを抜けるとそこは沖縄だった」
    B「夜の底が白くなった」

    はい、間違っているのはどちらで...続きを読む
  • ミニッツ2 ~神の幸運、天使の不運~
    後半のゲームが、カイジばりの心理戦で面白かった。てか最後のイカサマはEカー(ry
    一巻ではこの心理戦がなかったから、なんだかなあ、だったけど、今後もこの路線を貫いてくれるならちょっと期待したい。
    みんな初見でゲームの裏の裏まで理解しすぎてて、なんだか自分がものすごくバカなんじゃないかと錯覚しそうにな...続きを読む
  • ミニッツ ~一分間の絶対時間~
    めくるめく知略バトル!! という感じではなかったと思うけど、相手の心理や状況を読んで行動に移すキャラたちの動きは、確かに知略バトル的で楽しかった。問題は、ハーレム的に出てくるヒロインたちの誰よりも、主人公がかわいいところだろうw
  • 僕が愛したすべての君へ
    期待が大きすぎて、切なくなるのはどこだろ?と思っているうちに読み終わってしまって、どこが切ないポイントなのかわからないまま。
    設定や内容が40代を迎えた私には漫画の世界すぎて、いまいち入り込めず。残念。
  • 僕が愛したすべての君へ
    映画と比べてだいぶ内容が違うように感じたが、本で読んだほうが断然好きだった
    物語にすごく大きな山があるわけではないし、「並行世界」という概念以外は普通の恋愛小説という感じだったが、それだけに素朴な日常が丁寧に描写されているシーンも多く組み込まれていて、読み終わった今はほのぼのした感情が多く残っている...続きを読む
  • 僕が愛したすべての君へ
    もう1冊を読んでないから分からない部分もあったが並行世界がもしこの世にもあったらと考えるのが楽しかった
  • 君を愛したひとりの僕へ
    こちらを後に読んでの感想、「こっちがトゥルーエンドだ!」

    正直和音のほうがいい女だし僕愛の方が物語的には面白かったのだけど、栞の正ヒロイン力が高すぎる。白ワンピの似合う幼なじみの黒髪美少女は強い。

    それに、僕愛で謎だった交差点の幽霊や少年期のパラレルシフトの原因は君愛で解決するのでこの順番の方...続きを読む
  • 僕が愛したすべての君へ
    一時期流行りに流行ったパラレルワールドものだけど、2冊読むことで全く別の物語が見えてくるというのは新しいなと思った。まぁやってることは分岐でヒロインが決まるギャルゲーと同じかもだけれど、主人公が子持ちというのも中々ないし。ちなみに、こちらを先に読んだ。

    このような世界になったら平行世界の自分に罪を...続きを読む