乙野四方字のレビュー一覧

  • 君を愛したひとりの僕へ
    『僕が愛したすべての君へ』を読んでから読んだ作品。
    並行世界に関する話だが、この2作で並行世界を擬似体験したような感覚。
    こっちの世界の主人公は愛する人を追い続ける人生で、愛する人を追いかけ続けることに人生を賭けていた。サイエンス要素がありながらも、温かみのある物語。

    読み終わってから「そういえば...続きを読む
  • 君を愛したひとりの僕へ
    とても面白かったです!
    「僕が愛したすべての君へ」と繋がってる場面が出てくるところが面白くて好きです!(パラレル・シフトしているところなど)
  • 君を愛したひとりの僕へ
    こちらを後に読んで私的には良かったなと思います。
    こちらを読みきると、二冊分の物語が一気に重みを増した気がしました。
    二冊分を使ってこんなに「平行世界」の話をしていたのに、本当にしたかったのは「時間遡行」の話だったのか、と最後の最後に気づかされました。
    やり直している世界の"向こう"が多少ヌルくても...続きを読む
  • 僕が愛したすべての君へ
    私はこちらから読んでよかったなと思いました。
    ライトめでちょっと不思議な概ね幸せな恋愛小説、という感じ。
    これだけ読んだ後は「ヌルい人生だな勝ち組だな」と思ったけれど、もう一冊の方を読んだ後は「このぐらいヌルい人生で十分だよ」という気持ちに変わりました。
    (ヌルくはないのだけれど。13隣の和音ちゃん...続きを読む
  • 君を愛したひとりの僕へ
    "君愛"を読み終えて思ったこと、、、
    確実に"僕愛"は"君愛"の後に読むべきだった。。

    "僕愛"から読み終えてはいますが、
    結果的に物語は掴めるので、ぶっちゃけどちらから読んでも
    問題はないかと思います。
    ただ、"君愛"→"僕愛"の順で読んだ方が面白いです。
    "僕愛"の裏設定みたいな感じになります...続きを読む
  • 僕が君の名前を呼ぶから
    昨年秋の2部作当時公開映画の続編、とゆーかパラレルストーリー。僕愛、君愛どちらも映画館で見て、その主人公の女の子の1人のパラレルストーリー。通常世界では出会わなかった人と運命の出会いをし、結婚し、添い遂げるなんて、やっぱり何か夢があっていいなと思ってしまう。今の世界の平行線上にもう一つの世界があって...続きを読む
  • 僕が愛したすべての君へ
    平行世界を当たり前に認識してる世界って設定が面白かったです!
    こちらから読むとちょっとわかりにくかったかも
    でもこちらで疑問だったことが君愛ですっきりしていく感じはまた読み応えがあって面白かったです!
    タイトルも作品を読み終わったあと見て考えると深いな、と思いまた!
  • 君を愛したひとりの僕へ
    こちらの方が最初から話が重いですね。
    読んでいて辛くなっちゃいました。
    主人公が報われるのか報われないのか、その選択は正しいのか否か
    なげかけられるテーマが重たかったです。
    でも読みやすくてさっと読める作品でした!
  • 僕が君の名前を呼ぶから
    僕愛と君愛の映画に合わせたのかはわかりませんが、本編とは別の並行世界を描くスピンオフ小説です。栞を主人公として幼年期から老年期までの長いお話です。この本はこの本でまとまっているので、多分本編を知らなくても大丈夫です。
  • 僕が愛したすべての君へ
    君愛→僕愛の順に読んだので、基礎情報が分かっていたこともあり読みやすかった。君愛では分かりづらかった部分も僕愛を読んで理解が深まった気がする。
    どちらを先に読むかで結末が変わる構成は面白いが、個人的には、君愛→僕愛の順に読んで良かったと思った。
  • 僕が愛したすべての君へ
    パラレルワールドもの大好きです。本当にあるんじゃないかなぁと時々想像します。

    同時刊行された本があるとのことですが、これだけでも十分楽しめました。
    今回のお話では、気になった部分は同時刊行されたもう一冊の方で分かるのかな?と思うので、そちらも読んでみたいなと思います。
  • 君を愛したひとりの僕へ
    僕愛と違って悲しいです!
    多分君愛から見た方がいいです!
    僕愛から見たら繋がっているところであー!なります!すっごい栞も暦もすっごい可愛くて大人のせいで離れ離れになったので可哀想だし大人って子供の恋バナに興味持っているのにちょっとウザさを感じた!
    でもその悲しさや恨みみたいなのを自分でなんとかする2...続きを読む
  • 僕が愛したすべての君へ
    物語がどちらから読むかで結末が変わるということだが、こちらを後から読んでとても幸せな気持ちになった。
  • 君を愛したひとりの僕へ
    もうひとつの作品を先に読みました。二つ読んで初めて完成します。片方だけ読んでやめたらもったいない。SF嫌いでなければ、ぜひ読んで欲しいです。
  • 君を愛したひとりの僕へ
    一気に読み終わってしまった。どちらか読み始めたら結末が変わるということだったので、最終的にはハッピーエンドで終わりたかったのでこの本を選択したけど、終わりが切なかった。
  • 君を愛したひとりの僕へ
     個人的には僕愛よりこちらの方がストーリー的に本筋の様な気がします。暦と和音の関係性は研究者同志の友情がメインなのでしょう。栞のために暦が下した決断は彼女を思えばこその切ないものでした。自分達にとって最適な並行世界を選ぶと言う事は、その様に世界を創り変える事にもつながるのかなと思いました。
  • 僕が君の名前を呼ぶから
     同時刊行された僕愛と君愛のスピンオフと言う事で、ある意味「その後の栞の物語」とも言えると思います。暦のした事は無駄ではなかったんだと思うと何だか感慨深い。作中でこの本のタイトルがセリフとして登場した時は「お〜タイトル回収だ!」って胸熱でした。
  • 僕が君の名前を呼ぶから

    1番穏やかな

    君を愛したひとりのぼくへではあまり見られなかった、栞の姿がみられて面白かった。
    3作の中で1番穏やかに幸せなお話だったなと思う。
  • アイの歌声を聴かせて
     映画原作のノベライズ。
     原作通りだが、原作のミュージカルをどうやって文字に書き起こすかが、この作品の大変なところだと思う。

     日常の周りにロボットがいる世界。
     サトミの母親はAIの大企業の研究職だ。
     ある日、母親のスケジュールをこっそりと覗き込むと、社外秘のテストがあるようだ。
     ディスプ...続きを読む
  • 僕が君の名前を呼ぶから
    本編を映画で2本とも見たので、スピンオフ版を読んだ。

    本編の内容は、ざっくり言うと並行世界の存在が公認されている世界で、パラレルシフト(並行世界の移動)の事故により交差点の幽霊になってしまった栞を助けるべく主人公の暦が奔走するという物語だ。結局、暦が出した結論は「栞と自分が会わない世界線に行くこと...続きを読む