乙野四方字のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1人の男性が一生をかけて彼女を救おうとする純愛物語。
主人公である『暦』の彼女である『栞』に対する思いの強さには感服する一方で、唯一の友人且つ研究仲間である、『和音』とも信頼関係を築いているが、研究内容以上の会話をしないところに、「僕愛」での和音の存在を知ってるが故に寂しい想いで、常に胸がザワザワする。
先に「僕を愛した全ての君へ」を読んだのだが、個人的に双方の繋がり方が大好きすぎる。まだ両方未読の方は、どちらを先に読むか是非とも悩んでいただきたい。
正直、今作を読んでからの方が繋がり方は潤滑なのかな?と思う程度でどちらにせよ最高の作品であることは間違いない。
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Posted by ブクログ
ネタバレパラレルワールドの認識、そして移動が一般化している世界のお話。個人的に非日常ストーリーは苦手なのだが、この作品はとてもお気に入りの作品となった。
お気に入りのシーンは、13の世界の和音が0世界へやってくると暦にバレたシーン。
私なら、0世界のただ幸せな人生を送っていたのにも関わらず、別世界の勝手な都合で転送されてしまうことを考えたら(しかもパートナーが)果たして13の世界のパートナーの気持ちを受け止めることができるのかと考える。私なら13の世界のパートナーを違和感を感じながらも、そのまま愛して、老後を迎えてしまうだろうなと思った。
タイトルの『すべての君へ』の意味は、中盤では、1人(作中では -
Posted by ブクログ
君愛、僕愛のスピンオフ作品。
暦と出会わなかった栞の人生の話。
君愛、僕愛での栞しか見ていなかった私は、この作品を読んで並行世界というものをより立体的に考えられるようになった。今までは暦と出会わなかった栞の人生を感覚的にぼんやりと考えることはあったが、このようにはっきりとその人生を描かれたことで、本当にそのような世界が存在するのだと感じさせられた。
暦と出会わない栞の人生は、全くと言っていいほど本編と交わらない。本当に暦には出会わないのだ。しかしながら、変わらない部分もある。「見返りを求めない人助け」と栞が発言した時、知っている栞がチラついて嬉しくなった。どの並行世界でも変わらない部分があ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「君を愛したひとりの僕へ」では並行世界の自分・相手は同一人物ではないと考え、「僕を愛した全ての君へ」では並行世界でも同一人物という考えになっていて、実際タイトルにも考え方が反映されているのがすごい。しかも、どちらも愛する人(人は違うけれど)によってそれぞれの考え方になっているというのも面白いところだなと...‼︎
「僕を愛した全ての君へ」でわからなかったとこ、何も気にせず読んでいたところも、「君を愛したひとりの僕へ」の伏線(⁇)、並行世界で起こっていたことだと結びついていくのが本当に読んでいて面白かったし、交互に何回でも読みたい!!
どちらもあまり長くなくとても読みやすく書かれているの、読