こよりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ一話から三話まで読みながら思ってたのは、帯の言葉がちょっと大げさ過ぎないかな?でした。
〈読めばきっと家族を思って涙する〉
実際は終章でぼろ泣き。すみません。帯文に偽りはなかったです(TдT)ただ家族をというより桜介さんの優しい言葉で涙がこぼれました。
p292「祐里ちゃん。喧嘩になったとはいえ、祐里ちゃんは八千代さんの身体のことを考えてたんだろう?それはきっと伝わっていたさ」
ほぼ祐里ちゃんに感情移入して読んでたから、ああ!わかってくれてる~。と気持ちが高ぶってしまった。
自分のことを自分以上にわかってくれる。そんな人がそばにいるだけで幸せだと思う。
終章でぼこぼこ伏線が回収されていって、中 -
Posted by ブクログ
ご都合主義とか現実的じゃないとか考える人はいるかもしれませんが私は好きです。
人にも植物にもというか町全体に魔法がかかったみたいにゆったりしているから。
お仕事小説という側面もあるのかもしれませんがそれよりも「植物を介した人のやさしさ」を重要視した小説なのかもしれません。
私は植物を育てた経験というものが小学校時代のアサガオくらいしかありません。
それは宿題だからやれたけれどプライベートで根気よく育てられる自信がありません。
そういう家庭で育ってないし。
でも緑は嫌いじゃないしそういう生活は素敵だな、と思います。
簡単なものになるけれど育てたい気持ちになりました。 -
Posted by ブクログ
文章がとても柔らかく、温かな気分になれる一冊。
大切な探し物が見つかるコンビニたそがれ堂。
行きたいと思っても行けず、本当に欲している物があった時だけ辿り着ける不思議なお店を中心とした短編集。
どのお話も、優しくて切なくて思わず涙がこぼれてしまった。
独特な世界観だけれど、情景がすぐに頭の中に浮かんでくるし、登場人物等に感情移入しやすい丁寧な描き方だった。
神無月という事で、神様は不在。
その代り?にお化け(幽霊)たちが登場するが、ユーモラスだったり、優しかったり、寂しかったり……。
そんなお化けたちの姿にハッとさせられる事も多く、読みやすいので子供たちにも是非読んで欲しい物語だと思った -
Posted by ブクログ
買おうかどうしようか散々迷って一ヶ月遅れで買った挙げ句、届いて数ページ読んで、これは植物知識が要る、と積読状態でした。やっと読んだんですが。
これは、都会の人には分からないヤツかも。です。
観葉植物一鉢くらいじゃお話になりません。
しかも、植物をそれぞれ「この子」レベルで愛せる人でなければヒロインの咲さんは変な人です。オーナーの青さんは輪がかかってますが。この二人の会話、字面だけではなく植物レベルのエア会話まで読まないと意味が分からない。その点、咲の先輩の大地のほうがよっぽど分かりやすいです。
植物の手のかけ方、剪定や施肥、細かい世話を本当に心を砕いてできるヒロインは本当に草木に寄り添って生き -
Posted by ブクログ
今回は風早三郎さんの代わりに化け猫の『ねここ』が店番です。
三郎さんとはちょっと違う接客ですが、心の中の本意を見ぬかれそうな感じ。違うテイストで面白かったです。
たそがれ堂は、生きている人のお客さんだけでなく、心残りな死に人さんも来ている。
皆、お互いに語り合い、境遇を思いやる。
死んでからも、相手を思う気持ちに切なくなりました。
副題が「神無月のころ」で、私の誕生日が10月なので、なんというタイミングなんだろうと嬉しかった。
誕生日の月の物語、素敵ですね。
ラストのお話で「桂花陳酒」が出てきますが、若いころに何度か飲みました。甘いお酒です。今はもう、飲まなくなりましたが、久々に飲んでみ