こよりのレビュー一覧

  • コンビニたそがれ堂 祝福の庭

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    12月の刊行と言うことで、1冊まるごとクリスマスのお話。
    ここ最近の作品は命の重さを感じる作品が多かったので、今作に収録された話は夢があり、誰もなくならず、優しい気持ちで読み終えることが出来た。
    特に1作目の「ガラスの靴」は今まであまり出て来なかったセレクトショップの店員さんが主人公で、とても新鮮な感じがした。遠い昔に優しくしてあげた女の子が恩返しに来るのも、とても夢があって、よかった。
    もしクリスマスに奇跡が起きるのならば、私も物ではなく、もう会うことの出来ない人に会いたいと願うだろう。
    今回はクリスマスと言うことで、「たそがれ堂」に店長とねここ両方ともいて、サービス作品だったんだろうなぁ。

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    2020年07月13日
  • コンビニたそがれ堂 花時計

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    今回のたそがれ堂は、時を戻せる魔法の物語でした。
    これを読みながら、自分自身のあの時あーやっていれば良かった。こっちを選べばよかったな
    って思い返しました。
    けど、今の自分はあの時の選択肢を選んだから。隣にいる友達はもしかしたら居なかったのかも、なんて同時に思いました。

    過去を振り返り、今に思いを馳せることが出来る作品でした。ありがとう。

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    2020年07月06日
  • ここは墨田区向島、お江戸博士の謎解き日和

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    ネタバレ

    万年貧乏の上、言い訳ばかり並べて(子供を免罪符にするな)家賃を支払わない桜介のことが、序盤はどうにも好きになれなくて苦労した。
    いやもう言い訳が見苦しい。
    誠意がない。
    そりゃ祐里ちゃんに締め上げられても仕方ない。
    いいぞ、もっとやれ。

    ただ江戸時代を中心とした歴史知識に基づく謎解きは流石。
    それに段々と彼の過去の経歴やら奥さんとのことが見えてくると見方が変わった。
    過去に色々あったからこその今のキャラなのかなと。
    まあそれでも苦手なタイプに変わりはないけれど。

    その分、彼の息子の天使っぷりがもう癒し。
    観察力も凄いので推理の助けになることも。
    可愛いし、思いやりもあるし、助手としても有能

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    2020年06月30日
  • コンビニたそがれ堂 猫たちの星座

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    絵本。ほんわか。
    夢心地。優しい。
    メルヘン。
    パステルカラー。

    そんなイメージが浮かぶ本でした。

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    2019年11月08日
  • コンビニたそがれ堂 猫たちの星座

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    ネタバレ

    今回もまた猫とねここが中心の優しいお話たち。命のお話はこんなに綺麗な事ばかりではないので、オバサンとしてはそこかしこが痒くなるような変な感じにもなりましたが、若い人達にはこれくらい優しく美しいお話をまずは読んでもらいたい。

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    2019年04月03日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

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    ねここの素っ気ない、でも奥に優しさと切なさと温かさがある感じが素敵だった。各話のお化け達もハロウィンらしくて魅力的。ただ虐めた事を謝りたいというエピソードは美化と調子の良さを感じてモヤッとした。ナチュラルに本のジャンルに上下や優劣をつけていたり他、翻訳家さんの話も盛大に引っ掛かってしまって、柔らかい印象の著者の本なのにたまに人物に性格の悪さを感じたり、その先に似た作者まで透けて見えてしまう気がしたりする私は、読み手として間違っているのかな…。優しいと評判の著者の本なのに、素直に楽しめない事がある事が残念。

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    2018年10月17日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

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    大好きな村山早紀さんの一番好きなシリーズ。
    5年ぶりくらい。
    で、読んでる自分が年をとったな…と。
    素直に感じられなくなったな…と。

    臨終の際に、旦那さんは思い出してもらえなかったのかな。とか。子供や孫への願いを何かお願いしなくていいのかな。とか。お姉さんは守ってあげなくていいのかな。とか。

    なんか悲しい。

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    2018年09月07日
  • コンビニたそがれ堂 小鳥の手紙

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    ネタバレ

    ねここ、大活躍。宅配もやってるんだ…と思ったらそういう事だったのか、と。ラストはとても幸せな感じがして、きっと幸せになるんだろうな、と心が温かくなりました。お母さんに書いた手紙の秘密も、百貨の魔法の番外編もとても良かったです。どの章を読んでも心がまるくなる作品です♪

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    2018年08月06日
  • コンビニたそがれ堂 小鳥の手紙

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    『百貨の魔法』の番外編もよかったけれど、
    「小鳥の手紙」がいいなぁ。
    でも、ねここの無敵な感じもやっぱり好きだな。
    ということで
    「コンビニたそがれ堂」好きですな。

    あったかくなりますよぉ。
    冷たいものばかり飲んでるとお腹冷えるしね。
    関係ないけどね。

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    2018年07月27日
  • コンビニたそがれ堂 祝福の庭

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    クリスマスにちなんだ作品集。気が付かないけれど大切に思われていたり、誰かが慕ってくれていたり。やっぱり全てが優しい作品で、心がほっとしました。誰かを大切に思うその気持ちは、とても不器用な想いだったとしても、きっと相手にも伝わるんだと思いたい。人生の岐路だったり、大切な事を決める時に、そっとそばに居られる作品があるのは、とても素敵な事です。そういう作品を書いてくれる作家さんがいるのは嬉しい事です。この作品に登場する作家さんも同じ。そしてサンタクロースが粋。2人の優しい気持ちに涙が滲みました。

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    2018年06月20日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

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    子供向けの幻想をつめたような話もあって
    疲れた現実から架空の町に想像を広げて癒されます。

    子供の頃の気持ちを思い出すこのシリーズ。
    現実の間に不思議があると信じていた頃や
    不思議があれば良いなと思っていた頃
    そしていつのまにか
    不思議は本の中で楽しむものになっていたものです。

    今後も長くこの世界のお話を読めればいいなと思っています。

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    2017年12月10日
  • コンビニたそがれ堂 祝福の庭

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    いつもほっこりするシリーズ。今回も面白かったです。一冊まるっとクリスマスでした。コンビニたそがれ堂、店長さんとねここさんが二人並んでレジにいて、なんだか良かったです。狐の神様のお店でもクリスマスするんだな、と思いましたが、そういえばハロウィンもしてた。コンビニに訪れる人が幸せになってくれたら、元気になってくれたらいいな、みたいな風早三郎さんの思いがうかがえて好きです。寒くなったので、コンビニたそがれ堂のおでんとコーヒーがますます美味しそうで、訪れてみたいです。暖かい気持ちになりました。

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    2017年11月17日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

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    神無月には読み終われませんでしたが、今回も心があたたかくなりました。神無月という事で、いつもの店長の三郎さんは出雲かな?化け猫のねここがアルバイトしてました。かわいい。お話は「幻の遊園地」が好きでした。風早の街には遊園地もあったのですね。今は、訪れることの出来ない地下にしか残ってない、というのも切ない。どのお話も切ないのですが。次のお話は三郎さんが戻ってくると思いますが、ねここの店番も楽しいです。これからも時々は、ねここの店番のお話もあったらいいな。

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    2017年11月01日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

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    ネタバレ

    今回はどうにもならない死と向き合う話が主で、最初の猫の話が読んでいて辛かったです。でもねここのキャラクターはよかったし、幻の遊園地と幽霊屋敷はみんなの優しさがあらわれて、ほっこりさせられます。神様がいないのは少し残念ですが、これはこれで楽しめました。

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    2017年08月18日
  • そして少女は悪女の体を手に入れる 1

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    面白かった
    弟が一番可愛くて格好良くて好き
    恋愛より女友達とわちゃわちゃしてるシーンや 家族とわいわいしてるシーンが読んでてすごく楽しい

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    2017年07月08日
  • コンビニたそがれ堂 祝福の庭

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    クリスマスのお話3篇。

    それぞれにいろんな思いのあるクリスマス。
    変わらず、あったかいです。
    「コンビニたそがれ堂」も6作目、健在で安心安心。

    クリスマスの意味も宗教も壁も乗り越える
    「コンビニたそがれ堂」
    いやはや、風早、お見事で。

    仲でも「ガラスの靴」がお気に入り。

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    2017年01月30日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

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    神無月ですので店長は出張中。かわいい化け猫の女の子が店番。またしてもスタートからにゃんこの話で泣かされてしまいました。そして相変わらず妖精のいる封印された遊園地など背景がとても素敵。場面を想像しながらゆっくり楽しみました。

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    2016年11月18日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

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    今回は、神様は出雲にお出かけの月、ということで、お店に立つのは別のヒト。
    そして、季節がらハロウィンだからかあっちの世界と通じるエピソードがたくさん。
    だからか寂しい、ひっそり感が、いつものホッコリ感より強め。

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    2016年11月05日
  • コンビニたそがれ堂 神無月のころ

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    好きなシリーズです。
    神無月という設定は上手いなぁ。

    最初のクロネコのお話を
    うっかり通勤電車で読んでいて泣けてきて困ったよ。

    幽霊屋敷の話もよかった。

    全体的に優しいのはこのシリーズのいいところ。

    行きたいなぁ、コンビニたそがれ堂。

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    2016年09月01日
  • 樹木医補の診療録 桜の下にきみを送る

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    樹木医の実際の作業部分があまり出てこないので、ちょっとだけもの足りなかったが、それなりに面白かった。現実味が少し足りない気がした。

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    2016年05月01日