畑野智美のレビュー一覧

  • 海の見える街

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    第一印象って大事だけど、そこから一歩二歩踏み込んで、ちゃんと相手を知ることの方が大事よね。苦手だから、そういう事が自然とできる人が羨ましい。

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    2021年04月05日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    タイムマシンが有ったらどうするか?未来を見てみたい?過去に行ってみたい?僕は断然過去に行ってみたいです。あまり未来を知りたいとは思わないかな。
    タイムマシンを使う事によって、自分の居る世界が変わってしまい、元居た世界に戻れなくなってしまった主人公。うざったいと思っていた現実も、実はかけがえのない唯一のものだったという事に気が付いた時には、今いる世界で生きて行くしかないと悟るのでありました。
    結構複雑で、最後まで読んでもよく分からない事ばかりだったのですが、これ続編だったんですね。そういう事はどっかに書いておいておくれよお・・・。結構面白かったのに消化不良になってしまった・・・。前作読まねば。。

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    2021年03月31日
  • シネマコンプレックス

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    日曜日のクリスマス・イブの日、郊外のシネコンで働く人たち。それぞれが微妙な人間関係のなか、複雑な悩みを抱えながらもひたむきに仕事をしている…。映画館の各部署で働く人の想いが重なりあう心温まる連作短編集。
    映画館を舞台にした小説や映画は数多くあるが、シネコンが舞台の作品は初めてかも。物語の世界で映画館のイメージは郷愁とかノスタルジーになるが、シネコンではちょっと違う。それでも主役は人間となれば、その部分は欠かすことができない。作者の挑戦に拍手を送りたい。

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    2020年12月08日
  • 感情8号線

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    ドラマ化されていたので。ドラマはまだ観てないけど。
    こういう短編が詰まってるやつは、相関関係があり、それが面白い。

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    2020年10月27日
  • シネマコンプレックス

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    クリスマスイブに郊外のシネコンで働く人達たちのお話。 それぞれのセクションごとで働く人の目線で描かれ、そこでの人間関係や仕事の内容が少しずつ絡んでいきます。 大学生と少し年上のフリーターがメインのお話なので、若者の抱える繊細で危うい心理描写が印象的でした。 どこの組織も同じようなことがあるのですね・・・。 個人的には、「ザ・中間管理職」というようなトーキョーがインパクト強かったです。 彼のお話もスピンオフか何かで知れたらいいな。

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    2020年10月12日
  • 海の見える街

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    畑野智美の作品を読むのは、『夏のバスプール』と『ふたつの星とタイムマシン』に続いて3作目。
    それで気づいたのだが、私は著者の文章と、構築する世界、醸し出す雰囲気が好きだ。
    『夏のバスプール』はストーリーも面白かった。
    『ふたつの星とタイムマシン』はやや淡々としていた印象があったが、それでもどこか引き込まれた。
    3作とも恋愛小説だが、どれも味が少しずつ違う。

    本作も例にもれずやわらかい雰囲気を持っている。
    ただ、ストーリーにはうまく入り込めなかった感じがある。

    それは、春香がやってきたことによって、彼女を含む4人の男女が変わっていく物語なのだが、あまり春香を好きになれなかったことに起因する。

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    2020年10月07日
  • 家と庭

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    実家暮らしのフリーター・望に新しい環境が突然訪れた。女五人と過ごす日常の中で、人生に何も望まなかった「望」が少しずつ変わっていく。下北沢に住まう人々のカラフルで愛らしい日常を瑞々しく描く青春小説。
    女三人でかしましいのに、五人となれば男の居場所はない。男だから、長男なんだから、成人したんだからと、形を求められる人生は大変だけど、この作品の主人公・望はなかなかへこまない。育ちって、やっぱり感性に大きな影響を与える。

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    2020年08月19日
  • タイムマシンでは、行けない明日

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    ネタバレ

    これはどうやって最後締めるのかなと思ってたら、ラストに盛大な「???」。

    誰だよとツッコミつつ、まあ考えられるのは事故の加害者娘かな・・・と、もう一度読み直してその名前を捜索して確認。
    無事謎は解けたわけだけど、最後に彼女が登場するのが少々唐突に感じた。途中もうちょっと匂わせちゃ駄目なもの?

    名前が変わって、歳を重ねて姿が変わったとしても、自分だとわかる人がいる。
    理屈じゃなくて通じるものがあるんだなと、長谷川さんや父親の姿を見て思った。
    斉藤もわかるかな。彼のリアクションが大いに気になるところ。大騒ぎして、大泣きしそう。

    私的にはもっと主人公が、長谷川さんだけじゃなくて両親とも交流すれ

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    2020年06月06日
  • 家と庭

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    ネタバレ

    下北沢の街を舞台に少しずつ周囲の変化を受け止めて成長していく家族の物語が展開する。変化に取り残される不安は分かる。それでも、どんなに状況が変わっても変わらずやさしく受け止めてくれる家と庭、そして家族はやはり大切なんだと思った。何よりきょうだいっていいなぁと思える作品。

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    2020年03月27日
  • 罪のあとさき

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    14歳で殺人を犯した少年と、その現場に居合わせた少女。13年後、大人になった二人は再会した。現在と過去が重なるとき、新たな世界が生まれる。少年犯罪を通して描く、命と旅立ちの物語。
    少年少女にとって生涯トラウマ必至の出来事なのに、わりと淡々と過去を振り返り、現在も日常生活を送っていることに違和感を覚える。それを超越する愛情の存在も感じられないし、この先の二人に幸せが訪れるのかは不安だ。

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    2020年03月16日
  • 国道沿いのファミレス

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    暖かい小説だったが、綾ちゃんの言動にショックを受けた。
    あまりにも尻軽すぎでしょ。「夏のバスプール」の方が、純で好みだった。

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    2020年01月14日
  • 罪のあとさき

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    ネタバレ

    一味違った畑野作品。

    中学の時の同級生がその友人を殺害した。
    ヒロイン楓がその同級生と再会するところから、
    物語が始まる。

    人を殺した罪、子供を堕胎した罪、動物を殺した罪、不倫、ストーカー等様々な罪が行き交う作品。

    後味はよかったけど、ちょっと物足りなかったかな。

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    2019年12月12日
  • 夏のバスプール

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    ネタバレ

    どうしたらいいのか、夏の嵐のような恋。

    登校中にトマトを投げつけてきたのは、高校から入学してきた久野。因縁のある野球部の西澤、ひそかに憧れている図書室の松ちゃん、親友の青野、担任の有村先生、不登校の富君、幼馴染で青野の彼女の望月、中学生時代の元カノ河村さんなど、涼太の周囲は穏やかなようで複雑に絡み合っている。久野が気になる涼太だが、彼女の抱えているものは、どうやら大きなもののようで――。

    後半に向けて、こじれたりほどけたりする涼太を取り巻く人間関係が面白い。問題なのは涼太の鈍さである。彼はあまりにも健康的で、しなやかで、相手が傷ついていることに気付かない。傲慢と言えば言いすぎだが、西澤の態

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    2019年09月17日
  • 夏のバスプール

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    青春はいいな~とは思うけど。
    トマトを投げつけられた出会いから、たいして時間経ってないのにいつのまにか久野ちゃんのことが好きになっちゃってたのね。それが高校生?
    みんな高校生らしくてかわいいけど、やっぱりトマトをいきなり投げつける久野ちゃんは最後まであんまり好きじゃないかも。
    涼ちゃんと久野ちゃん以外の人のその後が気になるけど、そういうことを細かく解決していく話でもないのね。

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    2019年09月11日
  • 運転、見合わせ中

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    ネタバレ

    どの話も、このあとどうなったのよー?!って思ってしまう。
    やっぱり畑野さんの作品に出てくる男子が好きだと感じる。
    フリーターの永山の
    「残念な人で、何もできないというフリをしていた方が人生は楽だ、柴崎みたいに仕事に意欲がありなんでもできる人になりたいとういう人生はたいへんだろう」
    この思い、すごく響いた。 
    すごく考えさせられた。

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    2019年01月12日
  • 国道沿いのファミレス

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    ぐいぐい引き込まれて一気に読んでしまった。
    面倒な人間関係が詰まっているけど、シンゴの爽やかさと女子のような可愛さでそれが中和される感じがした。
    シンゴがいなかったら、どうなっていたのか……。
    無理矢理じゃない感じのハッピーエンド。

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    2018年12月08日
  • 国道沿いのファミレス

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    外食チェーン店の正社員25歳の主人公。
    ある日、身に覚えのない女性問題がネットででっち上げられ炎上。先につき、左遷。左遷先は6年半ぶりの東京郊外の故郷にある国道沿いのファミレス。

    出てくる人々はもちろん、ファミレスに従事する人々。高校生に大学生、三十路のフリーターでファミレス歴はやたら長い古参バイトなどなど。

    ある日、主人公佐藤に出来た彼女の元カレは自分の親父だった。彼女の過去を知るに連れ、これは...

    きっとどこにでもありふれた男の子の日常。
    ファミレスってとこが、良いね。なんか、学生の頃を思い出す。ほっこり爽やか甘酸っぱい一冊でした。

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    2018年11月16日
  • 夏のバスプール

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    登校中にトマトを投げ付けられたことから始まる涼太の高一の夏。トマトの同級生女子が気になったり、元カノが湿っぽい視線を向けてきたり、男友達や教師達と当たり前に交流したり。夏と水の印象に包まれたっぷりとした水分に満たされたような瑞々しい登場人物達に温度と湿度がある。流れる空気に何となくのまま寄り添った。

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    2018年10月10日
  • 感情8号線

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    ネタバレ

    周りからは幸せそうに、充実している人生を送っているようにみえても色んな悩みを抱えている。そんな女性たちの物語。
    考えていることや、悩んでいることは周りに話さないとわからないですよね。
    環状8号線。なんでこのタイトル?文中にもありますけど、遠くて近いってことでしょうか。

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    2018年09月17日
  • 国道沿いのファミレス

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    ファミレス社員の主人公の日常(主に人間関係)を描いた話。
    人間関係の狭さとかがリアルな田舎感が出てるなぁと感じた。

    女にだらしない父親を憎んでいるものの、そこまで強く拒絶していない雰囲気で少し違和感を感じたが、血の繋がりの情というものか。

    著者の初読作品であるが、読みやすいという一言に尽きる。

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    2018年08月01日