金森重樹のレビュー一覧
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ネタバレ【総合点】9.0/10点
よくある借金返済系だろうと思ったら違った。いや、借金返済なのはそうなんだけど、内容がもっと濃いし生々しかった。なので非常に面白かった。
濃い部分として金森さんの場合、自己破産などはせず(する意味がない)、利息を真正面から返しているところが凄いしヤバい。これがどのくらい凄いことかと言えば、毎月30万稼いでいる一方で、借金の利息「だけ」で毎月39万上乗せされ続けているということ。つまり、フルに頑張ってもずっと-9万ずつ上乗せされてしまうということだ。シーシュポスの神話を彷彿とさせる。
落ちるところまでは正直「この人おバカなんだな」と思えてしまうところも見受けられる -
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ギャンブルとテレビとゲームには、嵌らないようにコントロールできる自信がない限り近づかない。
確実に不確定要素をつぶしていって、極限までリスクを抑えるのが事業というもの。
ギャンブルのように中毒性の高い事業(繰り返し売れるもの)をすることは、ビジネスの基本。
必要なのは、集客の技術(マーケティング)である。
行けば、いつでも商品を買ってくれるお客さんを大量に抱えていることこそが商売の要。
「営業はセンスだから、トークが大切」という場合の営業と、名簿(顧客リスト(見込み客含む))による営業は、同じ営業という名前だがまるっきり違うタイプの営業である。
節税もかねて車両を購入する場合は、4年落ちの -
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今まで小さいころから、周りからこれが正しいとかこうでないとだめとか言われてきた常識や考え方、自分で思い込んでしまっていたことが覆される一冊。
このフレームをはずして常識の壁を越えれば、有意義なこととをなしとげられ成功者となりうることがある。
ルールなんて無視して、どんどん行動していこうと思える。
・ネガティブだからこそ頑張れる。
・大卒でなくても素質やIQは関係ない。大切なのは自分の意思
・与えるだけではだめ。自分の技能に少しでも高い価値を
・反感を買うことは恐れない。多少態度が大きくてもOK
・継続は力なりではなく、ダメなら違う方法をどんどん試す
・運は関係ある。なるべく自分を幸運が降ってく -
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素晴らしい一冊だ!】
*↑但し、ブレンド比率は各個人の責任下の話だ!
結論を述べるならば、この本はドラッガーなりナポレオンヒルなり論語なりを完全否定する書式だ!
素晴らしい書籍だ!
但し!これはあくまでも一理有る!と踏み込み過ぎないようにしといた方が良い書籍だ!
法人】を設立すれば、借入金は倒産で逃げるコトが出来る。(*法律でそうなっている!)
但し!だからといってそこを目指すのは違う!
場合によっては詐欺罪になる!
この書籍は、あくまでもの裏技!に留めて置いた方が良さそうだ!
反論出来ない文章からするに、この書籍には一理有るのだろう!
ただ煎じ詰めれば、この書籍の言ってる事は -
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ネタバレこれまでの人生で最も影響を受けている本といって間違いない。仕事等で行き詰まったときはこの本をふと読み返す。
そうすると本書の名言「どうにもならない時は寝てしまえ」を思い出し、どうにもならないタスクはいい意味でスルーできるようになった。
本書のみどころ、東大卒フリーターの著者金森さんVS上場企業経営資本家K氏。先物取引で発生した借金1億2千万円・利息24パーセントがのしかかる悪夢のような現実の中で金森さんは知力を尽くしてK氏に対し逆転の一打を模索します。
これが本当に現実に起こった話だっていうんだから、
事実は小説より奇なりとはよくいったものです。 -
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行政書士資格というのは、著者の場合、マーケットに入るためのチケットに過ぎないだろう。むしろ顧客開拓における投資回収に特化した内容の本書といえよう。
許認可業務の相談を受ける人、という立場を最大限利用すると勢いのある事業の発見が可能になったとして、レイ・クロックがシェイク製造機の販売を通じてマクドナルド兄弟に出会った例を挙げていたのには、がっつり腹落ちするものがあった。
「リスクを負わない人間にはリターンを得る資格がない」と繰り返し、上記のような事業に出会った場合に、きちんと自己責任を払って回収に繋げていく。 周囲のノイズを取っ払った静寂の奥で、むしろ自己と向き合う事業運営のなんたるか、それ -
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「おかね、にがいか、すっぱいか?」作者が経験した借金地獄は決して『対岸の火事』ではなく、規模や形は違えど、私たちのところにも突然降りかかってくるかもしれません。
この本は僕が3年前、商売に失敗して泣く泣く帰郷してからすぐの頃に読んだ本です。この本を最初に読んだときは作者のことが他人とは思えませんでした。
「おかね、にがいかすっぱいか」
このワンフレーズが当時の僕にとってはものすごいリアリティあるものでした。その理由は自分の心の問題という都合上まだ詳しくはかけませんが。この本の中身は簡単に言うと、先物取引の失敗に端を発して騙されて末に借金1億2千万、利息24%の『底なし沼』から「理詰め」で -
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「無知の恐ろしさ」を知らされます。何事もよく理解して手を出すものであると感じます。しかし、Kさんは著者に投資をして、実は十分利益の出る投資であると読んでいたのではないでしょうか。そして、著者をもっと本気にさせるために、取り立て屋を送り込んだのではないかとも思えます。(←考えすぎとちゃう)
生涯年収2~3億の人を育てる教育を日本はしているし、親もその教育を子どもにしています。この事実を著者は学生の時にすでに感じとっていました。
わたしは社会人になりサラリーマンとして10年以上働きやっとわかってきました。2,3億のために一生働くということが。。。あまりにも費用対効果が低いことがわかります。しかし -
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著者の経験に基づいた、インターネットマーケティングの本である。
内容としては、
・僕がネットビジネスを始めようとおもったわけ
・未来はインターネットに訊け
・ネットビジネスはネットだけでは完結しない
・ネット広告の費用対効果を調べないと金をどぶに捨てるのと同じだ
・PPC広告は最高のパフォーマンス
・検索エンジンを使ったマーケティング(SEM)とは
・メルマガで集客する方法
・集客後の販促、営業が受注増のカギ
・コミュニティの形成
となっている。
印象としては、詰め込みすぎて説明不足と思われる点も多かったが、
なかなか他書では得られない情報も多く、参考になる。
また、著者独自のビジネス -
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▼ 100文字感想 ▼
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たとえ記憶喪失になったとしても絶対に思い出したい本。
「借用ファイル」は即実践。これで広告を考えるスピード
が格段に向上。常識をこえるための教訓「大半のもっと
もらしい格言や教義は、犬の糞程度の意味しかない」。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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Posted by ブクログ
副題が【こころのフレームを変えるマーケティング哲学】となっているが、特にフレームは変わらなかった。
しかし、今までもやもやと脳の中を漂っていた思考結果が集約され、同意を得る事ができた。
自分の中にあり、自分独自の結論と信じて疑わなかった結論の殆どは、既に誰かが本に書いて残している。
読書の利点の一つは、自分の中にある結論に同意を得て、強化できる事にある。
強化された結論は自信につながり、自信は結果に大きな影響を及ぼす。
その辺に関しては別途、マクスウェル・マルツの『あなたは成功するようにできている』を読む事をお勧めする。
読書によって得られる知識や確信は自分の現在の位置を特定し、進むべき道