金森重樹のレビュー一覧
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【『自分の小さな「箱」から脱出する方法』感想】
人間関係の中で「つい相手のせいにしてしまう」「自分は悪くないと思いがち」という思考グセに悩んでいた時に出会った一冊です。
これまでも『7つの習慣』や『嫌われる勇気』で「自分にできることに集中する」「課題の分離」といった考え方に触れてきましたが、どうしても「相手が悪い」と感じてしまう自分がいました。
この本は物語形式で展開され、理論よりも感情にすっと入ってくる内容で、「箱に入っている自分」に気づくきっかけを与えてくれました。相手を責めたくなる時ほど、自分が箱に入っているんじゃないか?と自問するようになり、人との関わり方が変わってきた実感があり -
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Posted by ブクログ
自分の人生のバイブル本になった。
人間関係で誰もが陥っている状態がどういったもので、そこから抜け出すにはどうすればよいか?が非常に分かりやすく書かれていた。
テクニックではなく、もっと深くにある根本から自分を見直すことで人間関係が開けてくる。実際に読みながら職場や家で意識してみたが、周りの見え方・感じ方が全然違った。
本書で言う「箱の中に入る」というシチュエーションが日常生活では溢れており、同僚との雑談、仕事の事務連絡、客との対話、妻・子どもとの会話などすべてがそうだった。
相手をモノではなく一人の人間として認識し、自分の感情(相手に何かしてあげたい)
に正直になれば、人間関係は劇的に変 -
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Posted by ブクログ
タイトルと表紙の黄緑色からは想像できない、深い自己啓発本。読み甲斐があり、とても良かった。ストーリーになっているので読みやすい。
箱、とは、自己欺瞞。箱の中にいるうちは、いろいろしようとしてもうまくいかない。
普段ネガティブな思考を持ちがちだったり、他者に対して非難したくなってしまったり責任を押し付けようとしたくなったりしてる人は、ぜひこの本を読んで欲しい。
箱の中にいる、ということは、自分を裏切っている、ということ。相手を変えようとしたり、責めたりすると、相手はますます箱の中から出てこなくなり逆効果。自分と向き合うことでしか箱の外に出る方法はない。
会社の同僚部下上司だけでなく、家族 -
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以前、挫折しましたが、ようやく読めました!
エエカッコしいなところがあるので、最初の違和感を無視して人と関わり、お互いに満足のいかない関係性で終わることが時々あります。
自分の感情に背く行動を取ることを本書では「自分への裏切り」と書いています。これをすると、自分を見る目・人を見る目が歪んでしまい、お互いに良い結果とならないそうです。
直感で合わないと感じた相手には、必要以上に相手に合わせようとせず、かと言って、ラディカルに関係をいきなり断ち切るのでもなく、ソフト・ランディングならぬ、ソフト・デパーチャーで、積極的に関わるのをやめることを心がけていこうと思いました。そうすることで、より自分の心地 -
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自然と物事や人間関係がうまくいかないときは、
「自分は相手のことを考えているのに、全く分かってくれない」というように自己正当化し相手に欠点や間違い、弱みを無意識に探していました。
そんなときは相手を思っているようで自分のことしか考えれていないとこの本を読み進めていくうちに感じました。
自分への裏切りを正当化すると現実の世界がゆがみ、人は自分の感情に背いたときに、箱に入ってしまう。
まずは自分自身が箱に入っていないか見つめ直し、相手を非難するのではなくどのような正しいことをすればその人に手を貸せるか考えていくことが大切だと知りました。
定期的に読み直し、箱の外に1日でも長く留まれるように努力して -
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Posted by ブクログ
・人間関係を良くするなら相手のことを心から
尊重すること
・人間関係を良くするには、やり方ではなくて
日頃の自分のあり方が大切
・人間は、相手が自分のことをどう感じているかを
察知する能力がある。
言葉でいくら繕っても気持ちは伝わってしまう。
・箱の外に出るには自分が箱の中に入っていること
を「認識」して、「箱の外に出たい」と思うこと。
→それには目の前にいる人をありのまま受け入れ、
尊重すること、相手を人として見て、相手のため
に何かをしたいと思うこと。
知っておくべきこと
◎自分への裏切りは、自己欺瞞へ、さらには
箱へと繋がっていく
◎箱の中にいると、成果を出すのに -
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ネタバレ最近、一般的に言われる「健康的な食事」というものに疑問を抱いていました。市販されている加工食品には「健康的」「ヘルシー」「無添加」といった文字が消費者の目を引き、多くの人は思考停止で購入している感じがします。マーケティングのいいカモになっている感じもして、もっと本質的なことを考えるべきだと思っています。
著者がすすめる「断糖高脂質」は、「○キロ痩せるまで」とか「部分的に試してみよう」というような生半可な気持ちで始めるものではありません。「老化という病気」に罹らないために、この先もずっと続けていく決意が必要です。
昨今、SNSやメディアで「金森式」「断糖高脂質食」といったダイエット法が紹介されて -
Posted by ブクログ
ネタバレ【総合点】9.0/10点
よくある借金返済系だろうと思ったら違った。いや、借金返済なのはそうなんだけど、内容がもっと濃いし生々しかった。なので非常に面白かった。
濃い部分として金森さんの場合、自己破産などはせず(する意味がない)、利息を真正面から返しているところが凄いしヤバい。これがどのくらい凄いことかと言えば、毎月30万稼いでいる一方で、借金の利息「だけ」で毎月39万上乗せされ続けているということ。つまり、フルに頑張ってもずっと-9万ずつ上乗せされてしまうということだ。シーシュポスの神話を彷彿とさせる。
落ちるところまでは正直「この人おバカなんだな」と思えてしまうところも見受けられる -
Posted by ブクログ
ギャンブルとテレビとゲームには、嵌らないようにコントロールできる自信がない限り近づかない。
確実に不確定要素をつぶしていって、極限までリスクを抑えるのが事業というもの。
ギャンブルのように中毒性の高い事業(繰り返し売れるもの)をすることは、ビジネスの基本。
必要なのは、集客の技術(マーケティング)である。
行けば、いつでも商品を買ってくれるお客さんを大量に抱えていることこそが商売の要。
「営業はセンスだから、トークが大切」という場合の営業と、名簿(顧客リスト(見込み客含む))による営業は、同じ営業という名前だがまるっきり違うタイプの営業である。
節税もかねて車両を購入する場合は、4年落ちの -
Posted by ブクログ
今まで小さいころから、周りからこれが正しいとかこうでないとだめとか言われてきた常識や考え方、自分で思い込んでしまっていたことが覆される一冊。
このフレームをはずして常識の壁を越えれば、有意義なこととをなしとげられ成功者となりうることがある。
ルールなんて無視して、どんどん行動していこうと思える。
・ネガティブだからこそ頑張れる。
・大卒でなくても素質やIQは関係ない。大切なのは自分の意思
・与えるだけではだめ。自分の技能に少しでも高い価値を
・反感を買うことは恐れない。多少態度が大きくてもOK
・継続は力なりではなく、ダメなら違う方法をどんどん試す
・運は関係ある。なるべく自分を幸運が降ってく