ヨルン・リーエル・ホルストのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ノルウェーが舞台の初読み作家さん。
24年前に失踪したカタリーナ、彼女が残した暗号のメモを手がかりに、警部ヴィスティングはずっと事件を追い続けていた。
このヴィスティングと娘で新聞記者のリーネ、コールドケース担当のスティレルの3人の視点から物語は描かれてます。最初は暗号の意味もわからないし、遅々として進まない。
でも半分くらいから、犯人はこいつだ、ってバラされて、そこからどうやって自白をさせるか…がおもしろかった。
囮捜査もどきの、ヴィスティングと犯人の2人っきりの旅行、リーネの取材、スティレルの証拠集めなど結構緊迫感がありました。
もうひとつのコールドケースとのつながり、どちらのコールドケー -
Posted by ブクログ
ヴィスティング刑事が17年前に指揮した少女誘拐殺人事件で有罪になった犯人が「事件の証拠は捏造されたものだ」と訴えた
ヴィスティング刑事は自宅謹慎となり、過去の資料をあらためることにする
ヴィスティング刑事の娘リーネは新聞記者で雨の日の殺人事件を追いかけている
父は娘を心配し、娘も父を心配する
同時心配状態の主人公をよそに少女の行方がわからなくなる事件が発生するノルウェー
寒いし、雨は降り続けるし、そんなことお構いなしに事件を追う父娘はまさに猟犬
じゃあ、猟犬が咥えて戻ってくる獲物はナニかっつーと少女で猟犬の飼い主、獲物を撃ったのは犯人じゃないですか
っつー、解決してもやるせない北欧警察小説って