ヨルン・リーエル・ホルストのレビュー一覧

  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~

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    ネタバレ

    北欧ミステリーはスウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、アイスランドの5か国だが、
    初のノルウェー作品。
    キャンプをして釣りをする場面が印象的で、
    北欧を肌で感じたような気がした。
    静かで落ち着いた作風だが、
    一方で家族の在り方が親しみやすい。
    娘リーネの結婚の経緯も気になるし、
    息子トーマスのその後も気になる。
    警部ヴィスティングのシリーズを読むしかないかな。
    これまで、スウェーデンとデンマークのミステリーは
    読んできたので、
    その違いを感じてみたい思う。

    0
    2023年05月10日
  • 警部ヴィスティング 疑念

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    <未解決事件四部作>の最後を飾るシリーズ第十五作目。異色作でもあった前作とは打って変わり、著者の持ち味である地味(誉め言葉)ながらも巧みで堅実な筋運びが展開される。翻訳も中谷友紀子さんによる原書からの直訳に戻っており、最後を飾るに相応しい仕上がり。今作ではリーネの活躍を見られないのが残念だが、定年を間近に控えたヴィスティングの進退が気になるところ。私的に今作を含む三作品は結局のところ「カタリーナ・コード」の完成度を越えられなかったが、次作以降も年一ペースで翻訳を続けてくれると非常に有難いです、小学館さん。

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    2023年04月06日
  • 警部ヴィスティング 疑念

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    ノルウェイの警察小説。ヴィスティング警部のコールドケースシリーズ最終作。
    人間味のあるヴィスティング警部の地道な捜査がミステリーに留まらずに骨太小説としても楽しめた。

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    2023年04月05日
  • 警部ヴィスティング 悪意

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    ノルウェーの警察小説、ヴィスティング警部シリーズのコールド・ケース・カルテット3作目。

    今回は少し違う雰囲気で物語が始まる。2人の女性への暴行・殺人・死体遺棄の罪で服役中の男トム・ケルが、第3の犯罪を告白。自供の裏付けのため、刑務所から搬送し、死体を遺棄したという現場を確認させることになった。しかし、当日の警備を任されたヴィスティングやスティレルたちの目をすり抜け、共犯者アザー・ワンの手引きで、ケルはまんまと逃走してしまう。ケルはどこにいるのか、アザー・ワンとは果たして誰なのか。警備体制の不備を指摘され、内部調査の対象となったヴィスティングは苦しい立場に置かれ、自身も己のとった行動を自責する

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    2022年12月11日
  • 警部ヴィスティング 悪意

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    なぜ、警察にも撮影のプロがいるだろうに民間人で素人のリーネを使うのだろう。無理やり親子を事件に関与させている、そんなことが気になって物語に集中できない。

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    2022年09月23日
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~

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    気温を肌に感じる小説と思っていたが、その答えは雨。あまりにも雨の場面が多い。肌寒さや風や木立の葉の揺れなど想像してしまう。
    主人公と表紙のイラストがぴたっとと重なる。
    シリーズいつまで続くのかわからないが読破したい。

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    2022年08月14日
  • 警部ヴィスティング 悪意

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    CL 2022.8.7-2022.8.9
    正統派警察ミステリ。
    地味だけど丁寧に描かれている。
    娘のリーネがややうっとうしい。単に警察とは違う視点があったほうがいいということなんだろうか。
    主人公の身内であり、警察とは一線を画す立場であり、非力な若い女性。どうにも座りが悪いのよねー

    前2作より主人公たちの感情がよく出ていて輪郭がはっきりしてきた。
    それにしても北欧ミステリの事件は、特に女性に対して凄惨で残虐なものが多いよね。

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    2022年08月09日
  • 警部ヴィスティング 悪意

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    裏表紙の粗筋を読んで違和感を覚えた通り、今作は過去三作品に類を見ない派手な脱獄シーンから物語が始まる。勿論、堅実かつ丹念な筋運びは健在で、徐々に犯人へと肉迫する警察小説の醍醐味は十分に味わえるのだが、持ち味でもあった良い意味での地味さは薄れ、悪意を纏った犯人達のある種ステレオタイプな人物造詣に人間味も悲哀も感じられず、このシリーズならではの特色が希薄になった為、些か物足りない仕上がり。今作から訳者も変わり、翻訳も英訳版からの重訳となっているが、四部作完結編となる次巻以降の邦訳はやはり期待薄なのですかね…。

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    2022年04月20日
  • 警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~

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    閣僚を歴任してきた大物政治家バーナール・クラウセンが心臓発作で急逝した。
    直後、ラルヴィク警察の主任警部ヴィリアム・ヴィスティングは検事総長に呼び出される。
    クラウセンの臨終に立ち会った労働党幹事長が、機密文書の有無を確認するため故人の別荘を訪ねた際、大金のつまった段ボール箱を発見したのだという。
    クラウセンは外務大臣を四年務め、議会の防衛委員会の重鎮でもあった。見つかったのは巨額の外国紙幣であり、汚職につながる可能性があった。

    鑑識員のエスペン・モルテンセンに声をかけ、ヴィスティングは別荘に向かった。問題の段ボール箱は全部で9箱。紙幣は米ドル、英ポンド、ユーロの三種類で、総額はノル

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    2022年03月28日
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~

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    評価は4に近い。ゆったりした展開。家族関係が安定していて読んでいて好感が持てる。このシリーズの他の作品も読んでみたい。

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    2022年03月24日
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~

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    ノルウェーが舞台の初読み作家さん。
    24年前に失踪したカタリーナ、彼女が残した暗号のメモを手がかりに、警部ヴィスティングはずっと事件を追い続けていた。
    このヴィスティングと娘で新聞記者のリーネ、コールドケース担当のスティレルの3人の視点から物語は描かれてます。最初は暗号の意味もわからないし、遅々として進まない。
    でも半分くらいから、犯人はこいつだ、ってバラされて、そこからどうやって自白をさせるか…がおもしろかった。
    囮捜査もどきの、ヴィスティングと犯人の2人っきりの旅行、リーネの取材、スティレルの証拠集めなど結構緊迫感がありました。
    もうひとつのコールドケースとのつながり、どちらのコールドケー

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    2022年03月13日
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~

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    たまたま書架で発見して借りた。ヴェランダー警部に憧れ警察官になったという著書(杉江松恋の解説より)。北欧ミステリー界では若手なのかな。その志は主人公ヴィスティング警部の私生活(とは言ってもシングルマザーの娘と軍人の息子)も含めて細かく書き込まれている。せっかく長編なのだから、本題の事件解決以外のサイドストーリーがあっても良いのに、と思うくらい愚直に解決まで丁寧に描く。特に最後の山小屋で男二人が静かにお互いの腹を探りながら釣りをしたり料理をしたりする場面は緊迫感と自然描写のバランスが見事。
    3.8

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    2021年07月17日
  • 猟犬

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    <警部ヴィスティング>シリーズの第八作目にあたり、初邦訳となったのが今作。十七年前の有罪事件における証拠偽造を疑われたヴィスティングが真相究明に奔走するという粗筋で、頭脳派のヴィスティングと行動派のリーネという父娘のコンビネーションが遺憾なく発揮されている。後続作品に比べ、描写が緻密で情報量も多く、話が動き出すまで長丁場なのがちょっと難点。犯した罪は変わらずとも、司法の番人となる警察が証拠を捏造するのは本末転倒だ。私は普段文庫派なので、この二段組みのレイアウト(当方初ポケミス)にはどうも慣れないですね…。

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    2021年08月26日
  • 警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~

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    CL 2021.5.22-2021.5.26

    地道な捜査で事件の真相が明らかになっていく過程はしっかりした作りで見事だと思う。
    ただ、ジャーナリストで一般人の自分の娘をトップシークレットの捜査に加えるなんて、ちょっと現実離れしていないか?

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    2021年05月26日
  • 警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~

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    前作「カタリーナ・コード」に続き、今作も地味ながら地に足の着いた堅実な筋運びで読ませてくれる。複数の事件が入り乱れる分、物語の構図もより複雑になっているが、丹念な地取り捜査により、徐々に全貌が明かされていく展開が毎度素晴らしい。ヴィスティング父娘の危機管理意識など、疑問符が付く場面も多々あれど、このクオリティなら充分満足。帯の謳い文句通りに切ない犯行動機ではあるが、その余波で不幸に見舞われた人々のことを思うと決して擁護は出来ない。<未解決事件四部作>の残り二作品も邦訳されるらしいので、首を長くして待とう。

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    2021年05月07日
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~

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    CL 2021.5.1-2021.5.5
    ノルウェーミステリー。
    タイトルのカタリーナコードの真相がけっこう好き。
    落ち着いた語り口の、派手さはないが、山小屋での自然描写もしみじみとして、期待以上に楽しめた作品だった。

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    2021年05月05日
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~

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    本国ノルウェーではシリーズ十二作目に当たる長編らしいが、邦訳は今作で二作目とのこと。猟奇的な犯罪、癖の強い登場人物、犯人との乱闘、終盤のどんでん返し…といった北欧ミステリーの特色は一切なし。二十四年前の失踪事件に再度スポットを当てる地味な展開ながら、容疑者との心理戦に重点を置いた堅実な筋運びが実に読ませる。ヴィスティングとスティレル(クリポスのエリート)の関係性を対立構造へと持ち込まない潔さも好印象。淡白な作風ではあるものの、それが読み易さにも繋がっていて、追いかけたいシリーズがまたひとつ増えてしまった。

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    2021年03月28日
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~

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    スリリングな展開を繰り広げるミステリではなく、人と人との対話で物語が進んでいく。疑う者と疑われる者の心理戦。
    タイトルにもなっている〝code〟は予想外に呆気なかった。また、登場人物の長い名前がフルネームで何度も繰り返され読み難いと感じた。

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    2021年02月09日
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~

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    ノルウェー、カタリーナが行方不明になって24年経過。警部ヴィスティングは彼女の夫マッティンの友人となった。そして国家犯罪捜査局から来た捜査官スティレルが別の女性の失踪事件でマッティンの関与が疑われていると言う。最新の技術で脅迫状から指紋が出たのだ。スティレルは、ヴィスティングとマッティンの仲の良さを利用しようとする・・・

    ちょっと長いかなと思って途中まで読んで脱落していたけれど、また読み始めたら面白くなった。静かな緊張感が持続する珍しいミステリー。真相は想像だにしないものだったけれど、言われてみれば納得。

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    2020年07月06日
  • 猟犬

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    ネタバレ

    この度新作が翻訳されたとのことなので、読み逃していたこちらを読んでみました。

    典型的な北欧警察もので、目新しさはないものの充分に面白い。警察官の父と記者の娘が協力体制をとっていくのもいいが、ただ、ノルウェーの事件記者というのはここまで警察の捜査と同じ事をするのかとビックリ。
    現場写真も新聞にバシバシ載せるようだし。

    作者は元警察官ということで、停職中に捜査本部に忍び込む手口がリアルすぎる…。



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    2020年02月25日