ヨルン・リーエル・ホルストのレビュー一覧

  • 猟犬

    Posted by ブクログ

    くたびれた中年オヤジの刑事が登場する警察小説が好きである。本書は北欧ミステリの最高の栄誉であるガラスの鍵賞を受賞した、間違いなく面白い作品。ヴィリアム・ヴィスティング警部を主人公とするシリーズの8作目で、本邦初登場である。少し前の刊行でその時は手に取らなかったが、今年になってドラマ化され、なぜか版元を小学館に変えて過去のシリーズが続々と刊行されており、見過ごせなくなった。

    物語の発端は17年前の女性誘拐殺人事件。ヴィスティングはこの事件の捜査指揮をとり、犯人逮捕に至ったが、ここにきてその証拠が捏造されたものだったという告発をされてしまう。マスコミに叩かれ、停職扱いとなり、苦しい立場に追いやれ

    0
    2022年10月29日
  • 警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~

    Posted by ブクログ

    「機会が泥棒を作る」
    「人間は全ての行動をコントロールできるわけではない。いかなる場合にも自由意志に基づいた行動が可能なわけではない」
    「沈みゆく船の上で、他人に救命ボートを譲るか、自分の安全を確保するかという選択」

    未解決事件四部作との事なので翻訳を楽しみに待ちたいと思います。

    0
    2022年08月06日
  • 猟犬

    Posted by ブクログ

    新聞の書評で見つけて面白そうだと買ってみた。
    ある事件を探るうちに過去の事件も絡んできて、主人公とその娘が、それぞれに違うアプローチで真相に近づいていく。
    話が丁寧に進んで行って、先が気になってタッタカターと読み終わった。面白かったー!
    同じシリーズの他のもの買ってみた。
    これだけ文庫になってないのよね〜

    0
    2022年07月13日
  • 猟犬

    Posted by ブクログ

    ノルウェーの警察小説。ガラスの鍵賞などを受賞した、読み応えのある一冊。
    17年前の誘拐事件で証拠偽造の疑いが生じ、停職となったヴィスティングが事件を再調査する。現在の事件との繋がりも見えてくるなど、事件は複雑に交差する。主人公の落ち着いた言動が安心感をもらたし、じっくり味わえるミステリーである。

    0
    2022年07月06日
  • 警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ノルウェー産、正統派警察シリーズもの。
    キレの良い直球。完成度高し。

    労働党の大物政治家バーナール・クラウセンが急逝した。
    死因に不審なところはないが、別荘から多額の現金紙幣が発見される。
    検事総長から直々に、警部ヴィスティングのもとへ真相究明の極秘指令が寄せられるところから始まる。

    鍵となるのはクラウセン関与について名指しで告発状のあった過去の未解決失踪事件と、同じく未解決の、同日に発生していた空港での現金強奪事件。

    『鍵穴』というタイトルながらも印象的なのは、”捜査の喩えにふさわしいのは鍵ではない。ジグソーパズルだ”という示唆。
    まさにそのとおりの進行で、外枠が埋まり、次第に図柄が見

    0
    2022年05月22日
  • 警部ヴィスティング 悪意

    Posted by ブクログ

    翻訳が出ているうちの1作目はあまり印象に残らなかったが、2作目からじわじわと面白くなってきた。
    丁寧に事件を追っていく様子が淡々と描かれており、地味なのだが全く飽きさせないのが凄い。

    0
    2022年04月12日
  • 警部ヴィスティング 悪意

    Posted by ブクログ

    二人の女性に対する暴行・殺人・死体遺棄の罪で服役中の男が、第三の殺人を告白した。殺害した二人の女性と同時期に失踪したもう一人も自分が殺したという。
    21年の禁固刑を言い渡されていたその男トム・ケルは、死体を遺棄した場所を自供する見返りに、世界一人道的だと言われるハルデン刑務所への移送を要求した。

    ケルが供述した遺棄現場はラルヴィク警察の所轄区域内だった。主任警部ヴィリアム・ヴィスティングらが厳重な警備態勢を敷くなか、国際犯罪捜査局のアドリアン・スティレルや弁護士とともに、ケルが現場に到着した。

    ケルには手錠と足枷がつけられていたが、二度も転んだため足枷が外された。自由を得たケルが一瞬

    0
    2022年03月30日
  • 警部ヴィスティング 悪意

    Posted by ブクログ

    「警部ヴィスティング」シリーズ。冒頭から引き込まれる展開でそこから一気読みの面白さなんだけれど、なかなか捜査が進まず物語が動かないその具合がとても好みで中盤あたりまでの遅々とした感じがいい。警察小説としての魅力とヴィスティングと娘のリーネの物語でもあって色々な角度から楽しめるシリーズ。ノルウェーではたくさん出ているらしいのでこの先もどんどん読めるようになると嬉しい。

    0
    2022年03月19日
  • 警部ヴィスティング 悪意

    Posted by ブクログ

    趣きは前2作と異なるけど、余韻はいい感じ。
    (1番最初のハヤカワ・ミステリのはあんまし記憶にないもんで)

    0
    2022年03月13日
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~

    Posted by ブクログ

    北欧ミステリーには珍しく淡々とした話の進み方、主人公もエクセントリックでは無くじっくり人間像の描き方。

    0
    2022年02月28日
  • 猟犬

    Posted by ブクログ

    面白い!!
    北欧のミステリー、頼むから翻訳して読ませて欲しい!
    ハヤカワさん創元さん頼みますよ…と思っていたらこのシリーズ、小学館で文庫になってる?!読みます

    0
    2022年01月27日
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~

    Posted by ブクログ

    どんでん返しや疾走感とか派手さはないが、じっくりと向き合いながら真相にじりじり近づいていくなんとも言えない感覚を味わうことが出来ました。充実感。
    解説「嘘をついているからと言ってそこで生じる感情が全て偽物だとは限らない」

    0
    2021年09月21日
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~

    Posted by ブクログ

    猟犬を読んだ時も感じたが警察とマスコミとの関わり方が独特。面白かったんだけどミステリーを読むには勢いが必要、暑さとオリンピックに阻まれてすごいノロノロ読みになってしまった。

    0
    2021年08月01日
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~

    Posted by ブクログ

    最初から最後までずっと面白かった。中だるみすることもなくどんどん進んでいき、気づかぬうちに夢中になってしまっていた。シリーズ化されているのも納得だ。著者の他作品も読んでみたい。

    0
    2021年07月25日
  • 警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~

    Posted by ブクログ

    シリーズを通して警察が事件を追って行く様子が丁寧に描かれていて、いい意味で地味なのだが面白い。
    父親は刑事で娘はジャーナリストという、一見微妙な立場の2人が協力しながら事件を解決する点もいい。
    登場人物達のキャラクターもどこか淡々としていて派手さはないのだが、作者本人が警察出身ということもあり、解決していく様子や人間関係に現実味があるからこそ楽しめるのだろう。

    0
    2021年07月22日
  • 警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~

    Posted by ブクログ

    ノルウェー、元大臣クラウセンが心臓発作で死んだ。別荘から多額のユーロやドルの現金が発見され、検事総長より極秘調査を依頼されたヴィスティング警部。現金を運び出したら翌日別荘は放火された。そして、検事総長の元には、昔湖の近くで若者が行方不明になった事件に関してクラウセンを調べろという手紙が来ていた。

    登場人物がどんどん増えていってわけわからなくなりつつも、それを上回って面白かった。真相へ迫るプロセスに無理がなく、頁をめくる手が止まらなかった。

    0
    2021年06月13日
  • 警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回も北欧ミステリーらしい正しい捜査を丹念に描く警察小説で楽しめた。450ページほどで短い方だが充実。
    なぜそんな大金を現金で?という理由がとても腑に落ちるものだった。
    唯一、ジャーナリストに警察の捜査を任せてよいのか?という疑問は毎度湧き上がるが、もうよいのだということにします。

    0
    2021年05月04日
  • 警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~

    Posted by ブクログ

    派手なカーチェイスや発砲はないけど、地道な捜査の積み重ねが好感持てる。しかもシングルマザーの娘リーネの日常もきちんと描かれていて、主人公ヴィスティング共々決してスーパーヒーローではない点もリアル。前作より好きかも。

    0
    2021年04月18日
  • 警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~

    Posted by ブクログ

    ヴィスティングシリーズ。警察小説として決して派手なものではなく地道に捜査していく展開が個人的には好み。なかなか繋がっていかない捜査と未解決事件を追う難しさが感じられるのもいい。未解決事件四部作ということで残りの二作も早く読めることを期待。

    0
    2021年03月17日
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    数十年も前の未解決に終わった女性失踪事件に取りつかれ、書類を家に持ち帰り事件の細部を日夜見直す警部ヴィスティング。
    流れゆく歳月の中で、被害者の夫であるハウゲンとは交友を深め毎年事件のあった日には言わずもがな集い、想いを馳せる習慣すら生まれている。

    だが、今年に限ってハウゲンを訪れると不在。
    そんなとき、また別の未解決事件の新たな証拠が見つかりその容疑者として浮上したのがハウゲンだった。
    クリポス(国家犯罪捜査局)からの協力要請を受け、ハウゲンに探りを入れることに半ば強引に同意させられたヴィスティングだが、肝心のハウゲンは所在不明。

    容疑者不在の真相を追いかけるのかと思いきやあっけなく帰還

    1
    2021年02月21日