ヨルン・リーエル・ホルストのレビュー一覧

  • 猟犬
    面白い!!
    北欧のミステリー、頼むから翻訳して読ませて欲しい!
    ハヤカワさん創元さん頼みますよ…と思っていたらこのシリーズ、小学館で文庫になってる?!読みます
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~
    どんでん返しや疾走感とか派手さはないが、じっくりと向き合いながら真相にじりじり近づいていくなんとも言えない感覚を味わうことが出来ました。充実感。
    解説「嘘をついているからと言ってそこで生じる感情が全て偽物だとは限らない」
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~
    猟犬を読んだ時も感じたが警察とマスコミとの関わり方が独特。面白かったんだけどミステリーを読むには勢いが必要、暑さとオリンピックに阻まれてすごいノロノロ読みになってしまった。
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~
    最初から最後までずっと面白かった。中だるみすることもなくどんどん進んでいき、気づかぬうちに夢中になってしまっていた。シリーズ化されているのも納得だ。著者の他作品も読んでみたい。
  • 警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~
    シリーズを通して警察が事件を追って行く様子が丁寧に描かれていて、いい意味で地味なのだが面白い。
    父親は刑事で娘はジャーナリストという、一見微妙な立場の2人が協力しながら事件を解決する点もいい。
    登場人物達のキャラクターもどこか淡々としていて派手さはないのだが、作者本人が警察出身ということもあり、解決...続きを読む
  • 警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~
    ノルウェー、元大臣クラウセンが心臓発作で死んだ。別荘から多額のユーロやドルの現金が発見され、検事総長より極秘調査を依頼されたヴィスティング警部。現金を運び出したら翌日別荘は放火された。そして、検事総長の元には、昔湖の近くで若者が行方不明になった事件に関してクラウセンを調べろという手紙が来ていた。

    ...続きを読む
  • 警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~
    今回も北欧ミステリーらしい正しい捜査を丹念に描く警察小説で楽しめた。450ページほどで短い方だが充実。
    なぜそんな大金を現金で?という理由がとても腑に落ちるものだった。
    唯一、ジャーナリストに警察の捜査を任せてよいのか?という疑問は毎度湧き上がるが、もうよいのだということにします。
  • 警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~
    派手なカーチェイスや発砲はないけど、地道な捜査の積み重ねが好感持てる。しかもシングルマザーの娘リーネの日常もきちんと描かれていて、主人公ヴィスティング共々決してスーパーヒーローではない点もリアル。前作より好きかも。
  • 警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~
    ヴィスティングシリーズ。警察小説として決して派手なものではなく地道に捜査していく展開が個人的には好み。なかなか繋がっていかない捜査と未解決事件を追う難しさが感じられるのもいい。未解決事件四部作ということで残りの二作も早く読めることを期待。
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~
    数十年も前の未解決に終わった女性失踪事件に取りつかれ、書類を家に持ち帰り事件の細部を日夜見直す警部ヴィスティング。
    流れゆく歳月の中で、被害者の夫であるハウゲンとは交友を深め毎年事件のあった日には言わずもがな集い、想いを馳せる習慣すら生まれている。

    だが、今年に限ってハウゲンを訪れると不在。
    そん...続きを読む
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~
    肝心のコードの真実があっけなかった。カタリーナが道路に関わる仕事についていたのに、24年も分からないことか?と感じてしまった。
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~
    読み終えてからじわじわと来た。地味で、最初からその方向でしたよね?ともやもやしたが、最終盤の急展開に、人間とはわからないものなのだなぁという感慨深いと言ってよい読後感が残り、忘れ難いものとなった。
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~
    ノルウェー警察の24年前と26年前の失踪事件。失踪前に残されたメモが暗号として題名になっている。主人公とチーム、さらに記者である娘らが真相に迫る。主人公のキャラに好感が持てた。
  • 猟犬
    ノルウェーの作品。この作家の新作が小ほん学館文庫から出たのでしらべたらこれを見つけた。おなじみガラスの鍵賞とあとふたつで三冠受賞の帯。でもこれがシリーズの8作目にして初翻訳だそうだ。

    マスコミと警察の関係が興味深い。
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~
    ラルヴィク警察の警部ヴィリアム・ヴィスティングが、失踪したカタリーナ・ハウゲンの行方を追い始めて二十四年がたっていた。事件が起きた十月十日、今年もヴィスティングは夫のマッティン・ハウゲンを訪ねたが、彼は不在だった。異例のことだった。翌日、国家犯罪捜査局のアドリアン・スティレルが来訪する。スティレルは...続きを読む
  • 猟犬
    先日、著者の来日時にトークを聞きに行き読み始めた。

    17年も昔に捕らえた誘拐殺人犯が刑期を終えるや冤罪を訴える。証拠品捏造の罪を被せられ、停職を強いられた刑事が新聞記者の娘と真相に迫る。

    刑事と娘というコンビも良いし、それぞれが抱える問題もそれとなく描いて深みを出す。

    なにより、事の次第はどう...続きを読む
  • 猟犬
    ノルウェー発の警察小説。
    17年前の誘拐殺人事件で容疑者有罪の決め手となった証拠は偽造されていた。捜査を指揮した刑事ヴィスティングは責任を問われて停職処分を受ける。自分の知らないところで何が行なわれたのか?そして真犯人は誰なのか?世間から白眼視されるなか、新聞記者の娘リーネに助けられながら、ヴィステ...続きを読む
  • 猟犬
    なかなか人の名前が頭に入らなくて、何度も話を戻って読み返しましたが、ストーリーは面白かったです。
    犯人も予想がつかず、ぎりぎり最後までその点も興味を持って読めました。
    また新しい作品が出たら、読みたいと思います!
  • 猟犬
    シリーズ八作目というハンデは関係なしにすらすら読めた。訳が秀逸。ブラボーです。

    タイトルの『猟犬』は事件に喰らいつくさまを表しているが、そこからイメージするような直情型の主人公ではない。受難の状況下にあっても感情をコントロールし、今できることをやる、大人なプロフェッショナルなのだ。そんな父に協力す...続きを読む
  • 猟犬
    ノルウェイを舞台にする本書は北欧ミステリー界有数の賞であるガラスの鍵賞の受賞作。
    訳者の後書きによれば、シリーズ物の8作目との事ですが、前7作を読まずとも十分楽しめる内容でした。

    ストーリーは17年前の女性誘拐及殺人と冤罪疑惑を絡めたもので、犯人とされた男性が釈放されることから始まります。
    男性は...続きを読む