SHOOWAのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いつも思うのは「もうちょい本気だして!」ってことで、SHOOWAさんは切ない系めっちゃ本気で書いてほしい。
私が歳を取ったからか、もう、ごり押しイチャホモに全然萌えポイントを見いだせなくなってしまって、前作の「イベリコ豚と恋と椿。」を読みかえしたけどう~んっていう。でも、その中でも吉宗の過去の話がすごい好きだったので、今回は源路と吉宗メインということでとっても楽しみにしていたけれど、くっつかねーんかい、という、素直にちょっとイラッとしてしまいました。頑張ってSHOOWAさん!という感じ。結構売れっ子で忙しいのかな。
吉宗の過去にがんがん源路に迫ってほしいですね。 -
Posted by ブクログ
そこは、夢の世界。
人間は動物に、動物は人間に、
種族を変えて 愛おしい生を共におくる-- 。
「愛しのココ。
僕がいなくなって、悲しんでくれる君がいたら少しうれしい」
ニィーニの森は、さまざまな種族が集う不思議な森。
満月に願えば湖の妖精が願いを叶えてくれるーー。
[第1話]
人間とブタ、そしてカエル。
呪いを受けた〝君〟に恋をしてーー。
[第2話]
狼が育てたのは猫科のハーフ。
狼は見届けたい、愛し子を。
[番外・蛹の脚]
カブトムシの恋を描く異色作。
[第3話 前中高編]
殺し合う人間とウサギの一族。
種族を超え、男はウサギの青年に惹かれていく -
Posted by ブクログ
好きなSHOOWAさんと苦手なSHOOWAさんが混在する、超~カオスな一冊。表題作+続編が★4つ、他の作品が★2つ、平均して★3つ!
表題作みたいな美しいシリアスがもっと読みたい~。SHOOWA作品では『向日性のとびら』が一番好きで、個性的なシリアス長編を描きあげる力量をお持ちだとおもうので、妙なギャグ系に逃げずまた作品と向き合ったBLが読みたいのですよ!
もーホント振り切ったギャグ系は意味がわからないから…。これ、描いてる本人楽しいのかな?
ただイベリコは面白かったので、基本的に食わず嫌いはもったいない作家さんだと思ってる。だから読むんだけど、正直読み進めるのがシンドイ作品もあるよね…。 -
Posted by ブクログ
バラエティに富んだ短編集でした。時代物から戦隊ものまで詰め放題で、あれこれ楽しめるかもしれないですが、その分全部中途半端な印象しか残らなかったのが残念です。
その中で、表題作は後日談的な「逃げ水」が収録されていて長めの話になっていました。「月影」は、大正時代の遊郭を舞台に、遊郭の女郎に拾われ育てられた少年の激動の人生と悲恋を描いたシリアスドラマです。
好きな部類のストーリーで今回の中では一番好みでした。
ただ、この枚数では描き足りていなかったな~という気がします。すごく中途半端。
いつも思うんですが、センセの短編は何か壮大なストーリーのダイジェスト版を読まされているような…
次回本編が出るの -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
そこは、夢の世界。
人間は動物に、動物は人間に、種族を変えて 愛おしい生を共におくる-- 。
「愛しのココ。僕がいなくなって、悲しんでくれる君がいたら少しうれしい」
ニィーニの森は、さまざまな種族が集う不思議な森。
満月に願えば湖の妖精が願いを叶えてくれるーー。
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第一話、第ニ話まではテンポも良く、短いながらも綺麗にお話が纏まっていて面白いと感じたのですが一番話が長かった第三話のウサギ一族の話は個人的に趣味じゃなかったのか若干目が滑りました。
(番外のカブトムシは面白いと言うより新しかったです笑)
私が一番良いと思ったのは二話の人間になった狼(ウルフ)と猫科のハーフ -
Posted by ブクログ
ネタバレ人気のSHOOWAさんですが、この方ほどはっきり好きな作品と私には駄目な作品の差が分かれている作家さんは珍しいなあと思います。
同じ作家さんが描かれているので、シリアスだろうがギャグだろうがその方の共通の雰囲気って何かしら必ずあると思っていたのですが、この考えはSHOOWAさんで砕け散りました。
初めて読んだのは、はるか昔、商業BLがそこまで好きじゃなかった頃で、「Nobody knows」を読みました。今、友人に貸したままで手許にないので詳細は思い出せないのですが、亀の話だけが駄目だった記憶があります。
それから商業BLにはまり、「向日性の扉」で号泣し、「三つ巴」で我にかえり、また「ジンと -