丘沢静也のレビュー一覧
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チェコに行くことになった!ので手に取った、はじめてのカフカ。
どうしてこんな発想ができるのかしら、と思う。
「アカデミーで報告する」なんて現代のSFのよう。猿の惑星を思い出す。
「変身」では、次第に虫としての行動を取り始める主人公、当初は虫となった兄を気遣うものの、最終的には一緒には暮らしていけないと明言する妹など、登場人物の心境の移り変わりが、悲劇的でも批判的でもなく、当然のことのように描かれる。
そしてところどころのワンセンテンスの中にさりげなくユーモアが交えられる。
カフカは取っ付きにくい印象があるものの、楽しく読めたので、原文からかなり意訳されてるのかなあと思っていたところ、役者あ -
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ネタバレ短編集。
仕事しながら書いたって凄いな。
どれも、??と途中でなる。
ボイラーマンと断食芸人。
なんで急にそうなった?というのはボイラーマン。
ヨゼフィーネは一読だけではほぼ????
なのでまた読む。
そして、最後の年表,人生も濃いな。
婚約と解消,婚約と解消・・・
ボイラーマン
話の展開が不思議。カールって女中をって書いてあったけど幼いような。
ボイラーマンっておじさんがあらわれたところからきゅうに影がうすくなった。
とられないようとあんなに見張ってたトランクをなぜほとんど見知らぬ人にあずけて傘とりにいった?
いろいろ?
断食芸人
はやってた時代ってどんなやったんやろ。
廃れた仕事 -
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下巻も引き続き難解でした。もっともっと大人になって読み直したりするかな〜しないだろうな。
とにかく2021年初頭に立てた目標のひとつ「ニーチェの『ツァラトゥストラ』を読む!」は達成できたのでよかった。
永劫回帰、【これが生きるってことだったのか? じゃ、もう一度!】ってすごい言葉だよなぁ。
〈 地上では、よいものがたくさんつくられてきた。役に立つものもあれば、気持ちがいいものもある。そのためにこの地上は愛すべきものなのだ。
非常によくできたものもある。たとえば女の乳房。役に立つし、気持ちもいい。〉
〈こんなことを言ってくれた女性がいる。「たしかに私、結婚を破綻させたけれど、でもね、まず最 -
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ようやく読み了える。三島由紀夫『花ざかりの森』を読んだ後は「もうどんな本でも読める」と思い上がったものだが、世の中には三島と違う難しさがあったのか。
ツァラトゥストラの従者みたいな鷲と蛇が人語を操るのに驚く。
福音書のイエスは滅多に笑わぬ印象だが、ツァラトゥストラはよく笑う。ダンスを好み、とりわけサイドジャンプが得意らしい。
自費出版でわずか40部しか印刷されなかったという第4部は、奇人変人が続々と現れいでてくるので、いくらか面白い。
大島弓子がマンガ化するとよい、と萩尾望都が主張していたけれど、ヴィジュアルが想像できない。
これより解説書をひもとく。 -
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登山家のような心理で「あの山にはまだ登ってないな」と、ツァラトゥストラ山の五合目まで登る。大好きな番組『100分de名著』のオープニングで本の見開きが大写しになる。選ばれた書物は『ツァラトゥストラ』だ。
特段これといって難解な言い回しではないのに、どうにも理解しづらい。
熱に浮かされて10日で書き上げたという第1部から圧力が伝わってくる。
引用したくなるくだりも多い。「趣味というのは、秤の分銅であると同時に、秤の皿でもあり、また測る者でもある」。荒巻義雄のSF短篇『大いなる正午』、タイトルの出典は第1部の終りだったのか。
上巻で判ったこと。ツァラトゥストラは40歳ぐらい。ひげをたくわ -
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帯に謎解きクリエイター東大生、松丸亮吾さんからの「僕を算数好きにしてくれた本!」との推薦のことば。小学生の親として、ついつい買ってしまった。
著者は数学者ではなく、ドイツの詩人、エンツェンスベルガー。子供の本から評論まで多彩な分野の文筆家。ロートラウト・スザンネ・ベルガーのかわいい挿絵とともに、主人公のロバートの夢の中の「数の悪魔」が数の秘密について、お話をしながら分かりやすく語ってくれる。「1の不思議」「素数の秘密」「パスカルの三角形」「ピタゴラスの定理」「フィボナッチ数」「オイラーの公式」「ゴールドバッハの推測」「エラトステネスのふるい」「無理数」「虚数」「二重ピラミッド」「等比級数」