丘沢静也のレビュー一覧

  • 普及版 数の悪魔

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    ネタバレ

    この系統だとサイモン・シンの「フェルマーの最終定理」が抜群におススメだけど、中学生くらいの子供が読む分にはなかなか良い本だと思います♪「数学なんて何の役に立つんだ、くだらない」と言っている子供に読ませてみると良いかも??…ただ、全ての子供がこの本を読んで面白いとは思わないような気がしていて、何と言うか、この本を楽しいと思える時点でその子は数学の才能があるんだと思いますが(笑)。

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    2021年03月13日
  • 寄宿生テルレスの混乱

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    2021年 16冊目

     もう、無邪気に小動物をいたぶり殺す子供ではない。物の分別と残酷さへの憧れの境界線にいる少年たち。性衝動の嫌悪、憧れ。少年の心理発達を真横で鑑賞しているような気持ちになりました。

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    2021年02月12日
  • 賢者ナータン

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     十字軍時代のエルサレムを舞台に、ユダヤ人の賢者ナータンは、金の調達に困っているスルタンのサラディンから、ユダヤ教、イスラム教、そして十字軍戦士が信仰するキリスト教、この3つの宗教のうち、本物の宗教はどれか、という罠を仕掛けた問いを出される。果たしてナータンは如何に答えるのか。 
     宗教間の対立、相克に対する寛容の在り方という重い
    テーマを、ロマンスあり、親子愛あり、数々の誤解や行き違いありのストーリー展開を、戯曲の形をとって面白く描いている。 

     訳文は平易と言えば平易で分かりやすい会話体なのだが、時代背景や登場人物の地位などからすれば、もう少し荘重な文章が良かったように思う。

     

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    2020年12月03日
  • 普及版 数の悪魔

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    滑り落ちていく怖い夢ばかり見るロバートの夢に、突然数の悪魔と名乗るおじいさんが出てきた。そして、数の不思議を教えてくれる。12夜に別れた数のいろいろ。ちょっとした頭の体操。

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    2020年05月16日
  • ルイ・ボナパルトのブリュメール18日

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    マルクスの文章や分析には興味を覚えるが、当時の政治的背景等について一定の知識、理解がないと、本当のスゴさが分かりづらいと思われる。

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    2020年05月05日
  • 普及版 数の悪魔

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    この本、いつ買ったんだんだっけ。奥付をみると、2009年5月26刷とあるから、10年ぐらい積読したのかな。通勤電車内では読むのには合わない本だよね。

    数学は得意ではないけれど嫌いじゃないので、ある程度(理系じゃない人の真ん中やや上と思っている)は出来ると思っていたので、まあ、子供向けの本だしと思ったら……。

    いや~、驚いた。殆ど自然数ばかり扱っているのに、何でそうなるの、そんなの聞いたことないよ、の連続。
    「パスカルの三角形」「1.618033989」……。特にこの2つは凄いよ。覚えておこう。
    大人向けの解説本とか欲しいなあ。

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    2020年04月19日
  • この人を見よ

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    ごめんなさい、私の理解力がなさ過ぎるため、ほとんど頭に入って来なかった。
    最後の訳者による解説、あとがきで何とか「読んだ気」になった程度。。

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    2020年03月02日
  • 普及版 数の悪魔

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    子どもから大人まで楽しめる、楽しい数学の物語。

    少年、ロバートは普通の男の子。算数はちょっぴり苦手。というか、学校で算数のボッケル先生が出す計算問題が嫌いだ。
    そんなロバートの夢の中に、毎夜毎夜、数の悪魔が現れるようになる。
    悪魔はロバートに数のいろんな不思議を話してくれる。それはボッケル先生がロバートたちにやらせるような、うんざりするような計算問題とはちょっと違っていた。
    1の不思議、0の神秘、素数、無理数、三角数、フィボナッチ数、パスカルの三角形、順列・組み合わせ、無限と収束、オイラーの公式、フラクタル。
    さまざまなトピックを、ときにはキノコの森で、ときには南の島のヤシの木で、ときにはウ

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    2020年02月10日
  • ツァラトゥストラ(上)

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    NHKの100分de名著と併読。
    割とあっさり「神は死んだ」「超人」が出てくる。
    中身は、詩的、断片的で分かりづらい。後半から、自分が演説をしている気分になって読んでみたらようやく掴めてきた(?)
    出版当初は全く売れなかったというが、その後どのように世の中に受容されていったのか知りたい。

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    2019年12月21日
  • 変身/掟の前で 他2編

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    「変身」シュールギャグであり社会風刺であり家族問題の警句であり純文学であり、はたまた別の何かである。読み手の解釈に依る。読み手の数だけ「変身」できるのが、この物語が世界中で読み継がれる所以なのかなと思う。

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    2019年09月25日
  • 寄宿生テルレスの混乱

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    人とは不安に陥りやすい生き物でして、きちんととその正体と向き合えればいいのだけれど、全然違う対象に攻撃をしかけてしまいがちです。その対象になりやすいのが、思春期の若者が今何を考え、将来をどう思っているのか、ということが一つあると思います。「白と黒どっちがいいの?嫌ならグレーにすればいいわ」などと解ったつもりで立ち向かうのですが、「わかってないなあ。今は何かを選ぶなんて気分じゃないのに、なぜ解ろうとしないのかなあ」というテルレス君のぶれない感じがとても現実的で、作者の目線が素晴らしい。

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    2019年02月23日
  • チャンドス卿の手紙/アンドレアス

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    世紀末ウィーンのアイドルの書いた短編4つと未完の中編。1700年位の話。面白くない訳じゃないけど、感想はない。

    丸ビルで2000円のランチ食べたみたいだ。非常にうやうやしく持てなされ、ゆっくりと楽しい時間を過ごした。しかし何を食べたのか全く記憶にない。確かにセットみたいなの頼んだ、半個室だった。しかし味共々、運ばれてきた皿に何が載っていたのかは記憶にない。でもやっぱりなかなかゆったり過ごす時間というのは、望んでも実現しない物なので、よい経験であった、みたいな。別の訳者で読んでみたい。

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    2019年02月14日
  • 寄宿生テルレスの混乱

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    ネタバレ

    ストーリーとしては、なんだかんだ言ってうまく逃げた奴。もっと何かあっても良かったのにって思った。

    寄宿学校でのイジメ、同性愛の中で、テルレスが自分の中にある第2の生が何なのか説明したいけど言葉で表せないという。
    哲学論調。

    イジメを見ました。自分は傍観のみ。
    でも、影ではちょっといじめてみました。
    でも、それも本心じゃない。
    いじめてるやつもいじめられてるやつも、なんだかイライラする。
    俺、かんけーねーし。巻き込むなよ。
    なんか馴染めないから退学するわー。

    テルレスはどっちにもならなかった。
    ただただ、自分のわからない部分を分析しようもしてた。

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    2018年01月23日
  • 変身/掟の前で 他2編

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    グレゴールくんは、両親と妹を養うため社畜暮らしをしているが、とある事情で働けなくなる。
    もちろん、仕事はクビに。
    今までグレゴールくんの稼ぎに頼っていた家族は、少しながら蓄えはあるものの、それぞれ仕事につく。
    グレゴールくんのお世話は疎か。
    グレゴールくんなんていなくなったらいいのに、そんな言葉を聞いて衰弱死してしまう。
    3人はそれぞれの職場に休暇届を書いてるんるんで外出。

    「とある事情」が、「虫になる」なのだが、「病気になる」に置き換えると、なんだかつらいものがある。

    お話はほとんどがグレゴールくんの視点なのだが、亡くなったあとのすーっと神の視点になって、残された三人の春になった感がなん

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    2017年07月14日
  • 普及版 数の悪魔

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    面白かったし、数学に久しぶりに触れられて個人的には充実した読書時間を経験させて頂きました。
    でも、やっぱり文系専攻の自分としては好奇心までは刺激されず。学生時代、理系コースの友人に「文系って意味不明。架空の物語に出てくる架空の主人公の気持ちを知って何の得があるの?」って言われたんだけど、まんまその言葉お返しするわ。だった記憶を思い出しました。
    だけど、私の夢にも数の悪魔出てこないかな。そのくらいには、この本気に入ってます。

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    2017年06月16日
  • マンネリズムのすすめ

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    南木佳士「薬石としての本たち」で紹介されていたので読む.
    精神よりも身体の優位を優先するところ,日々のマンネリと批判される営みに価値を置くところに二人の共感はあるのだろう.わたしもその点では同感できる点が多くある.一方で,著者はドイツ文学者なので,そのマンネリズムをありすぎる教養で包み込まずにはいられない.わたしにはそこがわずらわしい.あらゆる言葉は,西洋の文献からの引用とともに語られる.こういうのが好きな人は好きだろう.

    マンネリズムにかんする文章も多いのだが,音楽や文学の話も多い.うまいこというなぁと感心はする.

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    2016年03月17日
  • 寄宿生テルレスの混乱

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    テルレスの混乱ぶりを体験させられる本。笑
    自分も迷い込んでしまいそうになる。テルレスが未知のものにぶつかりわけもわからないまま自分の中の衝動に惑わされる描写は素晴らしい。正直よくわからない部分もあった。全部わかったらそれこそ自分もめちゃくちゃに混乱するんじゃなかろうか。善悪だけでは判断できない官能という魅力にぶち当たりどう折り合いをつけていくのか、ということだったのだろうか。しかし物語は終わってもこれについて解決がされているわけではない。
    この時期ってすべてに説明を求めてしまう。嫌悪感も増して、孤独感も増して、魂の清さを求めるんだけども、ちがう感覚も目覚めていて…。

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    2016年01月26日
  • 普及版 数の悪魔

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    わかりやすくするために説明が省かれている部分も多い。そのため、逆に分かりにくくなっているような気もしないではない。でも、子供ができたらば読ませよう。

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    2015年08月07日
  • ツァラトゥストラ(上)

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    比喩的にいろいろな主張を吠えているが,考え方,楽しみ方がまだわからない.とりあえずは下巻を読んでからかな.

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    2015年04月26日
  • 普及版 数の悪魔

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     算数の不思議を、夢の中で子供が悪魔から学ぶというストーリー。素数を始めとする数字の不思議が理解できる。子供向けのお話だけど、大人もふんふんと改めて思い出すような内容。
     九九を勉強して、暗記中心の小学校の算数。でも、数学の本質は、数という発明を利用して、真理を追求する学問。数字は神秘的だ。それを少しかじることができる本。夢の中で悪魔に教えてもらうという話だけど、夜読んでると本当に眠くなる。。。

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    2015年02月15日