カラスマタスクのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前作に引き続き一気読みでした。面白い!疾走感のある作品なので実際の場面が思い浮かぶような書き方で読んでてドキドキハラハラでした。
他の方も書かれてましたが主人公の力が超能力ではなかったことが判明し量子力学の話が出てきます。故マイケルクライトン先生のタイムラインで少し聞き齧った程度でしたので、こちらの黛先生の説明が分かりやすくて助かりました。今までの常識?概念が覆される感じなのでちゃんと何かの本で読んでおさらいおきたいところです。
最後がえっ!そこで切るんですか!?的なところで終わってるので3巻を早く読まないとです。
ただ、このお話2巻のカバー見るとすでに4巻が出てても良い時期なのですか未だに -
Posted by ブクログ
ネタバレ1巻を読んだときにも思ったけど、めちゃくちゃ面白い。あと、これは決定的なネタバレになるので詳細は伏せるけど、個人的には、主人公の神代カイルという少年はある意味すごく「カフカさんらしい」──評論家でもなんでもないのでこんな言い方が適切かは分からないけど、ある意味すごく「カフカさんの描く主人公らしい」と思った。
相変わらず戦闘シーンは迫力満点で、ハラハラしながらページを繰った。1巻刊行から1ヶ月、そわそわしながら待っていただけの値打ちはある。
──“神代カイル”とは一体誰のことなのか。
少しずつ明かされる真相を辿っていくことを楽しみつつ、今後の展開に期待したい。
……今度コミカライズが始まるそう -
Posted by ブクログ
ネタバレカイルは、自分が何者なのか、何のために生きているのか、わからない中、学園の司令官から、あるミッションが与えられます。それは、一晩で壊滅した都市で生存者を救出するというもの。カイルは、学園のエースパイロット・セロとそのメンバーたちとともに、最新鋭のドローンを駆使して、都市に潜入します。そこで彼らが見た生存者の正体は、カイルの記憶に深く関わる人物でした。カイルは、自分の過去と向き合うことになり、それが彼の未来にも大きな影響を及ぼすことを知るのです。
この本は、朝霧カフカさんの人気シリーズ「ギルドレ」の第三巻。前作から引き続き、カイルの成長と冒険を描いています。このシリーズは、近未来の世界を舞台に -
Posted by ブクログ
ネタバレ人類の危機を救った後、記憶を失ってしまったカイル。彼は、自分が救世主だったことも、エネミーズという謎の敵との戦いも忘れていた。そんな彼のもとに、機械の手足を持つ少女・ニィナが現れる。彼女は、カイルを「有罪の子供」という特殊部隊にスカウトする。カイルは、ニィナとともに部隊に入り、自分の能力を取り戻そうとするが、彼の能力は「最弱」と呼ばれるものだった。やがて、カイルたちは、新たな敵・透明人間と対峙することになる。彼らは、人間を超えた知性を持つ悪魔と、恐ろしい秘密を隠した研究施設に挑む。
本書は、記憶と正義という二つのテーマを軸にして、壮大な物語が展開されます。カイルは記憶喪失となったことで、自分 -
Posted by ブクログ
ネタバレ月が地球に迫るという衝撃的な設定のもと、特殊な力を持つ子供たちが人類の存亡をかけて戦うSFファンタジー。
本書のテーマは、人間とは何か?です。主人公のカイルは、記憶を失ったまま、アラヤシキという移動都市で目覚めます。彼は、人類を救った英雄だったのですが、その過去を思い出せません。そんなカイルはいやおうなしに、ギルドという組織に加わり、仲間たちと共に戦うことになります。しかし、彼の中には、敵と何か関係があるという疑惑があります。彼は自分の正体と、敵の真相を知ることができるのでしょうか?
本書に登場するギルドの子供たちは、特殊な力を持っており、その力で敵と戦います。しかし、ギルドの子供たちは、