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人類の「敵(エネミーズ)」による月落下作戦を防ぎ、救世主は姿を消した。彼と同じ容貌をした記憶喪失の少年カイル。彼は機械の手脚を持つ少女ニィナの所属する部隊≪有罪の子供≫に配属される。透明化した敵を追い、彼らは研究施設≪怪物園≫に足を踏み入れた。そこで待つのは、人類を超える知能を持つ悪魔と、恐るべき罠!『文スト』の朝霧カフカが紡ぐ最強エンタメ、超加速する第2弾!!
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Posted by ブクログ
前作に引き続き一気読みでした。面白い!疾走感のある作品なので実際の場面が思い浮かぶような書き方で読んでてドキドキハラハラでした。 他の方も書かれてましたが主人公の力が超能力ではなかったことが判明し量子力学の話が出てきます。故マイケルクライトン先生のタイムラインで少し聞き齧った程度でしたので、こちらの...続きを読む黛先生の説明が分かりやすくて助かりました。今までの常識?概念が覆される感じなのでちゃんと何かの本で読んでおさらいおきたいところです。 最後がえっ!そこで切るんですか!?的なところで終わってるので3巻を早く読まないとです。 ただ、このお話2巻のカバー見るとすでに4巻が出てても良い時期なのですか未だに出版されてないところが気になります。。。
能力が明らかになるも、彼自身は謎のまま。まさか彼も仕掛けの一部なのか、わざと記憶消してるのか?など疑ってしまう。どう驚かせてくれるのか、続きが楽しみ。
量子力学…シュレディンガーの猫……ウッ頭が………となりましたが面白かったです。 超能力じゃなかったのか。それにしても神代くん強い。世界そのものをどうにでも出来る彼は、本当に人間側なのか?という疑問が浮かび上がってくるけれど。 ニィナは肉体も精神も強い。夜見原くんもこれからますます関わってきそう。続き...続きを読むも楽しみです。
1巻を読んだときにも思ったけど、めちゃくちゃ面白い。あと、これは決定的なネタバレになるので詳細は伏せるけど、個人的には、主人公の神代カイルという少年はある意味すごく「カフカさんらしい」──評論家でもなんでもないのでこんな言い方が適切かは分からないけど、ある意味すごく「カフカさんの描く主人公らしい」と...続きを読む思った。 相変わらず戦闘シーンは迫力満点で、ハラハラしながらページを繰った。1巻刊行から1ヶ月、そわそわしながら待っていただけの値打ちはある。 ──“神代カイル”とは一体誰のことなのか。 少しずつ明かされる真相を辿っていくことを楽しみつつ、今後の展開に期待したい。 ……今度コミカライズが始まるそうなのだけれど、そのうちアニメ化しないかな、と楽しみにしている。
人類の危機を救った後、記憶を失ってしまったカイル。彼は、自分が救世主だったことも、エネミーズという謎の敵との戦いも忘れていた。そんな彼のもとに、機械の手足を持つ少女・ニィナが現れる。彼女は、カイルを「有罪の子供」という特殊部隊にスカウトする。カイルは、ニィナとともに部隊に入り、自分の能力を取り戻そう...続きを読むとするが、彼の能力は「最弱」と呼ばれるものだった。やがて、カイルたちは、新たな敵・透明人間と対峙することになる。彼らは、人間を超えた知性を持つ悪魔と、恐ろしい秘密を隠した研究施設に挑む。 本書は、記憶と正義という二つのテーマを軸にして、壮大な物語が展開されます。カイルは記憶喪失となったことで、自分が救世主だったことを忘れてしまいます。しかし、彼は「有罪の子供」という罪を背負った少年少女たちと出会い、彼らと共にエネミーズと戦うことになります。彼は自分の能力が「最弱」だと感じて、自分の存在意義に悩みます。しかし、彼はその能力を使って、仲間や人類を守るために奮闘します。彼は記憶を失っても、正義を貫く心を失わないのです。一方、エネミーズは人類に対して恨みを抱いており、人類を滅ぼすために暗躍します。彼らは人類の記憶を操作したり、人類を超える知能を持つ悪魔を作り出したりします。彼らは正義とは何か、人類とは何か、という問いに対して、自分たちの答えを見つけようとします。記憶と正義という二つのテーマが交錯して、スリリングな展開を生み出しています。 作者の朝霧カフカさんは、独自の世界観とキャラクターを魅力的に描くことで知られていますが、この本でもその才能を発揮しています。特に、カイルとニィナの関係は、読んでいて胸がキュンとするほどで、記憶を失っても、ニィナに対して特別な感情を抱いているのが伝わってきます。ニィナは、カイルを部隊に誘ったのは、彼の能力を利用するためだけではなく、彼に惹かれていたからだということが、後半で明らかになるんですね。 この本は、アクションとロマンスのバランスが絶妙な作品で、カイルとニィナの関係は、読んでいて心が揺さぶられるものでした。エネミーズとの戦いは、読んでいて息が詰まるほどスリリングでした。そして、カイルの過去と未来に関わる秘密は、読んでいて衝撃を受けました。この本は、私にとって、忘れられない読書体験となりました。
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