藤田貴美のレビュー一覧
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野音のステージが終わった後、CDデビューの準備に取り掛かるテン・ブランク。
そんな中、朱音は外出先で見知らぬ女性から生卵をぶつけられ、罵倒される――。
やたらキャラ立ちのいい、ひと癖もふた癖もある登場人物たちが生き生きと繰り広げる会話劇が心地良い!
朱音の負けん気の強さが頼もしいし、坂本君の繊細さ、高岡さんのバランス感覚の良さ、それぞれ嚙み合わなさ過ぎて楽しい。
藤谷さんが、天才アーティストならではの奇矯さと、シビアで真っ当な音楽ビジネス感覚を両立(?)させてるのが何だかアンバランスで可笑しい。
朱音のドラムが「走る」音を言葉で表現していて、その迫力に圧倒されました。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ中高生の時にハマっていたシリーズ
少し前に完結をしたと噂で耳にし、今度、佐藤健君のプロデュースでドラマ化されるという話を聞いてびっくりした
途中までは読んでいたけれど、どうせなら最初からと思って手に取る
懐かしい~!
昔はふわっとしか読めていなかった謎めいた言葉も
今はこういうことを意味していたのだなと分かるところもあり
30年くらい前の作品だけれど、今も十分楽しめるなと思った
ちなみにドラマのキャスト
西城朱音 オーディションっで選ばれた新人さん?
藤谷直季 佐藤健 (佐藤健くんは好きだけど…。とらえどころのない雰囲気を持つ、この難しい役どころを、しかも実年齢よりも10歳くらい若く音 -
Posted by ブクログ
意外性はゼロ。 (そのゼロじゃないよ
逆に想像と違ったら驚いたんですが。
逆の逆でした。なんて言う話だったら驚愕です。
なかった事を話してもしょうがないですね。
運び屋さんのお話。
お姫様をお婿さんのところに運ぶお仕事。
運ぶのはその護衛とお姫様の二人。
運ぶと言っても馬車でがたがたってわけでも無く、
お姫様をただただひたすらに歩かせるのですが。
五体不満足オンパレード(そこまで言うか)
そうでもないですが。メインの3人中2人だからねえ?w
皆フードを被っていたので、最初の方は
トキオとビビエナが見分けられなかったりしました。
絵は好きな方でした。 -
Posted by ブクログ
表題作+「赤い群集」+あとがき+NEXT GENERATION
やっと見つけた!!とテンション高く購入したら、びみょーに破けてるページがあってガックリ…
ある意味藤田作品で一番好きだったお姫様話。
今回読み返したら…そこまで胸キュンじゃなかったのは何故だ!?ちっさくなっていちだんとごちゃごちゃしてるのがよくなかったのかも。レッドが気障なのが気になって…読むときにテンションは大事かもしれない。
「女は男に守られてりゃいいのさ」って話だからねー、あんまりリアルに捉えてはいけない。
一方、赤い群集が良かった。
初読以来怖くてあんまり読めなかったんだけど、なんと表現すればいいのか難しいけど面白