あらすじ
大幅描き下ろしを加えた表題作のほか「651のブルー」など珠玉の読切りを収録した作品集。
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昔友達に貸してもらい、読み直したくなったのですが、題名を忘れていたり(汗)それ以来ずっと本屋で探していたという記憶があります(笑)絶対に手離したくない本です。
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ああ、もう出て4年も経つのですね…本棚整理中読み直してあまりの面白さに脱帽。
なんだかんだでこの人の本は全て持ってますが、何度読んでも色褪せません。
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アップル・ビー・ローチ嬢は、偏屈者と噂のご主人のいるお屋敷に住み込みメイドとして出稼ぎに来る。実際お屋敷に来て見れば、なるほど偏屈で虚弱で毒舌、夜行性の旦那様(意外に若かった)。そして彼は甘いものが大好き。料理はすれどもお菓子なんて作ったことのないアップル・ビーの奮闘開始!
藤田貴美さんの本はどれもこれも好きですが、これはもう特に好きです。アップルビーのイイ性格と働き者なところが気持ちよく、何度読み返しても爽やかで読後感のよいお話です。
この話の続編が「10」という画集に収録されてます。
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ほんわかとした王道的少女漫画『ご主人様〜』は、色んな方面の方からも喜ばれている様子。
コミカルなショートショート『ムゲンウィルス』、やられた!と思わせるパラレルSF『651のブルー』、そして、私が一番読んでもらいたいと思う女子高のダンス部を舞台にした『温室舞踏会』。
人によって、一番のお気に入りは変わるでしょうが、どれも素晴らしいです。
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『エマ』とか読んでもいまひとつ「メイド」の良さというものがわからなかったが
本作の表題作は既視感強い中で絶妙にはまっていると思う
ただマンガ的には見せ方がいまひとつなので要成長期待
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●表題作は藤田貴美らしくなく(?)「高学年向け児童文学BYご本人」っぽいいい話系。あ〜なごむ〜♪
しかし、なんか最近、なごむ話を描かれることが多くなって来ましたか?
こう言っちゃなんだけど、昔はさぞお疲れ&アングリーなのね的なキッツイ話が多かったのに、普通に落ち着く話が増えたような気が。
落ち着いてらっしゃるんですか藤田先生?
●てなわけで、『EXIT』はまだ完結せんのかいどうなんだい。ぎゃー。
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表題作はちょっと外国の児童文学っぽい雰囲気で、若いくせに偏屈で甘い物好き(で実は病弱)な若旦那と、とぼけてるんだかまじめなんだかよくわからない(けどいい味出してる)執事さんのいる辺鄙なお屋敷に、大工の父親が怪我をして働けなくなったので病弱な妹の手術代のために奉公に出ることになった主人公(赤毛のアンを庶民的で面倒見が良い長女体質にした感じ?)が巻き起こすドタバタが楽しい、ハートウォーミングな(?)お話。
あとこの本の巻末に入ってる『温室舞踏会』っていう女子高の社交ダンス部の話もけっこう好きです。女子高だから社交ダンスって言っても男役も女の子がやるわけで・・・。ちょっと『桜の園』(チェーホフじゃなくてマンガ。でも私は映画化されたのしか見てないけど(^^;;)みたいな雰囲気。
この本にはほかにもちょっとSFっぽいのとかいろんな雰囲気の話が入ってて、作者はすごく頭がいい人なんだろうなぁと思いました。
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昔読んだ世界名作児童文学のような雰囲気をただよわせる表題作は、会話のテンポとふとキャラクターたちがみせる無言だけれど瞳が雄弁なその表情が魅力的。
会話をして、ケンカをして、また会話をして、笑いあって。そうやってひとはこころをつないでゆくのだな、と思いました。
表題作ほか「ムゲンウイルス」「651のブルー」「温室舞踏会」を収録した短編集。手元において何度でも読み返したい一冊です。
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これに収録されている「651のブルー」という作品が、なんかもうどうしようもないぐらい何回も読み返して大変なことになってます。
決して好みの作品ではないんですが。マジで。不思議だなぁ。
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1、2巻を読んだ。
2012年に読みたい登録したまま忘れていて最近読んでみたら、
もう読んでいて2回目だったっていう・・。
スイーツ好きの病弱ご主人様と菓子を作るのが下手なメイドのアップルビー。
ケンカ越しだけど、なんだかんだ仲良くなる二人。
1、2巻とも本編は半分くらいで、他の短編が入っているけど
なんだか独特な感じで、あまり好みな方ではないかな。。
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表題作の「ご主人様に〜」を目当てに買いました。
いつもの私なら雰囲気や話の展開からして一番好きなのはこの話のはずなんですが、一冊読み終わったあとに強く印象に残ったのは「651のブルー」でした。否、多分好きなのは「ご主人様に〜」になんだと思う…
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「めちゃめちゃ塗って、
めちゃめちゃキスして、
めちゃめちゃ減らすわ」
《カテゴリー→女女、男女、主従、教官と囚人、先輩と後輩》
藤田氏に珍しい陽性の短編集。
注目は関西弁で綴られる女子校話「温室舞踏会」。
ウフフアハハじゃなくて、ギャハハワハハな女子ノリです。
その他の短編もどれも好きです。
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『EXIT』以来のファンでございます。繊細な絵柄と心臓に刺さるようなお話が好みで。
でも今回の表題作はほのぼのラブロマンス……かな? 童話っぽいカンジで可愛いです。こういうお話も描けるんですね(笑)。
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中世ヨーロッパ(推定)の森の奥に住む偏屈青年の元に、勝ち気な少女が住み込み家政婦としてやって来た。甘いモノ好きのご主人様のため、彼女はお菓子作りに励むが…。表題作のほか、戦時中の幼い女囚を描いた「651のブルー」など3編を収録。(A/02-06)