藤田貴美のレビュー一覧

  • ご主人様に甘いりんごのお菓子 1

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    『エマ』とか読んでもいまひとつ「メイド」の良さというものがわからなかったが
    本作の表題作は既視感強い中で絶妙にはまっていると思う
    ただマンガ的には見せ方がいまひとつなので要成長期待

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    2019年01月12日
  • ご主人様に甘いりんごのお菓子 2

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    話自体は良く出来ているけれど
    マンガとしてはあまり褒められない出来
    「あんざろ」とかと並べるとやはり絵を比べて一枚落ちる

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    2018年12月08日
  • GLASS HEART イデアマスター

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    ようやく。青春に一区切りがついた。待たせすぎだよ若木さん。はさておき。音楽バカの若くて、青くて、傷つきながらもがいていた物語も終結。

    決して思い描いていた結末ではなかったけれど、前を向いて歩きはじめたテンブランクの四人に幸あれ。

    欲を言わば橋本さんのイラストでフィナーレを迎えてほしかった。

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    2014年03月25日
  • GLASS HEART イデアマスター

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    テン・ブランクの活動が本格化し、全国ツアーが始まった。だが、鳴り続けるバンドの背後に、ひそかな亀裂の予感が…!?朱音の携帯に一本の電話が入る。櫻井ユキノの仕掛けた、最大の罠。メンバーそれぞれの想いがすれ違い、テン・ブランクは存亡の危機に。

    最終巻!
    このシリーズはわかったようなわからないような理解度で読んでいるのですが、それ以上に印象的な場面が多いです。
    このままだと早死にしそうな藤谷さんでしたが、ちゃんとこのあとも世の中に留まっていそうで安心しました。
    朱音ちゃんと藤谷さんの終盤の会話のシーンが感動的でした。

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    2013年02月01日
  • 嵐が丘

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    テン・ブランクにとって、朱音にとって、初のアルバムレコーディングが始まった。だが、その現場は想像を遙かに超えた“戦場”だった…。

    読みたくて、読みたくてじりじりしていた本です。
    前巻を読んでいるときはそうでもなかったのですが、読み終わってから次が読みたくて読みたくて我慢できずに本屋さんで買ってきました。
    痛いところまでズバッと書かれている小説でした。
    感情が、感性が突き抜けていて、それがなおさらバンドっぽくっていい感じです。

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    2012年05月04日
  • GLASS HEART グラスハート

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    女だからとバンドをクビになった西条朱音は天才ミュージシャン・藤谷直季から突然バンドの誘いを受ける。

    奥付けみたら、10年近く前の本なのに、まったく古さを感じませんでした。興奮した!
    軽めの文体だけに、情景描写に物足りなさを感じますが、さらっと読めます。
    早くもテン・ブランクのファンになっている気がします。

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    2012年04月15日
  • GLASS HEART グラスハート

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    十五年くらい前に集英社のコバルト文庫から出ていたグラスハートシリーズの新装版第一巻。完結編が新装版での出版となり、書き下ろしの掌編につられて新しく揃えなおした。神童と呼ばれていた天才音楽家と彼が見つけだしたり拾ったり拾われたりして作ったバンドが音楽シーンを席巻し互いにぎすぎすしたり衝突したり道を見失ったりうろうろしながらも最高の音楽を生み出すためにひた走り音楽に向き合っていく物語。天才に弱いのでかなりはまった。完結しようやくスタートラインに立ったようにも思え続編を今も熱望している。新装版全五巻。

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    2012年11月19日
  • GLASS HEART イデアマスター

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    ネタバレ

    グラスハート、完結編。
    高校生の頃、このシリーズの一作目が出版されたような記憶がある。
    若木未生の作品の中で一番好きなシリーズ。

    それから10年以上が経過して、グラスハートが完結したことを知った。

    読み始めて、ああ、藤谷先生だ、高岡尚だ、坂本くんだ、朱音ちゃんだと嬉しくなった。
    完結編の手前の巻で、結構まぁ泥沼だったよな、とか思い出しつつページを繰る。

    テンブランクが解散――じゃなくて、休止か。
    休止というのは、ショックだった。
    自分が、このバンドのことが好きだったんだと再認識する。
    そういえば、このシリーズをコバルトで読んでいるとき、実際にCDが聴きたいな、と思っていたっけ。

    色恋よ

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    2011年10月12日
  • GLASS HEART グラスハート

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    若木未生さんは、私は、彼女の代表作の「ハイスクールオーラバスターシリーズ」が苦手で、作品の人気がピークだった頃もどうしても馴染めなくって、「この作家さんとは、私、相性が悪いのかな」と思っていたのです。
    その後、この「グラスハートシリーズ」がコバルトに連載され、たまたま読んでみたら、これなら私にも、おもしろさがわかる! となりまして、作品が中断するまで、文庫も全部も買って、お話の続きが書かれることを心のどこかでずっと待っていたのでした。
    テンブランク、本当に十年の空白(テンブランク)だったよ。というくらい待たされた気がします。
    テンブランクとは、作中での主人公たちのバンドの名前です。
    天才音楽家

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    2011年09月21日
  • 藤田貴美作品集 (2) CAPTAIN RED

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    昔単行本持ってて、当時大好きだった〜。
    懐かしくて買ったんだけど、
    今読んでも面白かった。
    ネクストジェネレーションのおまけも良かったんだけど、
    もっと、もっとと思ってしまう。
    いっそ設定だけ生かして思う存分書き直して欲しいと思うほど好きなんだな〜。

    多分海賊好きになったのはこれの影響が大きいんだよねぇ、
    と本当に懐かしくしみじみした。(年とったなw)

    赤い群衆は当時も怖いながら好きな作品だったんだけど、
    今はなんだか当時程入れこめない。
    震災後だからもあるのかな、せめて物語に暗いは救いがあってほしいという気持ちが強くなってしまう。

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    2011年06月13日
  • EXIT~エグジット~ (12)

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    VANCAが波に乗りかけてる一方で、ESKはどん底です。
    そして、卓也と凡河内の間も微妙なずれが・・。

    モデルになったバンドを知ってると、このあとあー、と思ったりするわけですが、それだけじゃないだろうし。
    どんなふうになるのかなーとこれからが楽しみです。

    絵柄がいい。すっきりして落ち着きましたね。
    教師辞めて音楽ライターになった人の話がいいです。

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    2011年06月11日
  • SHIMAVARA シマバラスペシャル版

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    天草四郎の物語。劇団☆新感線の『SHIROH』を観たからか、昔よりも話の深さが沁みました。実在の人物という時点で、やはり興味深いです。

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    2011年05月14日
  • 藤田貴美作品集 (2) CAPTAIN RED

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    懐かしくて文庫サイズで再度購入。今読むと確かに話が駆け足ではあるのですが、それでも見せる力がある。もっと売れて良いと思う作家さんの一人。

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    2011年05月14日
  • GLASS HEART イデアマスター

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    グラスハート完結編。藤田貴美さんのイラストに惹かれ、手に取ったらグラスハートの完結編だった。いまさら?っていうか完結してなかったのかというのが、正直なところだが、もうなんていうか、夢みたいな一冊だ。

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    2011年04月18日
  • EXIT~エグジット~ (11)

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    BECK読んでたら、無性に読み返したくなった。作者がバンドが好きで好きで仕方がないっていう愛着が紙面から滲みでてる漫画。掲載紙を転々としながら長期連載、売れない貧乏バンドの結成から躍進まで連載されたが、今は休止中。将来的には分裂と解散までを書くらしい。バンドマンのドサまわりの苦労は、このマンガで知りました。音楽への熱気、伝説がうまれる瞬間のカタルシス。なんかもういっぱいつまっている。土のにおいがしてくるバンドマンガ。ラブ!

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    2011年02月24日
  • いくつかの太陽

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    盛りだくさんな1冊。「目を覚ませ」が好き。
    ★4つにした理由は・・・書き下ろしかな。
    桐哉も好きなんだけど、今は断然、尚の気分だったから(笑)
    でも、好きです。やっぱり。

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    2010年11月08日
  • 嵐が丘

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    新装版2冊目。
    今回は文庫版『ムーン・シャイン』+『嵐が丘』+書き下ろしの構成。
    書き下ろしの内容は前の新装版『グラスハート』の書き下ろしの続きみたいな話。

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    2010年11月05日
  • GLASS HEART グラスハート

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    文庫版も持っているんだけど思わず購入。
    …書下ろしがあるから買わずにいられなかったw

    文庫版『グラスハート』+『薔薇とダイナマイト』+書き下ろしという構成。
    書き下ろしは高岡尚が藤谷直季とまだテン・ブランクを組む前のあちこちのサポートをしている頃の話。

    久しぶりにこの話を読んで、ものすごく良いってわけじゃないけど懐かしいし、こういう雰囲気好きだなって思った。

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    2010年11月05日
  • GLASS HEART グラスハート

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    コバルトで書かれていた頃、リアルタイムに読んでました。やっぱり面白い。昔は、音楽に対する純粋さにあこがれて読んでいたけれど、大人になった今は"その場で響く音"だけではどうにもならない人間の複雑な感情の方にいっそうの面白みを感じます。

    あの頃の自分には、繊細すぎて複雑すぎて読み取れなかったことが、今の自分が読み返してみたら少しは読み取れるようになってました。この本の表現は、言葉はまっすぐなのにどこか回りくどくて、センシティブな印象。でも、本当の人の感情ってそういう曖昧なものなのかも。

    昔から思ってはいましたが、この人の書く文章ってコバルトで出すには繊細で複雑すぎるなぁ…と

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    2010年03月22日
  • GLASS HEART イデアマスター

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    でてたんですね、知らなかった…。
    ずっと読んでた大好きなシリーズで無事完結してくれて嬉しいです。寂しい気持ちもあるけど、やっとか…って気持ちも強いです(というか忘れかけてたし)。
    昔ほど純粋にのめりこめないのが悲しいですが、おもしろかったです。

    というか、オーラバのほうも早く完結させて欲しい…いや、完結じゃなくてもいいから続き!
    と思ってたら、今、準備中らしいのでそう遠くないうちに読めるのかな。

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    2009年11月12日