野田サトルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
見開きに狂気を感じた。
感動の再会の直後にアレとは……オソマおいしいといいアシリパさんがどんどん変なプレイに目覚めていって心配。
樺太編もクライマックスとあって、凄い勢いで巻いていく。
珍獣と変態が入り乱れて氷上の大活劇、見所はたくさんあるが個人的には尾形の猿芝居がツボった。
これまでの尾形の所業の数々を知っている読者にとって、歯の浮くようなデマカセのオンパレードと、胸に手をあて嘆く芝居は面白すぎる。コイツ!!!!!!!
杉元の死を哀しみ、最期の様子を知りたがっていると見せて実は……なアシリパさんはさすが。
次代のアイヌの象徴として父に期待されるのも納得の聡明な策士っぷりに惚れ直す。
アレをぷ -
Posted by ブクログ
今回はシリアス展開が多かったです。
尾形とロシア人スナイパーのストイックな狙撃手対決が前半の山場ですが、凄腕狙撃手と聞いててっきりシモヘイヘがモデルの新たな変態もとい変人が出てくると思ってたら、そこまでキャラ立ちはしなかったのでちょっと残念。
尾形と弟の確執の根などが掘り下げられるので、尾形ファンは必見。
日頃の言動や過去のアレコレからサイコパス扱いされる尾形ですが、もし勇作氏が違う選択をしていたら、異なる未来があったのでしょうか?話変わりますが「男兄弟は一緒に(以下略)」の尾形のエロスと爪のキレイさにドキッとしたのは私だけじゃないと思いたい。
勇作氏の殺害前夜の対話ですが、あそこで「兄さま