吉成真由美のレビュー一覧
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今から30年ほど前に行われたドーキンスの講演録である。
地球上のあらゆる動物の存在理由は遺伝子の複製であり、進化とはその複製過程で生じた突然変異が生存に有利に働いた場合に次の世代に受け継がれる、という営みが数千数万世代繰り返されて漸進的に達成される。
私たち人間が精々100年程度の時間感覚しか持ち得...続きを読むPosted by ブクログ -
吉成真由美の本というだけで買う価値がある。吉成真由美氏は、「利根川進の妻」という立場を使えばもっと話題になりもっと本が売れるだろうに、その立場を使わず他人の手柄を使わずに自分の力で本を打っているところに魅力を感じる。中身はやはり、学者へのインタビュー本である。教養で殴りつけてくる一冊。Posted by ブクログ
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ノーム・チョムスキー、レイ・カーツワイル、マーティン・ウルフ、ビャルケ・インゲルス、フリーマン・ダイソンといった政治学教授、発明家、経済ジャーナリスト、建築家、数学者といった知の先端をいく人たちへのインタビュー集。
AIが指数間的に成長していく未来を描くレイ・カーツワイルの話が一番面白かったし再読し...続きを読むPosted by ブクログ -
既存、既成概念にとらわれない様々なそして先端の考えや視点を紹介する一冊だ。アメリカの政治、民主主義、資本主義、AI、建築、宇宙など広く(表面ではあるが)見れる。それぞれのインタビューイーの見解をにわかに支持はできないが、関連著書を読んで深めたい。
とりわけ、
カーツワイル氏の話をにわかには信じられな...続きを読むPosted by ブクログ -
人類史に前例のない加速度で起こる激変期に何が起こるか?胸が躍る。
人類史上、エキサイティングな面白い時代になるかも?Posted by ブクログ -
ものすごく面白くて、ワクワクされられる。
いろいろな分野で活躍する5人にインタビューする、人類の未来。
悲観的なことも、楽観的なこともあるし、お互いに意見が合わない部分もある。
インタビュアーと、話し手が頭が良く、明晰でわかりやすいため、AI、環境、政治、テクノロジーについてわかったように感じるほど...続きを読むPosted by ブクログ -
キンドル月替りセールで安くなっていたので購入。
象を調べるアリの1番先頭にいる何人かの著名な人物に象について聞く本。細かな理論ではなく、何をどう考えているかをわかりやすい言葉で説明されており、内容以上に分かりやすいし、気付きも与えてくれる。科学者である方々が、文学やビジネスについても敬意を持って語っ...続きを読むPosted by ブクログ -
どのインタビューも深く掘り下げられていて、読み応えがあった。道を極めた人の考えを、インタビューだと偏りすぎずに聞けるのがいいなと思った。
内容に関してもどれも興味深かったが、サイエンスは大事だが人間にとっては物語も重要、というのが面白かった。むかし哲学と自然科学は密接だったというのも。なるほど。Posted by ブクログ -
『利己的な遺伝子』で有名なドーキンス氏の、1991年に行われた講演+編訳者によるインタビュー。
豊富な実験を示しながらのレクチャーで、進化論の予備知識などなくとも分かりやすく、楽しめる。
創造説をバッサリ斬り捨て、科学的真実の美しさを語るドーキンス氏の語り口は痛快の一言。
科学への興味が増進すること...続きを読むPosted by ブクログ -
「利己的な遺伝子」で有名なドーキンスが、英国王立研究所で子ども達に行ったクリスマス・レクチャーの全訳ということで、楽しみにして読みました。
子ども達が対象のレクチャーということで、話は非常にわかりやすくありながら、自然選択による進化のメカニズムが実に論理的・具体的に説明されていて、とても勉強になりま...続きを読むPosted by ブクログ -
ドーキンスがこどもを対象に「進化」についてレクチャーした内容の書籍。
進化というう難しい話をとても分かりやすく解説している。訳も読みやすい。
とても収穫になった!Posted by ブクログ -
テーマは利己性と利他性、社会性。集団によってどのように暴力性は生まれるかといった考察は興味深い。
エドワード・O.ウィルソン
高度な社会性を形成する真社会性は、生物進化の歴史上、少なくとも17回実現している。テッポウエビで3回、スズメバチで2回、キクイムシで2回、ハダカデバネズミで2回など。人類で...続きを読むPosted by ブクログ -
文系脳の私でも読めた科学の本であり、この世界や生き物をできるだけ理解しようと、前向きになれる一冊。
この本は、リチャード・ドーキンスが91年に行った子どもたち向けの「進化」についての講義を書籍化したもの。子どもたち向けなので、難しい数式とか図とかは一切出てこないし、わかりやすい例えや図で文系脳...続きを読むPosted by ブクログ -
世界的な叡智5人へのインタビュー集。人類が直面する問題の本質は何か。インターネット時代をどう生きるべきか。歴史学、哲学、生物学、心理学の視座を持ったインタビュイーたちの洞察に富んだ言葉を通して考える。まだ内容を咀嚼できていないものの、味方であるはずの科学技術が敵に回りかねない危うさに不安を覚える身と...続きを読むPosted by ブクログ
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人類の不確実な未来を何を基準にして生きていくべきなのか、今後の未来はどのようなテクノロジーの進化を通していかなるライフスタイルが繰り広げられていくのか?このようなことをそれぞれの各専門分野の有識者たちによるインタビューを通して語られる内容を学び来るべく未来の礎を築ける参考となる。不透明な不確実な未来...続きを読むPosted by ブクログ
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2015年5月から2017年2月までに収録されたインタビューを2017年4月に発行したもの。こういう方々が、コロナ後の世界について語ったものを読んでみたい。
現在は、地質学上の「人新世(Anthropocen)」と呼ばれる、人類が地球環境に大きな影響を及ぼす時代で、もし始めたら世界が終わってしまうか...続きを読むPosted by ブクログ -
現代社会のさまざまな分野の泰斗である人たちへの人類の未来に関するインタビュー集。
フレーズの引用はノーム・チョムスキーの発言より。Posted by ブクログ -
元は講義なので非常に平易。
この講義を実際に聞きたかった。
出張の1日目の午後で読み終わってしまった。
後2日、何か買わないと・・・Posted by ブクログ -
「サピエンス全史」が出た勢いで、その方向で面白そうな知的フロンティアの方たちに聞いて回った的なインタビュー本。
こういう視座で世界の行く先を見たり考えたりしてる人がいるのねーという、とっかかりになる本。
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知の巨人たちへのインタビュー集。理解の幅を広げるには良い。あと、インタビューを受けた人たちのお勧めの本が出ており、2度のお得感あり。Posted by ブクログ