ねこまき(ミューズワーク)のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
お弁当にまつわるエピソード15話。
コロナ禍のさなか、自粛生活が続き、おむすびやのり弁当を作作って食事をきりもりしていました。どことなく、楽しいような物足りないような時間をすごしました。料理が上手くできるとそれはそれなりに、うれしくもあるのですが、本当に食べることと、作ることが近すぎるのです。この本にでてくるお弁当は、受験のときのおかあさんに作ってもらったお弁当や、絵のうまい都会からの疎開に伴う転校生が描いたお弁当など、たくさんの季節の彩りに思いに支えられたお弁当です。さりげなく、それでも大事なお弁当なのでした。おいしいものをただ、食べる幸せには、たぶん限度があるのかもしれないです。
コロナの -
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Posted by ブクログ
まず、ねこまきさんのマンガが圧倒的に素晴らしいです。絵の感じが最高に癒されます。
次に俳句。どれも猫あるあるで楽しいです。
そして堀本さんの解説。川柳と違って季語や用語の勉強になり、ちょっと得した気分になります。例えば、
「ねこに来る賀状や猫のくすしより」
のくすしは薬師で医者のこと。
「黒南風(くろはえ)や沖をみている猫ひとつ」
の黒南風は夏の季語。梅雨時期に吹く湿った南風のことらしいです。
夏らしいところで好きな句は
「猫の眼のひらいてとじて遠花火(とおはなび)」
解説とマンガが一致していないところも良くて、俳句を二度楽しめる構成になっています。
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Posted by ブクログ
テーマ毎に可愛い漫画1ページ、解説1ページでこぎみよく猫ちゃんたちの習性を解説。
理論的な解説とほんわかした日常のかわいさが、いい塩梅。
面白かったテーマ
07 猫の耳は泣く子も黙る地獄耳
耳の筋肉が発達していて、その筋肉量は人間の5倍以上
08 暗闇では人間の6倍近く見えている
猫の耳は人間よりわずかに小さいくらいのサイズですが、瞳孔は人間の3倍以上拡大できます。つまり目に入ってくる光の量も人間の3倍!そのうえ猫は「タペタム」と呼ばれる輝板が網膜の奥にあります。網膜を通過した光をタペタムが反射して網膜に返すため、光を2倍にすることが可能。
16 じつはけっこう味オンチ
猫が感