あらすじ
ばあさんに先立たれ、ねこのタマとふたり暮らしの大吉じいちゃん。
ある日、歯医者さんの待合室で雑誌を読んでいると終活の記事が目に留まる。
「そろそろ終活の準備で家を片付けなきゃいけんかのぉ」
片付けるといえば・・・あの部屋をなんとかせねば・・・
2階の一番奥の、今や完全に物置と化している部屋が一つある。
ずっと片付けようと思っていながら今まで手をつけられなかったのだ。
襖を開けると、中は埃だらけのガラクタでいっぱい。小学生の頃の作文や教科書、おもちゃ、古い足踏みミシン、食器などなど…。
過去60年の歴史が詰まっているこの部屋の片づけを始めるとそこには・・・。
少しずつ変わっていく島の風景と、変わらないひとりと一匹。
ともに白髪の生えるまで、きっと一緒でずっと一緒。ファン待望の第6巻が登場です!
【電子特典:描き下ろしイラスト付き】
ここはじいちゃんとばーちゃんとねこの町―
名古屋の付近?と思われる離島を舞台に
最愛の奥さんに先立たれた大吉じいちゃんと飼い猫のタマ。
大吉じいちゃんの散歩や買い物についていったり、寒い日には大吉じいちゃんのふとんに陣取ったり。
ねことじいちゃんによる日々の暮らしを描いたクスッと笑えてときにホロリとするコミックです。
60年間風貌が変わらない医師など少しクセのある島の面々も登場し、1匹とひとりの毎日を織りなしていきます。
動物写真家である岩合光昭さんの映画初監督作品の原作でもある本作。
作者の淡くやさしい色彩が島ののんびりとした感じを彷彿とさせ、見るだけでなごみます。
私もこんなところに住んでみたい・・・!
少し日常を離れてねこに癒されたい方必見です。
感情タグBEST3
匿名
緩やかに過ぎていく時間
4巻目を読みながら、たまとじいちゃんと古時計が紡ぐ時間が、とても緩やかに過ぎていくのを感じながら癒されています。
匿名
やっぱり癒される
相変わらず、絵葉書みたいなタッチの絵柄と風景や人を切り取る構図に圧倒されるし大好きです。
時計の話はちょっと切なかったけど、大吉じいちゃんとたまがあの家と島で余生を穏やかに過ごしてほしいと思ってしまった。
Posted by ブクログ
ねこやはりたまらん。
ごはん欲しい時のじいちゃんの足にまとわりつく、まいまい、がたまらん。
美智子さんが、美味しいご飯を食べて、ぐっすり眠って、朝起きるの楽しみ!が幸せと感じるようになったと言う。
この本にはたくさんの小さな幸せが詰まってます。
Posted by ブクログ
日本退避していたヨメに買ってきてもらおうと思ったら、なかなか帰って来れなくて、やっと手元に届きました。
今回も大吉さんとタマの日常に癒される。
大吉さんが気にする終活というテーマ、ちょっと引っかかる。
Posted by ブクログ
クスッと面白くもあり、じーんと心温まる素敵な物語です。のんびりとした田舎の風景やお年寄りの日常がとても忠実に再現されていて、そうそう!と自分の祖母と重ねて見てしまいます(笑)
大吉さんとたまのやりとりがとても可愛いらしくて、ついつい何度も読み返してしまうマンガです。
柔らかい絵のタッチも好きです。
Posted by ブクログ
紙媒体では初のフルカラー!このシリーズをカラーで見るためだけに電子書籍デビューしようかと思ってたくらいなので、ほんとに嬉しかった。水彩画のような色合いがいいんだよね~。いつも楽しみながらどこかジーンとくるものがあるんだけど、今回の「時の流れ」には参った。泣きました。
Posted by ブクログ
いつのまにか6巻がでてた!
たまとじいちゃんのあいかわらずの暮らしが微笑ましい。
じいちゃんはたまに何かと負けてるみたいだけど、負けるが勝ちって言葉もあるしw
じいちゃんの昔の話や、古い時計のこと。
いい話だー。
2人とも、長生きしてね。
Posted by ブクログ
終活とか読んでしまうと自分の老後が気になりますが、それよりもタマさんと大吉っつぁんはのんびりやりましょーと思わせてくれますね。出来るだけ長く自分の意思で身体の自由か利く限り思う通りでありたいです。それまではもう少し頑張りますわ。
Posted by ブクログ
絵も話も優しいけれど、色使いも優しいフルカラー(*´∇`*)♪今回は大吉っつぁんの思い出話や終活の話も出てきて、しんみりした事も多かったけれど、島の猫や老人はまだまだ元気で楽しい毎日!(^^)柱時計のねじ巻き役やりたかったのに、私の番が来る前に柱時計が引退した事を思い出した(T.T)
Posted by ブクログ
ねことじいちゃんのほのぼのとした暮らし。実に羨ましい限りです。カフェの美智子さんの言葉『美味しいご飯を食べて、ぐっすり眠って朝起きるのが楽しみって感じ……こーゆーのも幸せっていうんですよね』その通りですね。心に染み入りました。