あらすじ
大吉さんは思い出します。
受験の日に母が持たせてくれたトンカツ弁当、
停電で真っ暗な家で妻と食べた“闇弁当”、
戦時中、疎開してきたあの子が
持っていたアルミのお弁当箱。
お弁当をめぐる物語がたくさん登場する
今巻は、読みながらちょっぴり
お腹がすいてくるかもしれません。
じいちゃんとばあちゃんと猫ばかりが暮らす島のエピソードを、四季折々の彩りにのせてお届けします。
【もくじ】
春
1話 猫の島
2話 ばあさんの弁当箱
3話 課外授業
4話 畑仕事とおむすび
夏
5話 東京から来た子
6話 充くんの絵
7話 アルミの弁当箱
秋
8話 島のYouTuber
9話 台風と闇弁当
10話 秋晴れの空
冬
11話 若先生の竜田揚げ
12話 受験ちとトンカツ弁当
13話 旅立ちの日
14話 剛のリモート帰省
15話 弁当のある風景
電子書籍特典として描き下ろしカラーイラストを収録
ここはじいちゃんとばーちゃんとねこの町―
名古屋の付近?と思われる離島を舞台に
最愛の奥さんに先立たれた大吉じいちゃんと飼い猫のタマ。
大吉じいちゃんの散歩や買い物についていったり、寒い日には大吉じいちゃんのふとんに陣取ったり。
ねことじいちゃんによる日々の暮らしを描いたクスッと笑えてときにホロリとするコミックです。
60年間風貌が変わらない医師など少しクセのある島の面々も登場し、1匹とひとりの毎日を織りなしていきます。
動物写真家である岩合光昭さんの映画初監督作品の原作でもある本作。
作者の淡くやさしい色彩が島ののんびりとした感じを彷彿とさせ、見るだけでなごみます。
私もこんなところに住んでみたい・・・!
少し日常を離れてねこに癒されたい方必見です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回も穏やかな島の生活がみれてよかったな〜
お弁当のお話が素敵でしたね。誰かのためにつくる幸せ。誰かと食べる幸せ。思い出として残る幸せ。いいな〜
ぜひ〜
Posted by ブクログ
今回も読むと優しくほっこりするマンガでした。
いろんな人の思い出のお弁当の話や、YouTubeに関するエピソードが、中心です。
間に入っている4コマも可愛くて、面白いです。
Posted by ブクログ
ねことじいちゃんも8巻。
癒しを求めてお取り寄せ。
本巻は弁当にまつわるエピソード多め。母親に作ってもらった最後の弁当ってどんなだったっけ。
大吉さんとタマだけじゃなくて、子猫も出てきたので、こりゃまだまだ続くな。
蒲団を干すと、最初にそのポカポカを楽しむのはねこの特権です。人間も一緒にご相伴に与ると落ちちゃいますね。
Posted by ブクログ
大吉っつぁんの思い出と、いろんなお弁当のお話(*´∇`*)今はお弁当をせっせと作る方だけれど、誰かに作ってもらって一緒に食べたいな~(-.-)と思った(*´ー`*)タマさんになって、大吉っつぁんと一緒に暮らすのも幸せだろうな~(=゚ω゚=)♪
Posted by ブクログ
じいちゃんの子供の時の、弁当箱の話が、、、
ああ、、、
子猫とじいちゃんの様子、もっと読みたーい。
誰かが作ってくれたご飯、一緒に食べるっていいね。
リモートも楽しそう♪
じいちゃんもたまも、ずっと元気でね。
次を楽しみにしているよ。
Posted by ブクログ
お弁当にまつわるエピソード15話。
コロナ禍のさなか、自粛生活が続き、おむすびやのり弁当を作作って食事をきりもりしていました。どことなく、楽しいような物足りないような時間をすごしました。料理が上手くできるとそれはそれなりに、うれしくもあるのですが、本当に食べることと、作ることが近すぎるのです。この本にでてくるお弁当は、受験のときのおかあさんに作ってもらったお弁当や、絵のうまい都会からの疎開に伴う転校生が描いたお弁当など、たくさんの季節の彩りに思いに支えられたお弁当です。さりげなく、それでも大事なお弁当なのでした。おいしいものをただ、食べる幸せには、たぶん限度があるのかもしれないです。
コロナの余波は更新されてまだ続いています。今度は、物価高という理由もつけ加わったようです。なかなか大変なことになってきたようですがどんなお弁当を食べたいですか。おいしいお弁当ならなによりですが、お弁当箱に入っているのは食べ物ばかりでなくて気持ちなのだなあ。そんなことを思った一冊でした。