あらすじ
小学生から80代まで、幅広い年齢層に支持されるシリーズ11冊目。妻に先だたれ、ねこのタマと二人暮らしの大吉じいちゃんが繰り広げる毎日。
もくじ
春
1話 夜の猫
2話 よもぎ猫
3話 親父の猫
4話 タマの友達
夏
5話 あこがれのソーセージ
6話 手作りソーセージ
7話 宇治金時
8話 渡り猫
秋
9話 思い出のポークチャップ
10話 最後の客
11話 君の誕生日
冬
12話 体重計
13話 病院の猫
14話 ネギ雑炊
15話 ふるさと
16話 猫の集会
ここはじいちゃんとばーちゃんとねこの町―
名古屋の付近?と思われる離島を舞台に
最愛の奥さんに先立たれた大吉じいちゃんと飼い猫のタマ。
大吉じいちゃんの散歩や買い物についていったり、寒い日には大吉じいちゃんのふとんに陣取ったり。
ねことじいちゃんによる日々の暮らしを描いたクスッと笑えてときにホロリとするコミックです。
60年間風貌が変わらない医師など少しクセのある島の面々も登場し、1匹とひとりの毎日を織りなしていきます。
動物写真家である岩合光昭さんの映画初監督作品の原作でもある本作。
作者の淡くやさしい色彩が島ののんびりとした感じを彷彿とさせ、見るだけでなごみます。
私もこんなところに住んでみたい・・・!
少し日常を離れてねこに癒されたい方必見です。
感情タグBEST3
この優しさ最高
ホント可愛くてのんびりして優しいタッチの色味と話とホント好き。何度読んでもふとした時にまた読みたくなるマンガ。大吉じいちゃん、猫が寄ってくる体質で羨ましい。
Posted by ブクログ
いつも読後はほっこり幸せな気持ちになれる。大吉じいさんと飼い猫のタマさん、島の人たちと猫たちとの愉快な交流、穏やかな日々がうらやましい。
島に毎日船で通って来る猫、老人たちと入れ違いに入ってきて、病院の待合室を占領する猫たち、猫の集会、大吉さんのサプライズ誕生会等々。大吉さんの心温まる昔話も時々描かれ、大吉さんが人にも猫にも愛される理由が分かる。
「わしらは年を取って何もない日常の中で、なんとか楽しいことを見つけている」という大吉さんの言葉がじんわり効きます。
Posted by ブクログ
最近いろいろ上手くいかなくて、気持ちがささくれだっていたけれど、これを読んで癒された〜(*´∀`*)♪ホッコリずーっと続いて欲しい作品(^^)「思い出のポークチャップ」の話が特に好き!
Posted by ブクログ
「ねことじいちゃん」も10年目。
猫たち、じいちゃん、島の人達。
猫と人間との関係があたたかで、穏やか。
こんな老後に憧れる。
猫たち、じいちゃん、ずっと元気でいてね。
Posted by ブクログ
毎年、ねこじいの新刊が出るのを楽しみにしています♪
まだ読んだことのない方へ
やわらかでシンプルな線なのに、ねこの特徴や動き、仕草、かわいさが120%表現されてます
かと言って、あざとい可愛さではなく、ツンデレでブサイクだったりもします
クセのあるじぃちゃんやばぁちゃんたちもたくさん出てきます
舞台はとある小さな島(三河湾あたりらしい)なので、じいちゃんたちは名古屋弁みたいな話し方をします
じいちゃんの妻は亡くなっているので、ねこと暮らす一人暮らしのあれこれや、子ども時代の思い出などが描かれていますが、ほのぼのとした中にもホロリとした味わいがあります
猫好きの方もそうでない方も、ぜひ読んでみてください。
中学生にも大人気!(布教中)