ねこまき(ミューズワーク)のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ぼんやり書店内をぐるぐる眺め歩いていたら、
「お~い、読んでいがねがぁ~。」
と、本に呼び止められた気がして手にとってみた。
の~んびりま~ったりのねことじいちゃんの毎日。
ん?
いつか見た様な気がする光景だなぁ。
じいちゃんのそばにはいつもねこがいて、
郵便屋さんとの何気ない会話。
お嫁さんとの他愛もない話。
くすくす。
じいちゃんってば、相変わらずだなぁ。
そうつぶやいているのは
傍にいるねこ?それとも私?
読み進むうち、なんか熱いものが込み上げてきた。
やばい、
やばいって。
目が赤くなってる感じする。
こんなあったかいねこ、
ずっと抱っこしていたいけど…。
つい、と本に戻ったねこ -
Posted by ブクログ
ほのぼのしみじみしていて、とても良かった。カラーページのきれいなこと。桜を見上げる構図とか、木の陰の描き方とか、さり気ないコマになんともいえない味わいがあって、繰り返し眺めて飽きない。電子書籍版はオールカラーらしい。少々高くなっても、これも全部カラーで見たかったなあ。
この作者、一体何歳ぐらいの人なんだろう。田舎の家のことをよく知っていて、ツボを押さえてるなあと感嘆しきり。仏壇の横の棚に物がつんであったり、タンスの上にラジオやなんかあって、鴨居にはやたら額とかが掛けてあったりして。じいちゃんが子どもであった戦時中の出来事とか、学生時代の(おそらく)東京での下宿の様子とか、ちょっとしたエピソー -
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