鳥野しののレビュー一覧

  • アステリスク

    購入済み

    泣きました

    まず美しい絵に惹かれました。ストーリーは比較的淡々と進みますが、主人公の重いが切なくて惹き込まれます。後半は泣きました。しっとりした作品が読みたい時におすすめです。

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    2018年04月09日
  • オハナホロホロ (6)

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    麻耶とみちるが同棲してた時にテレビをくれたのがゆうたの父親になる圭一、その時の圭一の恋人がニコ。
    ニコは圭一が死んでから、一度も悲しむ事を自分に許さなかったんだな…内側に溜め込んで溜めこんで、ゆうたを愛でる事でその溜まったモノを押し込んで生きてたんだな…。
    本当に得難いモノを得てしまう恐怖、それを抱く事の出来る喜び。結果として気付く事ばかりだけど、諦めてしまったらその結果さえ見届ける事は出来ないと言う事が描かれた物語だった。
    ニコは、本当に本当に圭一の事が好きだったんだなぁ。
    羽海野チカさんのアシスタントをされていた作者、確かにタッチは羽海野さんに似ていると言えない事もないが、この作品は作者が

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    2016年11月12日
  • オハナホロホロ (5)

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    同性愛のカップルと言うか、好きな相手が同性になってしまった時の暮らし方と言うか、日常をどう生きるかと言うのがなんの気負いもなく描かれている感じ。一度離れた二人だからこその歩みなんだろうけど、漫画として虚飾せず、身の丈に合ってる感と言うか、等身大なんだ…

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    2016年11月12日
  • オハナホロホロ (4)

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    好きだからこそ、その「好き」が世間が当たり前とする常識に当てはまらない時、我慢しなければならないのだろう。ゆうたの為にも。麻耶は「今」ではなく、自分に関わるみちるの事も、ゆうたの事も考えて、答えを出したのだ。世間を説得する為に闘うのではなく、身を引く事で二人を守れると思ったのだ。
    望月先生自作のぷっちょさん専用「スマホ」のアイデアが素晴らしすぎる…創意工夫の出来る人って尊敬に値するんだよ…

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    2016年11月12日
  • オハナホロホロ (1)

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    傷つけても大事じゃない訳じゃないのも、傷つけるのはいつも自分自身であるのも、どちらもありだ。私の周囲にはいわゆる婚期を過ぎても独身でい続ける男や女が結構いる。そう言う者同士、気があったら共同生活するのも、今の世知辛い日本では必要な「共同体」な気がする。
    ぷっちょさんを愛でるだけでも何回も読み返したくなる作品。

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    2016年11月12日
  • 藍の武士 御用絵師一丸

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    ああ、これはラノベレーベルじゃなかったな(^◇^;) と思ったり。今回は小茶ちゃんとの絡みがなくってちょっと(´・ω・`)ショボーン でもおもしろかったです。そうだよ、この時代だったら北町はあの人だよね! って読んでいて気づきました。時代劇見てた者としてはどきどきわくわくでした。篤姫ってもう一人いたんだなって。初めて知りました。次も楽しみです。

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    2015年10月13日
  • オハナホロホロ (1)

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    ネタバレ

    2015年上半期は家族を描いた作品が特に多いように思う。
    そんな中LGBT関連で知り手にとったこのマンガ。
    絵の可愛さに惹かれつつ読み進めると、どんどん内面をついてくる新しい家族のかたち。
    幼い子供が入ることによって、うまくまわる関係性は現実でもよくあること。そういう意味でも子供は天からの授かりものなのかもしれず、夫婦間だけの子としてでなく地域・社会として見守っていくのが自然な形なのかもしれない。
    だから本作のような1つ屋根の下もれっきとした家族なのでしょう。

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    2015年06月24日
  • ボーイ☆スカート

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    ただ、スカートが履きたいだけ。

    見た目の判断で、カテゴライズすることの危うさみたいなものを感じた。
    世間で、いわゆる同性愛・性同一性障害・LGBTなどなどの言葉がよくもわるくも認知されるようになってきているから、逆にそこに当てはめて考えてしまう。
    でも、それ自体が多分、違うんだな、って思った。

    感情の繊細な揺れが、優しく描かれていて、登場人物がそれぞれ魅力的だったなぁ。
    鳥野さんの絵柄もあたたかかった。

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    2015年06月21日
  • 手紙物語

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    今現在は休刊してしまっているジャンプ改で、リアルタイムで読んでいた時も、しみじみと思ったが、温かな絵柄で切ない優しさをストーリーから引き出せる先生なんだな、鳥野先生は
    代表作であるらしい、『オハナホロホロ』は恥ずかしながら未読ではあるが、この『手紙物語』に劣らぬほど、心が癒される作品に違いないだろう
    まず、帯に偽りなしってのが、高ポイント。確かに、この作品は無人島でヒシヒシと襲ってくるであろう孤独感を消すまではいかないにしても、紛らわせてくれるに違いない(まぁ、私みたいな漫画読みは、もっとイイ漫画を読みたくなって、余計にモヤモヤしちゃう可能性大だが)
    この『手紙物語』にはタイトル通り、人から人

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    2015年03月13日
  • 御用絵師一丸

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    ほりりんの時代小説。キャラたちの立ち位置などににやにや。おもしろかったです。続きあるといいなあ。小茶っ子ちゃん推しですん(*´ω`*)

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    2015年03月13日
  • 手紙物語

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    なんですか?!!この短編集!!
    すごいです。
    一話目の「苺とアネモネ」でいきなりがつんとやられました。
    短い物語なのに、すでに涙。
    「日雀」もよかった。
    その他の作品もみんなタイプの違う話だというのにどれもすごく魅力的で温かくて心を揺さぶった。
    すごい宝石箱みたいな短編集。
    これはすごい。

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    2014年11月14日
  • オハナホロホロ (6)

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    完結。
    複雑に入り組んだ関係。人間関係的にも、世間的体裁的にも、迷い悩みはじめたらキリがない。
    途中どうなっちゃうのかな~とじりじりさせられた部分もあるけど、まあみんなそうやって悩みながらなんとか大事なものを選んでいくのだろうな、と。

    こういう関係も、あっていいんじゃないかなと思う。
    苦しいものも、迷いも悩みも、すっきりなくなることなんてないけど、それでも、周りの人たちを、自分を、大事にしていけたらいいなあ。

    番外編?後日談?がよかった。

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    2014年02月18日
  • オハナホロホロ (5)

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    ネタバレ

    ほ…本編も、終わりが見えてきてとてもよかったのですが…

    あとがきの
    「持っているすべての服が似合わなくなる瞬間!!(加齢による)」
    てのが、今まさに私の悩みをそのまま表していて…
    「そうそう、そうなの!わかる~!」と勝手に盛り上がってしまいました…

    内容については「子はかすがい」って感じの展開になっていた(笑)
    望月先生が気になっていたのでちょっと残念ではあるけれど
    一緒に過ごした時間の密度に勝てるものはなかなかないってことなんだろうな。

    圭一さんの実家があたたかくてほんわりした。

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    2013年06月18日
  • オハナホロホロ (4)

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    ほんのり漂っていたGL要素を突きつけられ、軽く衝撃を受けた巻。 いゃもともと2人にはついて回った過去なんだけど、麻耶ちゃんの中では過去になってなかったんだなぁ…。
    そして、頑張ってるのはわかるけど思考が読めなくてあまり好きではないみちるが、私は今回もやっぱり理解出来ない(´・ω・`) 流されやすい子なのはわかるけど、麻耶ちゃんに告られて嬉しくて、勢いで押し倒したのにでも拒絶されてアッサリ退いて。
    彼女の気持ちを尊重してると捉えるにしても、母であるみちるより麻耶ちゃんの方がゆうたへ配慮しているように思えてならない。

    でもそこの不満を置いておいても大好きな作品。 何より男性陣が愛おし過ぎる(*´

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    2012年09月07日
  • オハナホロホロ (1)

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    羽海野チカさんのアシスタントさんの本ということと
    子どもほのぼの系+絵に魅かれて購入。
    上記のほのぼの日常かと思いきやなかなか複雑な人間模様が
    深く背面に絡んでいて、読んでてどんどん引き込まれました。
    心理描写とか食べ物のおいしそうな表現とかうまいなぁと思いました。

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    2011年05月20日
  • オハナホロホロ (2)

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    二巻目にしてだいぶ内容に慣れてきました。
    面白くなってきたけど、それにつれて徐々に人間関係というか伏線っぽいことも増えてきて複雑になりそうな予感が。
    続きが楽しみです。

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    2011年05月05日
  • オハナホロホロ (2)

    Posted by ブクログ

    腐なんでニコくんと雨宮の関係が描かれることを願うが、やはりゆうたの殺人的可愛さよ…。ゆうたの台詞が吹き出しに書き込まれてないところがミソである。独身の男女が増えている昨今、人ごとでなく、こう言う「一つ屋根の下に暮らす他人」は一種理想形だ。

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    2011年04月17日
  • オハナホロホロ (2)

    Posted by ブクログ

    連載再開というか、続刊が出るというお知らせを聞いて踊ってしまいそうになるくらい嬉しかったです。二
    巻は、まさかの展開です。新しい人物の登場により、あの二人の女性と二人の男性(ゆうたを含む)の間にも変化が訪れます。まるで成長することに怯えているとさえ見えたみちるが、母親としての、女性としての、大人としての責任に目覚めていく姿がとてもよかったです。また、二巻の番外編みたいなショットエピソードには、切なすぎて泣かれてしまいた。
    大人の戸惑いと成長がホロホロと綴られているこの物語、次巻も楽しみです。

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    2011年02月11日
  • オハナホロホロ (1)

    Posted by ブクログ

    お花がホロホロ。そんなお話です。
    読みながら猛烈に泣いてしまいました。切なくて心臓が止まるかと思った…。可愛いけど可愛くない。可愛くなりたいけど可愛くなれない。寂しいけど寂しいと言えない、寂しいと言ってはいけない。3人の心がひとつになった瞬間世界は虹色になる。そんな物語でした。
    さすが羽海野チカ先生のアシさん。羽海野先生の感受性を受け継いだ人なんだなと。しかしそれ以上の、しのさんにしか描けない優しさをちゃんと発揮してくれています。とても素敵な作品です。

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    2011年02月11日
  • オハナホロホロ (2)

    Posted by ブクログ

    この話に流れている関係の危うさというか「いつか終わってしまうかもしれない」というしずかなせつなさが好き。
    それでも登場人物の強さがそれを救う。
    不安になったり取り乱したりいい加減だったり優しかったり、すごく等身大な感じがいいと思う。
    今回新たに登場した望月先生の今後が楽しみです。

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    2011年01月10日