鳥野しののレビュー一覧
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購入済み
泣きました
まず美しい絵に惹かれました。ストーリーは比較的淡々と進みますが、主人公の重いが切なくて惹き込まれます。後半は泣きました。しっとりした作品が読みたい時におすすめです。
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Posted by ブクログ
麻耶とみちるが同棲してた時にテレビをくれたのがゆうたの父親になる圭一、その時の圭一の恋人がニコ。
ニコは圭一が死んでから、一度も悲しむ事を自分に許さなかったんだな…内側に溜め込んで溜めこんで、ゆうたを愛でる事でその溜まったモノを押し込んで生きてたんだな…。
本当に得難いモノを得てしまう恐怖、それを抱く事の出来る喜び。結果として気付く事ばかりだけど、諦めてしまったらその結果さえ見届ける事は出来ないと言う事が描かれた物語だった。
ニコは、本当に本当に圭一の事が好きだったんだなぁ。
羽海野チカさんのアシスタントをされていた作者、確かにタッチは羽海野さんに似ていると言えない事もないが、この作品は作者が -
Posted by ブクログ
今現在は休刊してしまっているジャンプ改で、リアルタイムで読んでいた時も、しみじみと思ったが、温かな絵柄で切ない優しさをストーリーから引き出せる先生なんだな、鳥野先生は
代表作であるらしい、『オハナホロホロ』は恥ずかしながら未読ではあるが、この『手紙物語』に劣らぬほど、心が癒される作品に違いないだろう
まず、帯に偽りなしってのが、高ポイント。確かに、この作品は無人島でヒシヒシと襲ってくるであろう孤独感を消すまではいかないにしても、紛らわせてくれるに違いない(まぁ、私みたいな漫画読みは、もっとイイ漫画を読みたくなって、余計にモヤモヤしちゃう可能性大だが)
この『手紙物語』にはタイトル通り、人から人 -
Posted by ブクログ
ほんのり漂っていたGL要素を突きつけられ、軽く衝撃を受けた巻。 いゃもともと2人にはついて回った過去なんだけど、麻耶ちゃんの中では過去になってなかったんだなぁ…。
そして、頑張ってるのはわかるけど思考が読めなくてあまり好きではないみちるが、私は今回もやっぱり理解出来ない(´・ω・`) 流されやすい子なのはわかるけど、麻耶ちゃんに告られて嬉しくて、勢いで押し倒したのにでも拒絶されてアッサリ退いて。
彼女の気持ちを尊重してると捉えるにしても、母であるみちるより麻耶ちゃんの方がゆうたへ配慮しているように思えてならない。
でもそこの不満を置いておいても大好きな作品。 何より男性陣が愛おし過ぎる(*´