鳥野しののレビュー一覧
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Posted by ブクログ
友情のキスとか、
友情のハグだとか、
その距離感がとてもよい。
友愛は恋愛よりもずっとたおやかなモノだけど、
だけど、それは決して心をざわめかしたりしない、わけではない。
大切なモノが揺らげば、
それはココロをもおおきく揺らす。
いつかたどりつきたい場所ではなく、
いつでも帰ってこれる場所というのは、
きっとそういうモノなのだと思います。
恋愛にはスタートがあってそしてゴールがあるけど、
友愛にはスタートしかないんだ。
そしてあとはずっとゆるゆる続いていくんだ。
...to be continued.
作者は羽海野チカのお弟子さん。
ぜんぜん知らないで読みはじめたけど、とちゅうで気づ -
Posted by ブクログ
5年前、麻耶と”同棲”していた部屋から失踪したみちるは、再び姿を現した時、小さな男の子の母となっていた。
そこに下の階の住人ニコもやってきてー
絵的にほのぼのしたストーリーなのかなと思ってたんだけど・・・
繊細で難しいテーマでした。
女×女、男×男。
色々と複雑に絡み合って、生活してく様。
ゆうちゃんていう存在の大きさが重たいんだけど、それが重要で。そして救われて。
最終的に良かったねって事にはなるんだけど、何だかもやもやが残るというか。
結局、ゆうちゃんは番外編2で救われたって事で良いのかな。
圭一とみちるの馴れ初めも中途半端なままだし。
経過的なものは、すごくリアルなんだけど、最後が