草薙龍瞬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ元々は、「人とのコミュニケーションにおいて、相手の反応を気にせずに自分の言いたいことを言う」というテーマでこの本を手に取った。
実際、対人関係において「感情」と「関わり」を分けて、感情については反応しない。ということで対処できる。という本書の結論には辿り着いた。
特にこのテーマにおいて新しい考えだと思ったのは、「自分を二分して前と後ろに置く」という考え方。
前では相手を理解すること。後ろでは自分を理解するということ。いずれも人を理解することに集中し、その上で反応しないこと。対人関係において、どうしても意識を相手の前に置いてしまうことが多かったので、もう半分を自分の後ろに置いて客観視すること、そして意図的に感情スイッチをオフにすること、という考えを身につけた。
対人関係とは別に、そもそもの「日々の悩み」における処方箋も学べた本だった。
この悩みが承認欲求から来るということ。そしてこれは乾き続け、満たされることはないということ。元々は、どうやったらこれを満たせるか?という視点に立っていたものを、満たされない前提で無視するという、シンプルではあるが新しい発想を得られたのが良かった。
私の場合、5つの妨げも大いに自分を苦しめていた。
楽したい気持ちや、やる気の出ない心。
これらも、すべて原理は同じ。
胸がざわざわしてきたら、反応している証拠。
目を閉じて、外部刺激が「妄想」であり、非現実的なものであることを認識させる。
そして、今の自分の「感覚」に集中すると、反応は収まり、綺麗に無視できる。今目の前に集中できる。
この思考法を体現しながら、
納得できる自分、反応しない自分、を確立していきたい。 -
購入済み
心穏やかに生きるヒント
この本にはさまざまな心穏やかに生きるヒントがあったと思う。特に私の印象に残ったことは,苦しみのない心でいるためには,「相手に反応して自分の心を失わないこと」だった。
これは眼の前の相手の嫌な言動に対してだけではない。自分自身の過去についても同じことが言える。自分が過去に何か嫌な目にあった時,それがずっと昔のものでも,自分がその過去の記憶を思い出して,また嫌な気分になることがある。これも,反応していることの一つである。自分自身で自分の心を暗くさせてしまっている。
このような反応によって起こる苦しみは私にも意外に多いと読んでいて気がついた。
自分の苦しみがどこから来ているのか気を付けて生活しようと思った。
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Posted by ブクログ
初めて読んだ、草薙龍瞬さんの本。
反応しない練習、だったかな、ベストセラーだったんですね。
ヴィパッサナー瞑想、というのか。マインドフルネスというのか。
よく知らないまま読んだが、これができれば確かに苦を逃れられると思って数日実践した。
今この瞬間にしていることに常に気づくこと。
歩いている時、感情が反応した時、気づいて、ラベリングして、手放す。
今ここに100%でいることって難しい。
私の場合、言葉で都度ラベリングするのはなんだか苦しくなってきてしまって、結局今やっていることだけを100%全力でやろう、という段階でとどまっている。
しかし苦しみって、過去に起きたことに対する反応を繰り返しているに過ぎない(それが業)、というのは本当にその通りだと思う。過去の被害者から脱して、能動的に自由をつかみ取る。
そのためには「反応しない」だ、と頭に入れておこう。
「今」から心が彷徨い出ないように(心を漏らさない)、「今」と身体の感覚以外はすべては妄想だ。と知ること。過去の記憶も未来への不安も、他人との比較も。
全て妄想であり、妄想に怒り、妄想にエネルギーをとられ、同じ反応を強化していく。無駄なんだ。
また読み返したい。 -
Posted by ブクログ
思考が現実化するという内容の本はよくありますが、この本は逆です。
体の感覚に戻ることで心を浄化するという内容です。
思考が現実化するなら、心の中が悩みや不安でいっぱいいだと負のスパイラルに入ってしまいます。
まずは体の感覚に意識を集中する、目の前の作業に没頭することで心をクリーンにできると書かれています。
また印象に残ったのは特に人生の目標などなくてもいいというところです。
仏教的な目指す生き方は心の浄化と他者貢献と自己納得です。
人生の目標に囚われる必要がないという事はかなり心を楽にしてくれます。
また心はニュートラルが基本というのも印象に残りました。
快はおまけであるという事。
無理をして快を求める必要もないし、刺激がないからといって悩む必要もない。
目の前の作業に没頭することでフロー状態に入り、それが快になるということです。
毎日の日常でプチ修行として実践できる内容だと思いました。