あらすじ
つらい気分は５つのラベルで整理する――。 散らかったアタマがみるみる晴れていく合理的な悩みの片づけ方。 ベストセラー『反応しない練習』の著者が心を込めて届ける「今の自分にできること」。 【モヤモヤ、クヨクヨ、ウツウツ気分の「悩み」が生まれたら、この本を開いてください。あなたの悩みにストレートに役立つ解決策がみつかるはずです。】 心を整理する天才・ブッダによる、実に論理的で明快な悩み解消本！
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「私はこのために(利益)、この怒りを引き受けよう！」「やりたい！やろう！やっている！- で人生まわすこと。」まだためになる言葉はあるけれど、とりあえずやってみようと・・作者・出版社に感謝です！ありがとう！
Posted by ブクログ
妄想（雑念）があると不安になる。不安を解消するために、５つにラベル分けして、それぞれの考え方で対応していくって書かれていて、瞑想に似ているのかなと思いました。
Posted by ブクログ
僧侶である著者が、悩みにフォーカスを当ててその片付けを案内している本。
俯瞰してみると悩みの正体が見えて、悩みに支配されていく…どう解き放ちどう生きるか、解決の糸口が見つかる。
Posted by ブクログ
仕事、人間関係、将来への漠然した不安――人はみな大なり小なり悩みを抱えているものですが、私の場合は”なんだか気に障る”同僚です。
おそらく人間としての相性が壊滅的に悪く、仕事自体に不満はないのに、その人が近くにいるとざわざわ、ぴりぴり……。そんな日々に嫌気がさして、なんとかラクになる方法はないものかと、さまざまな本を手に取っています。
表紙には「天才ブッダの悩み解決法」とありますが、難しい表現はまったくありません。むしろ、加筆にあたり筆者みずから挿絵を担当されたそうで、このゆるいイラストに何度も癒されました。カッコいいクロクマに憧れるシロクマがかわいい。
本書では、心をざわつかせる正体を解体し、期待・思い込み・怒り・迷い・妄想の5つのラベルを貼って整理しようと説明しています。
そしてラベリングができたら、まず刺激を与える反応から距離を置き、「禅エクササイズ」に取り組む。
禅エクササイズといっても難しいものではなく、歩く・呼吸するといった動作に集中するだけです。
悩みというのはとにかく、”暴走した妄想”によって肥大化していくイメージがあります。
イライラさせるものが近くにあり、それに対して妄想を働かせ、もっと腹が立ってくる……。
以前読んだ禅語の本で「非思量」ということばが紹介されていましたが、反応に対してとにかく考えを深めないこと。不快な感情に支配されないために、それが肝要だとされていました。
物理的に距離を置ける対象ならまだしも、同じオフィス内となると難しいところもあります。
しかし、おだやかな、心豊かな生活を手に入れるために……明日またイラッとしたら、「禅エクササイズ」試してみたいなと感じました。
